みなさん、おはようございます。総務部の渡辺です。
今回は交配(受粉)作業のご紹介です。
受粉というのは確か、小学校か中学校で習った記憶が・・・「風媒(スギ?)、水媒、虫媒(ミツバチが有名)」等があるようですね。梨の場合は、人工的に人の手によって受粉作業が行なわれます。
この時期はニャンコではなく、ミツバチの手も借りたい心境
この容器の中に梨の花粉(前回の続き)が入っており、湿気が入らないようにビニールテープで密封しています。
この花粉を分離機(左側)で更に高純度の花粉を取り出します。ちなみに今年、壊れました(笑)10数年使っていた代物だったそうです。また出費がぁ・・・( p_q)エ-ン
そして「まぜ太郎くん(右側)」を使って、花粉と赤色の粒子の粉とをある配合割合で混ぜ合わせます。
これがお馴染みの「ぼん天」です。どこかで見かけた事があるような?・・と耳掻きに使っておられる方もいらっしゃいますね。私が行く床屋さんでも使っています。
この「ぼん天」と「ラブタッチ」という器械で受粉をします。
先端にフサフサがついている代物が「ラブタッチ」です。グルグルと回転して花粉が出てくるのですが、ウカウカしているとドンドン花粉が出てきてもったいないので、超スピード(小走り)で全ての花に吹っかけます。(一応、スイッチがあるので、走りっ放しではありませんが・・・笑)
呉羽梨の花の満開。キレイですね~でも、花粉症の私にとってみれば、泣けてしまいます
ずっと前に、梨の花を花瓶に生けようか?という話がありましたが、花粉が出てくるので即取り止めになりました(笑)
これは「なつしずく」という呉羽梨です。我が家には5本植えてあります。まだまだ若木ですが、今年から収穫出来そうで楽しみのひとつです♪
これは4月19日の豊水梨の様子。開花の時期が過ぎて花びらが散り、ちっちゃな実が成っているのが分かりますか?
次回の「先日の呉羽梨」は、その後の様子をご紹介します。ではでは~♪