点検ブログ

  • 【開き戸の下がり】2015年9月29日(火)お家の点検5年目(富山市八尾町K邸)

    Q 開き戸が床を擦ってキズが付いてしまった。この開き戸は途中までしか開かない。

    A 現状を確認。原因は開き戸の下がりや床の盛り上がりが考えられます。点検スタッフにとってこのタイプの開き戸の丁番調整は未経験だったのですが、お客様から取扱説明書を奥から出して頂いたお陰で読みながら現状を改善。

    [1階廊下]

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  • 【開き戸の下がり】2014年11月11日(火)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 開き戸が下がっているせいか、扉が開閉しにくいこともある。

    Q 現状を確認。ガラスが入ったオシャレな扉仕様です。ガラスの重量によって戸先が下がる傾向もあります。

    [LDK]

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    丁番近くから戸先に行くにしたがって底部の隙間(扉と床の間隔)が狭くなっている状態。

    扉の下がりもありますが、床が少し盛り上がっているとも考えられます。

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    まずは下の丁番のカバーを外して上下に扉の高さを調整できるネジ回し。次に扉の奥行き(前後・左右)を変更できる上の丁番にある固定ビスを補正。

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    扉の傾きを補正する時、扉の水平さを保つ為に片手で扉を持ち上げながら、もう一方でドライバーを回す必要があります。今回の扉はガラスが入って重いので、中谷が戸先を持ち上げてフォローしています。

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    上の丁番の位置を少し奥(ドア枠側)に移動すると、戸先を少しでも上げられるようになると判断。そこで、丁番自身の位置を移動させる為に重い扉をいったん取り外しました。

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    ノミとカナヅチで丁番をはめ込んでいる型を少し深く削ることになりました。

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    少し深く掘って、改めて丁番を型に取りつけ。

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    試行錯誤したのですが、劇的な改善にはならなかったのが残念です。将来的に同様の現象(床との引っ掛かり)が発生した場合は「扉の底部を切る・削る」方法になると思われます。

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  • 【開き戸の調整方法】2014年11月8日(土)お家の点検2年目(高岡市O邸)

    Q 開き戸を自分なりに調整してみた。

    A 現状を確認。扉の傾きや奥行き等を補正する場合、丁番の固定ビスをいったん緩めてから扉を動かせる可動ビスを回すことになります。

    [LDKと洗面脱衣室の間]

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    このように真ん中の固定ビスを緩めた後、左右のビスを回して扉を前後、左右に動かします。

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    開き戸を閉めた時にガタツキ(前後に少し動く)がある場合、ラッチ受け金具を補正する箇所「どの部分を触るのか」を見て頂き、今後のお客様DIYに備えています。

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  • 【折れ戸の開閉時の引っ掛かり】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    折れ戸の開閉検査。横に移動する時にレール部分に引っ掛かりを発見。
    [2階居室]
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    扉の上部にあるビスを左右からドライバーで補正。左右の動きは改善されましたが、扉を折り曲げた時に底部が床を擦っている状態でした。
    [左側]          [右側]
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    改めて検査すると、レールが扉の開閉の際に削れている状態だったので、再度上部のビスを調整。
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    最後に潤滑油(CRC)をレールとピボットの間(摩擦のある部分)に吹きつけ、レール内のビスも増し締めして現状を改善。
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  • 【開き戸が閉まらない】2014年7月1日(火)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q トイレの開き戸が完全に閉まらない。
    [1階トイレ]
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    現状を確認。ドライバーで丁番の奥行き等を補正してみましたが、改善できませんでした。
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    施工済みの扉の丁番を少し移動させて閉まるように補正することが必要と判明。後日、対処することをお約束。
    [下/丁番と扉の結合位置が凸] [上/丁番と扉の結合位置が水平]
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  • 【玄関ドアが最後まで閉まらない】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)

    玄関ドアの開閉テストを実施。閉まる勢いが弱くラッチが少し飛び出て完全に閉まらない状態。そこで、潤滑油(CRC)をラッチに吹き付けして摩擦を抑えてみましたが、あまり改善できませんでした。
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    次にドアクローザーを調整。数ミリ単位で何度か開閉テストをしてちょうど良い感じにしまるようになりました。お客様にも確認して頂き、お客様ご自身でも調整されておられるご様子でした。
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    Q 以前にドアの表面の基材が剥がれて鉄板が見えてきた。木工用ボンドで接着したが・・・。
    A 現状を確認。経年変化等で発生し得る現象であることを説明し、今後ともDIYで対処して頂くようお願いしました。ドアの塗装には「レクサンドール・チークオイル」を使っておられるご様子。
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    玄関ドアの耐候性。玄関は陽射しの強い南側ですが、玄関上の軒の出が長いことで雨が当たりにくく、紫外線等の影響も少なく、そして何よりも塗装を継続して実施されていることが「木」独特の風合いを保持できているものと思われます。
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    デリケートな鍵穴のお手入れについて。潤滑剤(粉末タイプの鍵穴スプレー)の使用をお勧め。5年目点検の頃は身近にある鉛筆の芯(黒鉛)を利用していましたが、効率がかなり悪かったのを覚えています。鍵穴の錆防止の為、濡れた状態での鍵の使用はできるだけ避けて、必ずタオル等で拭いてから鍵を使って頂くようお願いしました。
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