点検ブログ

  • 【外壁/コーキングや汚れ】4月16日(土) 定期点検5年目(富山市K邸)

    コーキングの施工跡を指で強く押し当てて状態を検査。建築後5年が経過していますが、十分に弾力性を保っていました。
    また、一般的に5年目点検の現場ではサッシ枠やベンドキャップからの汚れが外壁に付いているのですが、この現場は雨垂れ等の汚れもほとんど見られずキレイな状態でした。立地等が関係しているのかもしれませんね。
    02_SK5_外壁_01.jpg02_SK5_外壁_02.jpg

  • 【外壁の掃除】4月16日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町M邸)

    Q 知人が外壁の汚れを「高圧洗浄機で落としている」と言っていた。
    10_OM_外壁の掃除_01.jpg10_OM_外壁の掃除_02.jpg

    A 高圧洗浄機には業務用と家庭用があります。噴射力にも違いがあり、先端のノズルで洗浄パターンを調整できますが、強すぎると外壁の仕様によっては塗膜をキズつけたりすることもありますので、外壁との距離感を感覚的に確認しながら行なったほうが良いと思われます。
    10_OM_外壁の掃除_03.jpg10_OM_外壁の掃除_04.jpg

    また、外壁材塗膜の経年変化による劣化(含水率の増加)等もありますので、DIYで確実に汚れを落とせるわけでもありません。そこで、外壁の再塗装の見積書を提示する事をお約束。
    今後は外壁材同士の間に施されているコーキングの劣化対策も考える必要があります。ともに足場工事が必要になりますので、同時期に行なったほうが経済的だと思われます。

  • 【雨垂れ防止】11月6日(土) 定期点検2年目(立山町I邸)

    永原がサッシの下に取り付けてある「雨垂れ防止」機能がある部材を説明しています。年数の経ったお家のサッシを見ていると、サッシの両サイドから雨垂れが目立っている事例がありますよね。雨水に含まれる「汚れ成分(排気ガス等)」がそのまま乾燥して残ったものと思われます。
    04_JI_雨垂れ防止_01.jpg04_JI_雨垂れ防止_02.jpg

    この部材が雨水をそのまま外壁につたって下へ落とさずに滑り台のように跳ねさせるので、外壁が汚れるのをある程度防いでくれます。

  • 【雨垂れ確認】9月16日(木) 定期点検1年目(射水市S邸)

    雨垂れ跡は方角や立地、軒の出、外壁の仕様(色や素材、模様等)、ベンドキャップの形状等によって、目立ち方も違ってきます。
    04_TS_雨垂れ_01.jpg04_TS_雨垂れ_02.jpg

    このベンドキャップを標準仕様にすると、汚れもかなり減ってきたとスタッフ間で言われています。
    でも、周辺環境にもよるので、いろんな要因があって断定しづらいのも事実ですが・・・(汗)

  • 【雨垂れ】7月14日(水) 定期点検2年目(黒部市K邸)

    Q 雨垂れを落とすのに高圧洗浄をかけてみたが、汚れが取れなかった。
    A 現状を確認。雨垂れでは空気中に含まれている汚れ成分(排気ガス等)が雨水に混じって落ちて、ベンドキャップの凸部分などが障害物となり、雨垂れになって汚れ(跡)が残るようです。
    また、外壁の形状(凹凸や模様等)によっても違うと思われます。
    04_YK_雨垂れ_01.JPG

    そこで、汚れ落としに登場するのが高圧洗浄機。業務用と家庭用とに分かれています。業務用の場合は、ディーゼル(軽油)やガソリンエンジン仕様なので、かなり高圧になるようです。

    噴射力が強すぎると汚れと一緒に塗膜が剥がれてしまう事もありますので、ネットで検索すると家庭用の電気仕様を購入してDIYで車の洗車や塀のコケ落としをされている方もいらっしゃるようですね。
    04_YK_雨垂れ_02.JPG

    外壁に当たる噴射力は感覚的ではありますが、水圧や距離をご自身で調整してみると良いそうです。
    また、洗剤を一緒に噴射できるオプションもあるようで、洗剤を入れる場合は、外壁の塗膜や基材を傷める可能性もありますので、中性洗剤を使って頂くようお願いしました。
    参考 (高圧洗浄機の選び方、使い方/http://高圧洗浄機.com/entry1.htmlより引用)

  • 【ガス給湯器の跡】6月21日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町D邸)

    お客様はお引渡し以降にオール電化にされました。弊社からご提案できれば良かったのですが、残念です(泣)
    02_HD_ガス給湯器跡_01.jpg02_HD_ガス給湯器跡_02.jpg

    これはガス給湯器を取り外した跡。よく見ると完全にふさがっていない箇所が発見されました。このままの状態だと雨漏れの原因にもなりますので、今後を考えて弊社にてコーキング処置をさせて頂く事にしました。
    02_HD_ガス給湯器跡_03.jpg02_HD_ガス給湯器跡_04.jpg

  • 【雨垂れ】4月14日(水) 定期点検5年目(富山市M邸)

    サッシ枠等からの雨垂れは少し目立っていましたが、下半分(1階部分)は外壁の柄と融合?同化?している感触です。
    [西側]               [南側]
    04_M_雨垂れ_0104_M_雨垂れ_02

    外装材の選択や屋根形状によって、汚れにくく、汚れたとしても目立たない色使いとも思われます。
    これも設計者としての「提案のひとつ」でしょうか・・・。

  • 【雨垂れ】4月16日(木) 定期点検2年目(富山市婦中町T邸)

    点検現場で一般的に多く見られるサッシ枠からの雨垂れは、今回の現場ではほとんど見受けられませんでした。写真は東側と南側の面です。
    [東側]             [南側]
    02_T_雨垂れ_0102_T_雨垂れ_02

    サッシ枠下の両端には、雨垂れを防いでくれる部品が取り付けられています。
    02_T_雨垂れ_03

    でも、一箇所だけ目隠し壁と外壁との接合部分の板金からは雨垂れが目立っていました。
    02_T_雨垂れ_0402_T_雨垂れ_05

    (参考/2009年3月13日入善町U邸2年目点検、雨垂れ)

  • 【雨垂れ】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)

    破風板の雨垂れ。様々な点検現場で見受けられる現象です。空気中に含まれる汚れ成分(※1)と雨水が混ざって外壁を伝って下に落ちます。外壁の色と比べると破風板の色が白いので、逆に目立っていると思われます。
    04_U_雨垂れ_0104_U_雨垂れ_02

    ※1 排気ガスや煤煙等に含まれる油性成分、コーキング材(外壁同士の間に施工)から溶け出す可塑剤(施工後に硬化しても柔軟性を保つ役割)に含まれるシリコン油等々が雨水に混じって外壁に付着。油分で表面が撥水性となり、その表面に空気中の汚れ(ホコリ等)が混ざって、雨垂れが目立ちやすくなるようですね。
    (参考/㈱バイオメンテックhttp://www.bio-mentech.com/html/chemicera.htmlより抜粋)