点検ブログ

  • 【下足箱の扉が玄関框(かまち)を擦る】2012年5月10日(木)お家の点検2年目(富山市N邸)

    下足箱の右側の扉を開けると、扉の底部が玄関框を擦っている状態でした。
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    現在のところ床面に擦り傷はありませんでした。そこで、玄関框に傷が付く前に右側の扉を少し上に上げることにしました。接続金物をドライバーで調整しています。
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    扉の状態を再確認。「扉の底部が玄関框を擦る」現象は改善されましたが、扉を少し持ち上げたことによって左側の扉とのバランスが少しずれてしまいましたが、お客様に改善状態を説明して、納得して頂きました。ありがとうございます。
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  • 【開き戸の開閉/リビングドア】2012年3月31日(土)お家の点検5年目(富山市A邸)

    リビングドアの開閉テストを実施。ドアノブを少し動かしてみると、ラッチとラッチ受けのかみ合わせが少し悪くなっている状態を発見。そこでラッチ受けの位置を微調整して現状を改善。
    [リビングドア]
    07_TA5_開き戸の開閉_01.jpg07_TA5_開き戸の開閉_02.jpg

    Q 自分でも丁番の調整をしているが、少しドアが傾いた感じがする。
    A 現状を確認。お客様は開き戸の開閉に不自然さが感じられた時、DIYで調整されているそうです。そこで、点検スタッフが改めて今後のお客様DIYに役立つように、上下にある丁番を調整しながら口頭で説明を交えながらドアの傾きを補正しました。
    [2階居室]
    07_TA5_開き戸の開閉_03.jpg07_TA5_開き戸の開閉_04.jpg

  • 【開き戸/2階トイレ】2012年3月12日(月)お家の点検5年目(富山市S邸)

    開閉時にドアの端っこがドア枠に少し引っかかる状態を発見。このドアの調整には専用の六角レンチが必要ですが、数多くのメンテナンス現場を担当している砂田。道具箱の中から数本の六角レンチを取り出し、レンチの先端の形状を見て同じ型の六角レンチを素早くピックアップ。
    扉とドア枠の間の丁番を回して、扉を前後・左右に動かして扉の位置(傾き等)を調整。
    09_MS5_開き戸の調整_01.jpg09_MS5_開き戸の調整_02.jpg

    次に閉まり具合を確認。ラッチ受けが少し引っ掛かったのでラッチ受けのビスを微調整して現状を改善。
    09_MS5_開き戸の調整_03.jpg09_MS5_開き戸の調整_04.jpg

  • 2012年2月1日(水)お家のアフターメンテナンス(定期点検)の様子が見える

    2012年2月1日(水)お家の点検について(別角度から見てみようの編)
    スタッフ メンテナンス専門チーム一同

    【お家のアフターメンテナンス(定期点検)の様子が見える】
    弊社では過去数年間にわたってお家の定期点検(新築お引渡し後の1年目、2年目、5年目)をブログに掲載してきました。ブログ上では点検当日の記事(点検現場での写真とコメント)を場所や現象等で区分しているのですが、ブログの性質上、時系列の並びになってしまい少し分かりにくいこともありました・・・(汗)。
    そこで、一般的なお家の鳥瞰(ちょうかん)図を制作して、「ブログに書いてあるのは具体的にお家のどの辺りなの?」等々ということが視覚的にも分かりやすくなるように考えてみました。

    これは平面図(左)と鳥瞰図(右)です。この間取りは弊社の設計士が書いたものではないので、あくまで一般的なサンプルとして見てくださいね。設計士が書くと、もっともっとステキになります☆
    01_1階平面図.jpg02_1階鳥瞰図.jpg

    (私の場合は平面図に不慣れなので、鳥瞰図のほうがイメージしやすいと思います)

    これは図面を利用して一般的なお家を立体的にしてみました。外回り・外周(雨水枡や汚水枡、屋根点検等)の点検場所等が具体的に分かりやすいと思います。
    03_外まわり点検.jpg04_外まわり点検.jpg

    外回りの点検では・・・
    外壁や雨樋、基礎、サッシ、屋根(2年目、5年目、10年目)、雨水枡・汚水枡(5年目、10年目)等々、数えるとキリが無いかもしれません・・・(汗)
    外回りの後は室内の点検・検査を順番に行ないます。間取りによって順不同ですが・・・
    玄関→ホール→LDK→キッチン→トイレ→洗面脱衣室→浴室→・・・等々
    床下や小屋裏(天井裏)の点検は2年目、5年目、10年目となっています。
    でも、お客様からのご要望があれば、○年目点検で検査する項目以外も実施しますので、ご安心くださいね。
    お家の仕様・装備等によって違いはあるのですが、点検する項目はほとんど同じになると思われます。
    05_1階玄関から.jpg06_1階LDKから.jpg07_1階洗面脱衣室・浴室・トイレ.jpg

    また、お家の内外で起こり得る現象や事例では、お家の立地・周辺環境(周囲に何があるのか?天候の影響を受けやすいか?等々)や自然環境、住まわれるご家族の生活スタイル(冷暖房器具や調理器具等による室内水蒸気の増加等)等々によっても異なってきます。
    一般的に新築時の「新しい時」は「部材等の経年変化が現れてくる数年後」に対してそれほど関心が無いのですが、将来的に起こり得る現象や事例等をあらかじめ知っておくことで「回避(予防)したり、遅らせたりできる」というメンテナンスの考え方を少しでも理解して頂ければ幸いです。
    08_2階鳥瞰図.jpg09_2階洋室・寝室.jpg

    詳しくはコチラ(http://kknakada.zenkei.net/kknakada/ps/toyama_juutaku_anshin_anzen/)をご覧下さい。

  • 【リビングドアの調整方法】2011年12月10日(土)お家の点検5年目(富山市T邸)

    今現在はドアの戸先が下がって床を擦ってはいないのですが、今後のメンテナンスのために、丁番の調整方法をご紹介。扉を上下に動かす丁番は開閉するほうの内側にあり、キャップを取り外してドライバーで回します。
    [丁番のキャップを外す]  [ドライバーで回す]
    17_TT5_リビングドアの調整方法_01.jpg17_TT5_リビングドアの調整方法_02.jpg

    ドアの奥行き(前後、左右)を動かせる丁番は開閉するほうの外側にあり、左右のビスを緩めて真ん中のビスを動かすことで調整が可能となっています。
    17_TT5_リビングドアの調整方法_03.jpg17_TT5_リビングドアの調整方法_04.jpg17_TT5_リビングドアの調整方法_05.jpg

  • 【玄関ドアの開閉の調整と異音】2011年11月19日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町T邸)

    玄関ドアの開閉スピードを調整して、パッタンとゆっくり閉まる状態に改善しました。
    04_KT2_玄関ドアの開閉_01.jpg04_KT2_玄関ドアの開閉_02.jpg

    また、開閉時に僅かな異音がするのを発見。現象が起こり得る箇所を一つずつ検査(丁番を外したり取り付けたり等々)。
    04_KT2_玄関ドアの開閉_03.jpg04_KT2_玄関ドアの開閉_04.jpg

    試行錯誤しましたが、今回の点検では僅かな異音現象が改善されませんでした。お客様は特に異音という意識は無かったのですが、後日、再訪問して対処することをお約束。
    04_KT2_玄関ドアの開閉_05.jpg04_KT2_玄関ドアの開閉_06.jpg

  • 【網戸が閉まりにくい】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 網戸が閉めにくくなる時期があった。
    A 現状を確認。
    11_KS5_網戸が閉まりにくい_01.jpg11_KS5_網戸が閉まりにくい_02.jpg

    開閉テストを数回実施しましたが、特に閉めにくい現象は見受けられませんでした。検査をすると少しのビスの緩みがあったので、増し締めをしておきました。
    網戸の枠材はアルミ製です。太陽光(熱)の影響で少し膨張(※1)したのかもしれません。閉まり具合を改善するには潤滑油(CRC)の吹き付けで摩擦を抑える方法もあります。
    11_KS5_網戸が閉まりにくい_03.jpg11_KS5_網戸が閉まりにくい_04.jpg

    ※1 熱膨張の定義は1℃あたりの伸びを、0℃を基準にして長さで割った比率です。データは出典によって幅がありますが・・・
    10mの鉄やステンレスが0℃から32度になった時は約4mm伸びます。一方、アルミの場合はこの2倍の8mm伸びるようで、1mに換算すると0.8mm伸びるという感じです。
    (参考 物性なんでもQ&A http://www.tuat.ac.jp/~katsuaki/nandemoQ&APart2.html#thermal_expansion_of_iron_&_aluminium)

  • 【開き戸の建付けが悪くなった】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 建付けが悪くなった。
    A 現状を確認。2年目点検では「ラッチ受けの金物がドアよりも3mm高い位置に取り付けてあった」記録(お客様カルテから抜粋)がありました。当時はメーカーの製品ミスということでその後のフォローで対処・改善されています。
    13_KS5_開き戸の調整_01.jpg13_KS5_開き戸の調整_02.jpg

    まずは扉が上下に動く丁番をドライバーで回しながら、右手の指先感覚で上がり具合を確認しながら、扉を少し上げました。
    13_KS5_開き戸の調整_03.jpg13_KS5_開き戸の調整_04.jpg

    次に奥行き(傾き)を動かせる丁番を調整して現状を改善。お客様にも改善された様子を見て頂きました。
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