お客様の声

  • Vol.1 どうしても手に入れたかった、見晴らしのいい家

    家づくりの成功のコツを実際に家を建てたお客様にお聞きしました。
    第1回目は、富山市のF様です。
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    正面からだと2階建てに見えるF邸。家族や来客が出入りする玄関は1階にあります。
    雄大な景観を望む、広々とした空間
    以前はアパート暮らしだったFさんご夫妻。「子供が大きくなるにつれ、アパートでは力を持て余すようになる」との考えから、新居を構えることを決意されました。 Fさんが新居に最も求めたものは、見晴らしの良さ。土地探しから始まった夢のマイホームづくりは今、山沿いの傾斜地に形となって実現しています。周囲の自然の中に溶け込むかのようにたたずむF邸からの眺望は抜群。リビングから続く大きなウッドデッキからは、立山連峰から富山平野、富山湾まで見渡せます。この雄大な景観がご家族の心に安らぎを与えていることでしょう。また、リビングには大きな開口部を設けることで、冬場は床暖房の温もりに包まれながら、雪景色を楽しめるようになっています。
    家の周囲を囲む煉瓦造りの塀や、1階部分が煉瓦貼りになった外観など、見た目がお洒落で気に入っています。外観の煉瓦は職人さんによるものなので、手作りの温かさがあります。アンティークな外灯とポーチ灯とも調和がとれていていいですね。周囲に張られた芝や樹木にも心が和みます。


    Vol1_02.jpgウッドデッキ
    リビングの大きな開口部には、ご主人から提案されたアンダーセン社製木製サッシを採用。中が白木で外側が樹脂なので結露しにくい。


    Vol1_03.jpg土地の長所を活かし、短所を克服
    傾斜地を活かした3階建ての建物であることも、F邸の大きな特徴だ。地下1階には車庫をはじめ、ワインセラーや書斎が設けられていますが、設計士が最も懸念したのは浸水。そこで、2重の壁を造り、万が一水が入ってきてもすぐに排出できるような仕掛けが施されています。この防水対策に加え、耐震性も万全。地下1階を鉄筋コンクリート造りにすることで、地震や台風に強い家を実現しています。また、外壁材にはメンテナンスフリーの板張り調の輸入サイディング、屋根には高断熱で軽量の金属板を採用するなど、外観からもこの立地条件に適した建物となっていることが分かります。「すごくいい感じで暮らしています」とFさん。安心できる家だからこそ、毎日を心地よく暮らすことができるのでしょう。


    災害に強くて安心できる家
    地震や台風などの自然災害に強い設計がされており、満足しています。地下の防水対策も万全だと思いますから、安心しています。設計士の方が苦労されただろうなと思うところは、外構ですね。1階分の高低差が自然な形の傾斜になっているので感心しました。
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    地下1階にあるワインセラー。まるでイタリアンレストランのよう。
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    DATA
    家族構成 : 夫婦、子ども1人
    建ぺい率 : 13.17%
    敷地面積 : 906.00m2(274.05坪)
    建築面積 : 119.26m2(36.07坪)
    床面積 : 205.71m2(62.22坪)

    SCHEDULE

    平成13年
    見晴らしのいい土地探しを依頼。しかし、良い物件が見つからず、一時中断。
    平成15年
    お子さんの誕生を機に、再度土地探しを依頼。
    平成15年の暮れ
    納得できる土地を発見し、契約。
    平成16年
    着工
    平成17年3月か4月
    引渡し。一部鉄筋コンクリート造3階のため、設計施工の面で通常より工期が多く必要でした。