点検ブログ

  • 【クロスの汚れ落とし】2014年12月13日(土)お家の点検2年目(高岡市S邸)

    Q 子供がクロスに落書きとかしてしまう。なかなか汚れを落とせなくて困っている。

    A 現状を確認。今回は「ビニールクロス専用リビングクリーン」という吹き付け型の薬剤を披露。

    [和室]

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    実際に吹き付け・タオルで拭き取りすると、黒ずんだ汚れを見事に落とすことが出来ました。これは中性洗剤ではなくアルカリ性。ホームセンター等に販売されていますので、購入とお手入れをオススメ。

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  • 【生活スタイルと結露】2014年10月20日(月)お家の点検5年目(高岡市A邸)

    ブラインドウを上げてサッシの状態を検査。窓枠の木部が結露によって少し変色しているのを発見。この部屋では洗濯物を乾かしておられるご様子でした。洗濯物が乾くことで室内の水蒸気量が増加(湿度が上がる)し、室温が下がる(露点)ことでサッシ枠に結露が発生することがありますが、日常的にブラインドウを閉じているせいか、拭き掃除に気が廻りにくい場所かもしれません。
    [和室/西側]
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    除湿機は点けておられますが、洗濯物の量や除湿機の性能等のアンバランスによって一般的なご家庭でも起こり得る現象だと思われます。お客様宅には洗濯物を干せるバルコニー(北側)はありますが、北向きで乾きにくくもあり、季節柄乾きにくい時期でもあり、また、団地内の道路に面しているのでなかなか干せない・干したくないとのことでした。
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  • 【襖戸の建てり/和室】2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)

    お客様は襖戸を開閉しやすくするのに桟にロウを定期的に塗っておられるご様子。また、建てり(閉まった時の垂直状態)がピシッとしていないのを気にされていましたが、襖戸全体が調整できない・調整ネジがある既製品と違って「木」なので、補正するには扉の上下を削ることになります。
    [和室]
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  • 【引き戸の引っ掛かり】2014年7月1日(火)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q 手前の扉の閉まり具合が悪い。
    A 現状を確認。3枚引き戸であり、リビング側の手前の扉が開閉の途中で止まってしまう状態でした。
    [リビングと和室の間]
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    台車の高さを左右から微調整しましたが、改善できませんでした。後日、大工さんと同行して対処することをお約束。
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  • 【H邸の紹介】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)

    2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)
    所要時間 13:34~15:11 晴れ
    スタッフ 前根、渡辺

    【H邸の紹介】
    今から約10年前に弊社の協力業者の方からの「ご紹介」という形で成約になったお客様邸。10年目点検・訪問検査の日は奥様に立ち会って頂き、ありがとうございました。当日はご主人にはお会いできなかったのが残念でした。記録によると、5年前の5年目点検ではご主人が立ち会われたそうですね。
    (ちなみに2年目点検ではご夫婦揃って立ち会って頂きました)
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    「お家のお掃除はご家族総出で・・・」と言うのがここ数年間の奥様の願い事のようです。
    Q 結露でサッシ枠にカビが生えているのを拭き掃除したいのだが、障子扉は外れないのでは?
    ご主人は「障子戸を取り外せないから掃除できない」の一点張りとのこと。そこで、奥様がポツリ。
    「せめて外せることができれば・・・」
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    経年変化等によって扉を片方に寄せた状態では取り外すのはかなり難しくなっていましたが、真ん中寄りに移動させることで取り外しやすくなることを実演しました。奥様は大喜び♪
    (非常に残念そうにしているご主人の表情が目に浮かびましたが・・・汗)

  • 【K邸の紹介/無垢の腰壁、無垢フローリング、太鼓襖など】2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    所要時間 16:15~17:36 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【K邸の紹介/無垢の腰壁、無垢フローリング、太鼓襖など】

    無垢材とは・・・質感や風合い、化学物質を含まない自然素材という魅力があり、コンクリートの約2倍の断熱性能があるそうです。

    お家に木の香る・温もりのある仕上げ材として、無垢材を多く取り入れた室内仕様の場合、10年後(10年目点検)にはそれらが経年変化等によってどんなふうに変化していくのか?

    今から建築されるお客様にとっては非常に気になりますところ。パイン材の腰壁を配した玄関です。

    (素人である私のデジカメ画質や撮影ポイント等のテクニックは度外視してください・・・汗)

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     無垢のフローリング。素足での感触や転がったりする時の肌触りが物凄く気持ち良さそうです。

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     和室には落ち着いた「太鼓襖」が取り入れられています。デザインに凝ったお家仕様・装備です。

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     「木」をふんだんに贅沢に使われているお家仕様。特に無垢材の場合は湿度変化等による伸縮(反り等)があって調整・補正が難しく不具合等もありますが、これも「木」の特徴なので、不便さ等があっても長い目で見て頂ければ幸いです。

  • 【サッシのロック不具合】2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    扉を右側にピタッと閉めても少し右に(足で)ギュッと押さないとロックが掛からない。

    [和室/南側]

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     現状を確認。経年変化等でサッシ枠に少し変化が出たものと思われますが、サッシには経年変化等を考慮して補正できるようになっています。両サイドにある調整ネジを回すことで台車の高さや傾き等が補正されます。左右からのドライバー調整の結果、以前のような足で押し込まなくともロックが掛かるように改善されました。

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  • 【引き戸/太鼓襖・縁の無い襖/途中で止まってしまう】2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    Q 引き戸が開く途中で止まってしまう。

    A 現状を確認。3枚扉を片方に収納すると引出(ちり落とし)が隠れてしまうので、開けるのにドコを持てば良いのか分からず手間がかかりますが・・・

    [LDKと和室の仕切り]

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     この扉はサイドに調整ツマミが付いていない造作(太鼓ふすま)タイプです。インテリアとしては非常に風情がありますが、経年変化等に対して補正が効かないので、補正するには戸首を削る等の費用が発生することもあります。扉が閉められないから開けっ放しという訳にもいかないので、後日できる範囲で対処することをお約束。

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  • 【収納扉の隙間】2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    Q 閉めた時に左側に隙間がある。

    A 現状を確認。収納の左側の扉を閉めると下のほうになるにつれて隙間が大きくなっている状態です。

    [和室/収納庫]

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     この扉も太鼓襖調となっており、全体が「木」なので補正が効かない造作建具となっています。引き戸と同様に戸首を削って対処することをお約束。

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