点検ブログ

  • 【雨垂れ確認】2013年12月16日(土)お家の点検2年目(富山市M邸)

    雨垂れが少し目立っていました。

    [建物左面/北側/サッシ枠]

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    ゴムパッキンからの汚れなのか分かりませんが、黒くなっている様子が見られます。雨垂れは一般的には雨に含まれる汚れ成分とシーリング剤のシリコンに含まれる可塑剤等の油成分が混ざっていると言われています。塗り壁外壁の表面は特殊な塗膜が施されています。

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    現段階の雨垂れは濡れた指・タオルで拭き取ることが出来ると思われます。

    [建物前面/東側]

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  • 【雨垂れ】2013年8月17日(土)お家の点検5年目(高岡市E邸)

    サッシの両サイドからの雨垂れが黒く目立っていました。雨垂れができる仕組み(水アカやシーリングに含まれる可塑剤の油分や雨の汚れ成分等)を紹介。築5年で黒くなっている雨垂れを擦り落とすとなると、外壁の経年変化等、表面に施されている防水塗膜を無理に削ってしまうことにもなりかねません。比較的簡単な方法ですが、油分を分解できる中性洗剤の使用も選択肢としてあると思われます。

    [建物左面/東側]

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    ※ 水アカについて(参考/おそうじ本舗/

    (http://www.osoujihonpo.com/guide/shinno/water/article12112902.html)

    一般的に言われる「水アカ」ですが、私たちの生活の中で色んな場面で目にします。ネットで検索するとミネラル分である「カルシウムやマグネシウム」が水アカの原因のようですね。中性洗剤では落ちないこともありますが、そんな時はアイテムを使って「擦り落とす」ことになります。アルミホイルが有効だそうですね。

    水周り(洗面化粧台や浴室の鏡など)や外壁に垂れている雨垂れ等々があります。室内のメッキ部分はともかく、外壁の場合は「擦る」方法は防水塗膜・基材を傷つける可能性もあるので注意が必要です。

     

    外壁の表面に施されている防水塗装(塗膜)の劣化について。外壁の防水塗膜が紫外線等の影響によって次第に劣化、最終的には粒子化するチョーキング現象(外壁材の耐候性の低下)が発生、そのまま放置しておくと外壁材が傷むことによって改修の際の費用が余計にかかる事例もあります。

    [建物左面/東側]

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    外壁材同士の間に施されている弾性コーキング(シーリング)について。紫外線等によって劣化(硬化)してくると、外壁材同士の動き(湿度変化による下地材の伸縮等)に順応できず、硬化現象によるヒビ割れが発生してきます。放置するとヒビ割れの隙間から雨水が進入することもあり、将来的には「打ち直し」等の外装工事が必要になってきます。

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  • 【雨垂れ防止】2013年3月26日(火)お家の点検2年目(富山市婦中町E邸)

    お客様宅では全てのサッシ枠の下に取り付けられている「雨垂れ防止機能」。サッシ枠などを伝って垂れてきた雨垂れを部材がいったん受けて、外壁を伝わらないようにしながら地面に落としている仕組みです。現段階では雨垂れはほとんど見受けられませんでしたが、今後も経過の様子見となります。
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    [建物左面/西側]
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    このベンドキャップも雨垂れ防止機能が付いています。仕組みは同じです。
    [建物右面/東側]
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  • 【雨垂れ確認】2013年3月5日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    雨垂れの状態を確認。サッシ枠や板金の間からの雨垂れが少し目立っていました。外装が白であるせいか、黒い雨垂れは目立ちやすいと思われます。
    [建物左面/北側]                    [建物正面/西側]
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    板金と外壁の間からの雨垂れ。雨垂れには雨に含まれる汚れ成分と外壁材同士の間に施されているシーリング剤のシリコンに含まれる可塑剤等の油成分が混ざって撥水性があります。
    [建物正面/西側]
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    外壁に付いている雨垂れを指で擦ってみるとキレイに汚れを落とすことが出来ます。更にキレイにする場合は防水塗膜が効いている早い段階での高圧洗浄(水圧で洗い流す)等のメンテナンスが必要です。