点検ブログ

  • 【クロスの隙間等】2014年11月21日(金)お家の点検2年目(富山市婦中町M邸)

    クロス屋(インテリアシンエイ)さんに同行して頂きました。クロス補修用のコークボンドを充填しています。木造住宅の特徴なのですが、湿度変化による木部の調湿機能(伸縮)に伴って下地ボードが動いて上に貼ってあるクロスが追随することで起こり得る現象となっています。

    [階段踊り場]

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    [コークボンド充填後、指でなぞる/周囲の柄に似せる]

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  • 【クロスの変化】2014年11月13日(木)お家の点検2年目(富山市D邸)

    クロスが少し浮いているのを発見。光の当たり具合(特に間接照明)によって少し目立つこともあります。お客様にお聞きすると、知らなかった・気づかなかったとのことでした。下地ボードの境目の上にあるクロスが少し浮き出ている現象です。

    [1階ホール]

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    クロスのヒビ割れを発見。

    [2階居室]

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    下地ボード等の動き(木造住宅ならではの湿度変化等による伸縮等による追随)によって表面に貼られている壁クロスがヒビ割れすることもあります。ホームセンター等で販売されているコークボンドを使うと簡単に目立たないように補修できます。

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    ヒビ割れ箇所にコークボンドを充填し、濡れタオルで拭き取りして馴染ませています。

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  • 【壁クロスの隙間等】2014年11月26日(水)お家の点検2年目(魚津市O邸)

    クロスとクロスの間の開き。気になる・気にならないはお客様の感性によって違ってきますが、この現象は下地材が湿度変化等によって伸縮、下地ボードが動き、クロスが追随できなくなることで発生する現象となります。

    [LDK/東側]

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    クロスのヒビ割れ。ヒビ割れ部分にコークボンドを充填。

    [階段踊り場]

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    仕上げに濡れタオルで拭き取ってヒビ割れ部分にコークボンドが浸透するようにしています。

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  • 【クロスの変化】2014年11月8日(土)お家の点検2年目(高岡市O邸)

    クロスとクロスの間の隙間等にコークボンドを充填して目立たないようにしています。

    [LDK]

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    1年目点検で話題にあったクロスの膨らみ現象。今回は2年目点検でクロスの保証期限なので、弊社発行の保証書に基づき対処することになります。クロスの膨らみ現象に対処する方法では膨らみ部分にカッターで切れ目を入れています。

    [階段口]

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    開けた切れ目にコークボンドを充填して、はみ出たコークボンドを濡れタオルで拭き取りします。

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    最後の仕上げにローラーで均すことで補修跡を目立たないようにしていますが、光の当たり具合等によっては目立つこともあり、補修の限界も存在します。お客様に見て頂き、補修跡を理解して頂きました。

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  • 【お家の定期点検を楽しんでいます】2014年11月8日(土)お家の点検2年目(高岡市O邸)

    弊社・中田工務店の訪問検査(定期点検)は楽しい雰囲気です。「検査」と聞くと仰々しく感じることもありますが、お客様宅の現状検査と対処、将来的に起こり得る現象の説明となっています。

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    定期点検では恒例となっていますが、最後の「本日の点検結果のお客様への報告」です。木造住宅の場合は気候や天候、お家の立地条件(周辺環境)、室内の冷暖房器具等によって起こり得る現象がお客様宅によって異なってきます。善処していますが、限界も出てきます。どの時点でお客様のご理解を頂けるのかは難しさもあります。

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    今回のクロスの膨らみ現象。カッターで壁クロスに切れ込みを入れてコークボンドを充填する方法となりましたが、クロスの柄や色、厚み等によっては補修跡が逆に目立ってしまう場合もあります。

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    思えば・・約10年前、「他社はすでに定期点検を実施している?」と、家の点検が当たり前のように言われ始めた頃でした。弊社の場合は「どんなふうに点検するん?」「お客様から何を言われるんだろう・・」と、今思うと笑い話かもしれませんね。

  • 【クロスの変化等】2014年10月25日(土)お家の点検1年目(富山市W邸)

    Q クロスがヒビ割れしている。

    A 現状を確認。下地ボードのジョイントになっている部分のクロスに変化が起こっている状態です。構造的な異常ではないのですが、湿度変化等で木部が伸縮することで下地ボードが少し動き、上に貼ってあるクロスが追随できずにヒビ割れしてしまう現象となります。

    [2階居室/北側・東方向]

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    対処法としてコークボンドを充填して目立たないようにするしかないことを説明し、理解して頂きました。この場所は営業の永原がコークボンドを直接充填、コークボンドを指先に取ってヒビ割れ箇所に塗り込み補修することになりました。

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    一方、工事の砂田は別の場所をコークボンド補修しています。

    [階段口]

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    [1階トイレ・開き戸]    [道具類]

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  • 【クロスの補修跡】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    天井クロス同士の間を見ると、コークボンドの乾いた白く透明な補修跡が太陽光で反射していました。お客様が5年目点検後にDIYでクロスの隙間にコークボンドを充填していたそうで(5年目点検で助言)、お客様はクロスの経年変化についても理解されていました。
    [2階居室]
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  • 【クロスの変化等】2014年6月23日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    Q クロスに隙間が発生してきた。
    A 「木の調湿機能」の特徴に起因して湿度変化等により下地ボードが動くことで表面に貼ってあるクロスが追随する「起こり得る現象」となります。後日、目立たないように補修することをお約束。
    [LDK/隙間]
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    [2階居室/浮き]
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