点検ブログ

  • 【暖房機器/蓄暖】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    暖房機器は蓄暖です。蓄暖は水蒸気を発生させない暖房器具なので、室内の水蒸気量がそのまま変わらずに室温だけが上昇(湿度が下がる)すると過乾燥になる傾向があります。健康を考えて加湿器を点けるご家庭もありますが、お客様宅では特に使っていないとのことでした。クロスの変化が大きくなる要因のひとつとして過乾燥もあげられています。

    [LDK]

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    [LDK]

    開き戸の底部(ドアの底部と床の間/換気用のドア底部の隙間)には透明なセロテープ状の物が貼り付けてありました。玄関ホールからLDKへの冷気の進入(隙間風)を防ぐ役割があると思われます。

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    [階段口]

    カーテンレールが取り付けてありました。冬場には厚手のカーテンを取り付けて2階からの冷気が降りてくるのを遮断する役割があると思われます。レールの取り付け位置に工夫があり、正面は真下、横は横向きに取り付けてありました。

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    温度の感じ方・体感温度の違い。大小を問わず、人が集まる施設では「暑い、寒い」等、体調や体質によって寒さの感じ方が違っています。皆さんの周りにも暑がりや寒がり・・・いらっしゃると思います。

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    「体感温度」と検索すると、体感温度が分かる公式や汗による気化熱など、サッシからの熱の放出や表面温度、体の温度の感じ方の仕組み等々、どれがマッチする答えなのかよく分からないこともあります。

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    定期点検でこんな話題?と思われるかもしれませんが、お家の内外、住まいには話題がいっぱいです。

  • 【お客様DIY】2013年9月21日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町I邸)

    お客様DIYです。敷き詰められているタイルなど、アプローチがひとつひとつ丁寧に施工されていて、周囲にはタマリュウも植え込んであります。お客様オリジナルです。

    [建物正面/玄関前]

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    [建物正面/お庭]

    花壇も丁寧に施工されています。

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    [ビフォー/1年目点検時] [アフター/2年目点検時]

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    花壇の植栽の配置は「遊歩道」をイメージされているようです♪表層に埋められたレンガの数々、お客様のセンスが光っています。

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  • 【白いクロスを背景に壁飾り/ウォールステッカー】2013年9月21日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町I邸)

    これは簡単に貼れて剥がせるウォールステッカーなのでしょうか。一般的な壁クロスのデザイン・模様を選ぶよりもシンプルな白をチョイス&背景にして、自由度が高くて自分なりのアレンジが楽しめるのが好評なのでしょうね。とてもステキです♪

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  • 【点検枡】2013年9月18日(水)お家の点検2年目(射水市M邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の状態を確認。特に異常はありませんでしたが、枡内には施工時のビニールが被っていました。

    [建物右面/東側]

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    私たちの不手際なので、ビニールを取り除いて会社に持ち帰りました。

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    [汚水枡]

    汚水枡を確認。底部に白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物左面/南側/キッチン等]

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    お客様にも現在の状態を見て頂きました。将来的な「排水管の詰まり防止」の為、ホースの水流で洗浄して頂くようお願いしました。

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    お客様は早速、ホースの水流で内部を洗浄されました。すぐに行動して頂きありがとうございます。

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  • 【お客様DIY】2013年8月22日(木)お家の点検1年目(富山市M邸)

    [外構への砂利敷き]

    お家の後面(お庭)には砂利が敷いてあり凸凹していました。不思議に思ってお聞きしたところ、時間のある時ですが、ご主人がお子様と一緒にスコップで均等に敷いておられたそうですね。

    [建物後面/東側]

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    [日除け]

    和室の窓から入ってくる太陽光を遮るカーテンの一種?です。お客様の手で設置されたご様子。畳の表面が焼けるのを防いでくれます。

    [建物左面/北側/和室側]

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    内側からサッシ(網戸)の開閉テストをしようとしたところ、引っ掛かりがあるのを発見。外壁に穴を開けたのではなく、網戸に器具(フック)を取り付けたようですね。見事なDIYです。

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    [エアコン室外機の笠]

    エアコンの消費電力について。エアコンメーカーのダイキンの調査によると、「日除けの設置」や「設定温度+2℃」などで消費電力が約20%削減されるそうですね。室外機の笠地蔵?が光熱費の節約にひと役買っています。

    [建物後面/東側]

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  • 【外部化粧柱の松ヤニ】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q 柱から松ヤニが出ている。
    A 現状を確認。米松(べいまつ)を化粧柱に用いた仕様です。松ヤニが出てくるのは米松内に含まれているヤニが年月の経過とともに少しずつ出てきているものと思われます。
    [建物左面/南側]
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    [上部]           [下部]
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    木の表面は新築時と比べると経年変化(太陽の紫外線等による劣化)によって少しずつ色あせていきますが、「木の特有の色合いや質感が良い」ということもあります。
    [建物正面/東側]
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    お客様宅は軒の出を長くとっている仕様。これによって化粧柱は紫外線や風雨等の影響を受けにくい環境でもあり、劣化等の進行は遅いと思われます。前回の2年目点検でも助言しましたが、DIYによる防水塗装をお願いしました。「外部にある木は将来的に腐食する」こと、外壁の基材も「防水塗装で守られている」こと等々、今後は部材の保護(メンテナンス)が必要になってきます。[建物左面/南側]
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  • 【クロスのヒビ割れ】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q 天井のクロスがヒビ割れしている。
    A 現状を確認。クロスの下地(石膏ボード)のジョイント部分での隙間・動きがクロスのヒビ割れ現象を引き起こしている状態。クロスが経年変化等によって次第に硬化しているので、木部の湿度変化による伸縮等に追随できなくなってきたものと思われます。クロス保証は2年、今回の5年目点検では他の現場と同様にお客様DIY(コークボンド充填)をお勧めしています。
    [和室とDKの間]
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    襖戸の開閉テストを実施。今回は特に問題ありませんでした。
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    お客様からお聞きすると、以前に開閉しにくい時があって、お知り合いの建具屋さんに調整を依頼していたことがあったそうで、対処法では戸首等を少し削られたとのことです。
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