点検ブログ

  • 【F邸の紹介/お客様アンケートを元にこれからの住宅を考える】2015年10月7日(水)お家の点検5年目(富山市F邸)

    2015年10月7日(水)お家の点検5年目(富山市F邸)

    所要時間 08:57~10:15 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    【F邸の紹介/お客様アンケートを元にこれからの住宅を考える】

    お客様にアンケートをお願いしました。

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    Q 中田工務店を選んだワケは?

    A 土地探しを一生懸命していただいたから。

    Q お住まいになってからの感想は?

    A 間取りや小上がりの高さなど、じっくり実際の使い勝手を想定しながら相談すれば良かった。

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    Q 畳コーナー(小上がり)にあがる時、少し高いので踏み台を自分で用意した。

    小上がりの下には収納用の引き出しがあるのですが、収納力を確保するのに少し高くなっていると思われます。大人だったら歩幅が広いのでまたいで上れますが、お子様の場合は踏み外したり落っこちたりする危険性もあります。

    [LDK横の畳コーナー]

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    Q 小上がりにある収納は便利だが、全てを取り出す時はかなり引っ張らないと最後まで抜けない。

    お客様は引き出しの収納力は認めていますが、使い勝手が悪いようでした。片付け途中で引き出しが半分開いている状態ではお子様がつまずかないように配慮する必要があります。

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    プラン当時はステップ(踏み台)の提案もあったかと思います。また、収納力を考えると、「高さ×長さ」が収納できる体積・容積になるので、お客様が使っていて不具合に感じる場面はありますが、利便性を優先したのかもしれませんね。どのご家庭でも「お子様が成長するにつれて収納スペースの不足に頭を悩ます」という感想もあるので、現時点の不具合と将来的な不具合が一致することも無いと思われます。

     

    Q 暖房器具はエアコンや石油ファンヒーター、ハロゲンヒーター。部屋が暖まりにくい。

    現状を確認。エアコンはLDKと和室の間に取り付けてありますが、暖房効率を考えると、和室がある右側の壁が邪魔だったようです。体感温度は個人差がありますので室温の適性値は一概に言えないこともあります。

    また、設計の順番で考えると、間取りや壁の位置など全体的な建築・設備等のコーディネートが終わったあとに暖房器具・エアコンの位置が決まることで不具合が生じるのかもしれません。

    [LDK]

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    キッチンはエアコンの正面にあるので、温風が届きやすいようです。一方、リビングの横に階段があるので、冬は2階から寒気・冷気が降りてくるそうです。

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    今回の点検に同席されていたお父様は「階段の前に扉を取り付ければ良かった」と、新築当時を振り返っておられました。

    現在、吊り下げてあるカーテンは簡易的に突っ張り棒で固定されており、冷暖房効率を良くする方法として厚手のカーテンをお勧めしましたが、突っ張り棒の場合は吊り下げられる重量にも限界があるので、カーテンレールの取り付けをお願いしました。

    また、「冬場は室内が乾燥している」とお客様。石油ファンヒーターを使用することで室内の湿気が増えますが、エアコンやエコカラット(調湿・脱臭効果など)による除湿効果が大きく空気が乾燥する傾向があるようです。

    [リビング]

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    過乾燥防止の為、他の点検現場では洗濯物を干しているご家庭もあります。

  • 【暖房の効率化】2015年7月4日(土)お家の点検2年目(富山市N邸)

    お客様宅では1階リビングではガスファンヒーターを使っておられます。暖かくはなるのですが、階段

    から寒気・冷気が下りてくる(暖気が2階に逃げる)ことで、完全に温まらないご様子。そこで、2階にもエアコンを入れて2階からの寒気・冷気の流入を抑えているようでした。リビングでの快適な室温を維持する為に2階のエアコンも入れていると不経済さも感じられます。

    そこで、前回の1年目点検でも説明しましたが、階段の入口にロールカーテン等を取付けることによって寒暖の境界を作ることで1階に寒気・冷気が進入しにくくなって経済的になると思われます。

    [リビング横にある2階への階段]

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    DIYでの施工になると、簡易的に突っ張り棒をカーテンレール代わりにする例もありますが、短いレールを取付けたほうが厚手のカーテンの荷重に耐えられると思います。レールを固定する(ビスで打ち付ける)場合は下地のある場所に打つ(下地探し器で探す)必要があります。

  • 【冬の寒気・冷気の進入を防ぐ市販されているアイテム】2015年4月21日(火)お家の点検5年目(富山市O邸)

    冬の間は隙間風(換気が目的)が入ってくると敏感になります。これは玄関ホールから開き戸の底部を通って入ってくる寒気・冷気の進入を防止するアイテムです。

    [開き戸/玄関側]

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    3年前の2年目点検の頃は隙間テープを貼っておられましたが、今回の5年目点検ではもっと効率の良いスポンジ状のアイテムになっていました。

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    これはリビング階段から寒気・冷気が降りてくるのを防ぐ2方向に取り付けられたロールカーテンです。これまでの点検現場でも「2階から寒気・冷気が降りてくるから寒い」という感想もありましたが、この方法だったら寒さ対策は万全になると思われます。

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  • 【お客様アンケートでお客様の本音をお聞きします】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    お客様にアンケートをお願いしました。

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    Q 中田工務店を選んだワケは?

    A 何件か住宅メーカーを回ってみてイメージしている家に一番近く、提案してもらったプランも理想に近かった。

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    タイル調のキッチンカウンターがすごくオシャレです。

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    Q 住まいになってからの感想は?

    A 吹き抜けの下に蓄暖があるのでファンを回してもなかなか1階が暖まりにくい。

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    蓄暖で暖められた空気が吹き抜け天井に上昇する暖気と寒気・冷気が入れ替わる対流が起こっていると思われます。吹き抜けは開放感や2階との一体感等の良い点がある一方、暖房効率の悪さという欠点もあります。リビング階段はオシャレですが、冷たい空気が降りてくることもありますので、カーテン等で仕切ることが良いかもしれません。実際にこのような吹き抜け階段にカーテンレールをDIYで施工されているお客様もおられます。レールを施工する際にはシッカリと打ち込めるように下地の上にビスを打つことが必要になります。

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  • 【階段巾木の隙間】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    2年目点検の時に対処してもらったが、また隙間が開いてきた。

    現状を確認。木造住宅の特徴なのですが、湿度変化によって木部が伸縮することで起こり得る現象になります。前回の2年目点検では巾木を取り外す訳にもいかなかったので、コークボンドを充填して目立たないようにしていた経緯があったようです。

    [階段口]

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    お客様は「巾木を取り外せば?」と言われたのですが、補修跡が逆に目立ってしまったり、コークボンドの一般的な耐用年数(品質の保持)が約2年であり、今後も隙間が開く等の同じことの繰り返しになると説明。お客様DIYを勧めながらの協議の結果、このままの状態を理解して頂きました。

  • 【S邸の紹介/部材のチョイス・見せ方によってオシャレ度がアップします】2014年12月13日(土)お家の点検2年目(高岡市S邸)

    2014年12月13日(土)お家の点検2年目(高岡市S邸)

    所要時間 10:06~12:24 晴れ&みぞれ

    スタッフ 横窪、中谷、渡辺

     

    【S邸の紹介/部材のチョイス・見せ方によってオシャレ度がアップします】

    味のあるテラコッタ調タイルの玄関ポーチやレンガに見せかけた発泡スチール状の部材。パッと見ても本物のレンガと見分けがつかないステキな代物となっています。

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    カーテンレールや階段手摺は重厚感のあるアイアン仕様です。オシャレ度がよりアップしています。

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    玄関ホールにある吊り下げ型の照明。ますますオシャレですね♪

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  • 【暖房効率】2014年12月9日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    オシャレなリビング階段。LDKの冷暖房効率をお聞きするとそれほど良くないとのこと。お家の中は暖気と寒気が動く「空気の対流」が発生しています。冬は1階の暖気が逃げて2階の寒気が1階に降りてきます。

    [LDK]

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    断熱カーテン等で2階から降りてくる寒気を遮断するのですが、覆う箇所は平面的な長方形(突っ張り棒でできる)ではなく、立体的に開口部を覆う必要があります。カーテンを吊り下げるように、お客様DIYでカーテンレールを縦と横に取り付けることを提案。

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