点検ブログ

  • 【M邸の紹介】2014年6月24日(火)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    2014年6月24日(火)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)
    所要時間 16:55~18:15 晴れ
    スタッフ 砂田、中田、中谷、渡辺

    【M邸の紹介】
    木のぬくもり。木部あらわしのお家仕様。デッキの再生材を除き、外部には無垢材が使われています。
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    内部の様子。屋根の形を上手に天井に反映させて無垢材を至る所に使われており、住まわれるご家族へ癒し効果バツグンです。完全な「木のお家」にすると、湿気の多い北陸の場合は腐蝕する傾向が強く、メンテナンスにも費用がかかるので、外部は内部と違って木部あらわしの範囲が限定されてきます。
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    本物の木を室内ではなく屋外に使うことは太陽の紫外線や風雨等の影響による経年劣化等を考えると、お手入れが必要になってくるので少し勇気がいることかもしれません。「木部表し」の経年劣化に対してお客様DIYで安価に抑えるか、費用をかけてでも専門業者に依頼するのか、定期点検というアフター現場を数多く体験していると、「ステキ♪」という直感的な感想よりも「どうやって現状を維持させようか?」という現実味のあることを考えてしまいます・・・(汗)
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  • 【N邸の紹介】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)

    2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)
    所要時間 12:51~14:28 曇り
    スタッフ 前根、渡辺

    【N邸の紹介】
    これは乱形石の石貼り施工。規則性がない石の配置ですが、それがオシャレな雰囲気を漂わせています。デザインとは不思議なものですね。
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    古びた雰囲気を醸し出すテラコッタ調のタイル。経年変化等が更に質感を増幅させてくれています。
    新しくても古く感じる・見えるアンティークなデザイン。地中海沿岸にある家々のアプローチも同じような感じなのでしょうか。イメージが連想されるのが何とも不思議です。
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    外観そして内観もオシャレ仕様。
    アンティークな照明や古木に似せた擬木(アンティークビーム)、レンガを貼り付けた飾り等々、室内がトータルコーディネートされているのを見ると、お客様のセンスや当時のプランナーの助言等が見事にコラボした10年経っても時代の流れを感じさせないセンスの良いデザイン空間だと思われます。
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  • 【玄関ドアが最後まで閉まらない】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)

    玄関ドアの開閉テストを実施。閉まる勢いが弱くラッチが少し飛び出て完全に閉まらない状態。そこで、潤滑油(CRC)をラッチに吹き付けして摩擦を抑えてみましたが、あまり改善できませんでした。
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    次にドアクローザーを調整。数ミリ単位で何度か開閉テストをしてちょうど良い感じにしまるようになりました。お客様にも確認して頂き、お客様ご自身でも調整されておられるご様子でした。
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    Q 以前にドアの表面の基材が剥がれて鉄板が見えてきた。木工用ボンドで接着したが・・・。
    A 現状を確認。経年変化等で発生し得る現象であることを説明し、今後ともDIYで対処して頂くようお願いしました。ドアの塗装には「レクサンドール・チークオイル」を使っておられるご様子。
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    玄関ドアの耐候性。玄関は陽射しの強い南側ですが、玄関上の軒の出が長いことで雨が当たりにくく、紫外線等の影響も少なく、そして何よりも塗装を継続して実施されていることが「木」独特の風合いを保持できているものと思われます。
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    デリケートな鍵穴のお手入れについて。潤滑剤(粉末タイプの鍵穴スプレー)の使用をお勧め。5年目点検の頃は身近にある鉛筆の芯(黒鉛)を利用していましたが、効率がかなり悪かったのを覚えています。鍵穴の錆防止の為、濡れた状態での鍵の使用はできるだけ避けて、必ずタオル等で拭いてから鍵を使って頂くようお願いしました。
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  • 【床鳴り】2014年6月20日(金)お家の点検1年目(富山市N邸)

    Q 通ると「ポコッ」と音がする。
    A 現状を確認。踏み込んで検査した結果、床下にある鋼製束の伸縮音であることが判明。
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    床下の鋼製束を増し締め(上方向)して現状を改善。木部が乾燥に伴って収縮することで、鋼製束と木部の間に隙間が発生、床上から体重がかかることで音が出てくるものと思われます。
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  • 【壁掛け金具の取り付け】2014年6月20日(金)お家の点検1年目(富山市N邸)

    Q 壁のドコに金具が取り付けられるのか?取り付ければ良いのか?教えて欲しい。
    A そこで下地探し器を使ってお客様の目の前で下地材が打ってある場所を探して特定しました。
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    インパクトでビスを打ち込んで取り付け完了。ドライバーで回すよりも正確・確実にビスが打てると思われます。DIYがブームになって久しいのですが、このような電動工具が安く手軽に購入・素人でも簡単に使えるのが嬉しいですね。
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    [玄関にも同様に取り付け]
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    こちらも同様に取り付け完了。
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  • 【Y邸の紹介/オシャレ感の先取り♪】2014年5月30日(金)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    2014年5月30日(金)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    所要時間 9:40~11:48 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【Y邸の紹介/オシャレ感の先取り♪】

    天井に配してあるのはアンティークビーム(擬木)という古びた木材に似せた部材です。本物の古木ではないのですが、シッカリと風情が感じられる一品ですし、オシャレな店舗にも数多く採用されています。木製サッシが薄っすらと見える窓、アイアン製のカーテンレール、そして腰壁仕様等々。10年経った今でも新築当時の美しさが今なお保たれていますし、それ以上かもしれません。

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     壁は塗り壁です。無垢材の室内ドアとの調和が見事にマッチしており、ガラス入りという仕様がオシャレ度をアップさせています。輸入の洗面化粧台もカランがステキですよね♪

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     定期的に欠かさず防水塗装されている無垢の玄関ドア。ドアの外側は内側に比べると少し色あせてはいますが、重厚感のある自然な感じを好まれるお客様にとっては是非とも新築のお家に取り入れたいアイテムのひとつですよね。

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     玄関の間取りや定期的なメンテナンス等によって、10年という長い歳月を経過した今でも雨水による表面や底部の腐蝕等から回避されて、美しい姿を今もこれからも保ち続けると思われます。

  • 【玄関ドアの開閉・塗装】2014年5月30日(金)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    玄関ドアの開閉テストを実施。ドアが完全に閉まる寸前でラッチがカチッと入らず、最後まで閉まらない状態でした。そこで潤滑油(CRC)で摩擦が少なくなるように吹き付けしたのですが、他の事例では室内の空気圧によって閉まりにくくなることもあります。

    (間取りによって起こり得る現象ですが、室内ドアが開いていれば閉まりやすくなります)

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     そこで、ドアクローザーの調節が必要と判断。マイナスドライバーでドアクローザーにある調整ネジを数ミリ回してカチッと閉まるように補正しました。以前にお客様が「閉まる音がうるさかった」とのことでお客様自身でも調整されていたことがあったそうです。

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     Q 玄関ドアに塗っている塗料がもうすぐ無くなるので注文したい。ホームセンターでも購入できるのなら自分で買いに行くが・・・。

    A 塗料は後日ご提案することをお約束。この玄関ドアは無垢で築後10年以上経過しています。経年変化・劣化等で表面には汚れも目立ちますが、汚れ落としにはサンダー等を使って頂くよう助言。

    また、擦ってみる場合はやってから後悔しないように大事を取って「まずは僅かな場所から試験的に擦る」ようにすれば経過も分かって更に上手にできると思われます。

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  • 【K邸の紹介/無垢の腰壁、無垢フローリング、太鼓襖など】2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    所要時間 16:15~17:36 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【K邸の紹介/無垢の腰壁、無垢フローリング、太鼓襖など】

    無垢材とは・・・質感や風合い、化学物質を含まない自然素材という魅力があり、コンクリートの約2倍の断熱性能があるそうです。

    お家に木の香る・温もりのある仕上げ材として、無垢材を多く取り入れた室内仕様の場合、10年後(10年目点検)にはそれらが経年変化等によってどんなふうに変化していくのか?

    今から建築されるお客様にとっては非常に気になりますところ。パイン材の腰壁を配した玄関です。

    (素人である私のデジカメ画質や撮影ポイント等のテクニックは度外視してください・・・汗)

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     無垢のフローリング。素足での感触や転がったりする時の肌触りが物凄く気持ち良さそうです。

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     和室には落ち着いた「太鼓襖」が取り入れられています。デザインに凝ったお家仕様・装備です。

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     「木」をふんだんに贅沢に使われているお家仕様。特に無垢材の場合は湿度変化等による伸縮(反り等)があって調整・補正が難しく不具合等もありますが、これも「木」の特徴なので、不便さ等があっても長い目で見て頂ければ幸いです。

  • 【お客様DIY】2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    「以前にリビングドアが床を擦っていたが、自分で丁番を調整して扉を上にあげてみた。」とお客様。

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     5年目点検の時に「壁にフックを取り付けたい」という質問があり、壁の中の下地材の見つけ方で「下地探し器」と言うアイテムを紹介していました。それを利用してお客様ご自身でビスや釘等で打ちつけられたものと思われます。フックの素材が木製で周囲との調和がとれてステキに仕上がっています。

    [玄関ホール]

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