点検ブログ

  • 【床下点検】2014年10月25日(土)お家の点検1年目(富山市W邸)

    お客様からのご要望があり、基礎の表面に発生した化粧モルタルのヒビ割れ(ヘアークラック)が内部に至っているか否か?を確認する検査となりました。特に異常はありませんでした。

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    基礎肌を隠す目的で施されている厚さ数ミリの化粧用のモルタルが温度変化等による収縮でヒビ割れしたものです。基礎本体の強度への影響はありませんが、見た目はどうしても気になってしまいます。

    [建物右面/南側]     [建物左面/北側]

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  • 【クッションフロアの変色】2014年10月20日(月)お家の点検5年目(高岡市A邸)

    Q 数年前からフロアが変色してきた。
    [洗面脱衣室]
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    現状を確認。整髪剤や化粧水等の薬品による変色が考えられたのですが、お客様にお聞きしても心当たりは無いとのことでした。
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    床下からの斑点(手でなぞるとブツブツしている)や床上からの圧力?荷重?によってシミのような跡ができていました。
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    次に洗面化粧台からの水漏れ・排水管からの逆流の有無を検査。下の扉を開けて配管周囲にある小物をずらしました。
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    懐中電灯を照らして内部を検査すると、床下から出ている受け用の排水管の周囲が濡れているのを発見。給水管からの水漏れが考えられました。
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    給水管(右側は水)の周囲が濡れている状態。バルブを締めたのですが、僅かな水漏れは止まりませんでした。漏水によって床下のコンパネが濡れて上に貼ってあるクッションフロアを裏の生地から変化させたものと思われます。
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    今回は道具箱を持参していなかったのですが、急遽お客様からお借りして、銅管から漏れていた箇所を増し締めして応急処置(仮復旧)しました。
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    最後に水道水を出して給水管(水)の銅管部分からの水漏れが無いことを確認。給水管からの水漏れ現象には幾つかの原因はあるようなのですが、今回は弊社負担で洗面化粧台のコンパネや床下、クッションフロアの取替えをすることになりました。
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    今回の現象は引渡し当初(5年前)からの水漏れなのかどうか分かりませんが、2年目点検の床下検査では特に異常はありませんでした。何らかの原因によって数年前(2年目点検以降)からクッションフロアに徐々に現れてきたものと思われます。今回のことがあって、以降の点検からは洗面化粧台やキッチンの給水管からの水漏れ検査を徹底することになりました。起こり得る現象を知ることで早期発見が大事と実感させられた事例です。
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  • 【床下点検/水漏れ発見】2014年8月6日(水)お家の点検10年目(富山市S邸)

    床下点検をすべく点検口の蓋を取ろうとしましたが、周囲の無垢の床材が湿度等の影響で膨張しているせいか、ドライバーやハンマーでこじ開けようにも開きません。開かないからと言って床下点検をしない訳にもいかないので、枠材に多少のキズが残ることを事前に了承を頂き、やっとのことで開きました。
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    食洗機からの排水管が何らかの拍子にずれてしまったのか、排水が床下に漏れているのを発見。
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    応急処置として排水管をテーピングして下から配管を支える為のブロックを床下に持ち込みました。今回は応急処置ではありましたが、対処した跡の状態をデジカメ画像でお客様に説明しました。
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  • 【床下点検/床鳴り対策】2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)

    気候が乾燥する(床暖を点ける)時期に床鳴りがあったようなので、今回は床下検査と床鳴り対処になりました。床下にある鋼製束の増し締めを実施し、指摘のあった床鳴り現象を改善しました。
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    暑い時期の床下での作業は大変ですね(汗)
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    数日後、「違う箇所でも床鳴りがあった」との問合せがありました。改めてお客様宅に伺い、床鳴りがあった箇所の周辺だけではなく、全体的に鋼製束を増し締めすることで最終的に改善されました。