Q 照明カバーに小さな虫の死骸が溜まる。虫はドコから入ってきているのか?
A 照明カバーを取り外して現状を確認。照明器具の周囲には虫が入るような隙間はありません。
[浴室]
次に浴室の天井カバーを開けて照明器具を確認すると、放熱用に穴が開いているのを発見。お客様にも見て頂き、天井裏は空気の循環が目的で外部とつながっていることで、小さな孔(穴)から入った虫が光に集まってくる習性によって浴室の照明に溜まりやすくなる事例を紹介。
Q 中田工務店を選んだワケは?・・・価格と要望に合っていた。
Q 収納・クローゼットの折れ戸を開ける時は「外開き」というのは分かる。でも、閉める時は扉の反対側に取っ手が無いので閉めにくい。
[2階居室/収納右側]
取っ手の位置によって変化せざるを得ない扉の開け方。標準的な折れ戸の取っ手の位置に対して疑問が出てきました。何が正しいのでしょうか?
[2階居室/収納左側]
Q 収納庫の扉を開けると、折れ戸が照明を邪魔して暗くなってしまう。
A 現状を確認。廊下にある天井照明は階段入口とトイレ前の2箇所。収納の折れ戸を開けると収納庫内が影になって暗くなるようです。特に夜は不便ですよね。
[1階廊下/階段入口側]
[1階廊下/トイレ側]
Q 暖房設備・室内仕様によって室内湿度は変わってくる?冬は電気式の温水ルームヒーターとエアコン。断熱材はセルロースファイバーの高断熱仕様です。暖房効率を上げるのに室内の扉を閉めると暑過ぎるようで、エコカラットもあるせいか、湿度が30%台に下がるそうです。
[LDK]
湿度が低すぎるとお家には良いのですが、住まわれるご家族が健康を損ねることもあります。そこで、室内が適切な湿度を保てるように、今年からサンルームで乾燥させていた洗濯物をリビングで干すことにしたそうです。
[スクリーンパーテーション] [テレビの背面壁はエコカラット]
階段入口にはロールカーテン、廊下によってリビングから区切られているので、2階からの寒気・冷気が下りて室内の気温が下がってしまう影響はあまり無いと思われます。
[1階廊下] [階段入口]
2015年8月20日(木)お家の点検5年目(富山市N邸)
所要時間 13:20~14:12 曇り
スタッフ 前根、渡辺
【N邸の紹介/お客様の同僚や後輩の方をご紹介して頂きました】
お客様宅を建築して約1年後に同僚のJ様、その数年後には後輩のM様をご紹介して頂きました。ありがとうございます。今回は3回目の訪問検査(5年目点検)。お子様も大きくなられて、ますます楽しみが増えてきたのでは・・とお客様との対話で感じています。
弊社・中田工務店との成約については様々なキッカケがあると思います。こうやってアンケートを実施しながら当時のことを思い出したりして話に花が咲いたりすることもあります。
Q 中田工務店を選んだワケは?
A 希望する土地が中田工務店のものだった。
1階廊下の照明を増やしておけば良かった。
[1階廊下]
1階廊下にある照明は階段入口・手前の天井に1箇所だけ。収納の折れ戸を開けると影になって収納庫内が暗くなり、特に夜に開閉する時は不便になっているご様子。開閉を想定した配慮が必要だったのでは・・・と改めて考えさせられました。
お客様にアンケートをお願いしました。
Q 寝室の結露が気になる
サッシ仕様はアルミ複層ガラスと思われます。白いレースのカーテンにはサッシに付着した結露の影響で黒いカビが発生していました。寝室は睡眠中の呼吸による水蒸気の放出と室温の低下等により結露が起こりやすい現象(サッシの仕様等による)になります。そこで日頃の拭き掃除をお願いしました。
また、サッシ枠のゴム部分にこびり付いたカビを落とす方法として、カビ取り薬剤をティッシュ等に含ませて数時間漬け置きしてから拭き掃除して頂くようお願いしました。
[2階寝室/南側]
Q サッシのレールに溜まっている黒い塊は何だろう?
手に取って確認すると、何らかの理由で室内に入っていた泥にコケが生えているようでした。外構が泥であったり、近くに田畑がある場合は風によって泥などが飛ばされて次第に溜まって湿度を帯びてくることでコケが生えてくる一連の流れを説明して理解して頂きました。
[2階居室/北側]
Q 冬は暖かくてとても良いかも?
LDKには蓄暖があります。点けているとエアコンや石油ストーブ以上に暖かいようです。冬場は洗濯物が乾きにくい季節なので、暖かくて過乾燥の傾向のあるLDKで洗濯物を干しておられるご様子。
[LDK]
LDKのサッシ枠は定期的にお掃除されているせいか、それほど目立った汚れは見受けられませんでしたが、小さな黒カビが発生している跡もありました。室内干しによる室内水蒸気量の増加(水分が洗濯物から室内に移動)と室温の低下での結露化と思われます。
一方、和室は続き間ではなく独立している間取り。サッシ枠には結露跡が目立っていません。
[和室]
また、リビング階段は引き戸で仕切られています。閉めっ放しの場合は室内干しによる高温多湿な空気が1階に滞留しますが、扉を開けると2階に移動(寒気と暖気の空気の対流)するので、2階のサッシ等に結露が発生しやすくなっている環境と考えられます。
Q 蛍光灯を取り替えるにはどうしたら良いのか?
実際に照明器具のカバーを取り外して、カバーの内側がバネで固定されている仕組みを見て頂きました。
お客様宅の照明器具の蛍光灯は細い製品なので、買い換える際には蛍光灯を取り外してホームセンターに持参して同型を探して頂くようお願いしました。
[LDK]
お客様にアンケートの記入をお願いしました。
洗面所の広さ、大量の洗濯物が手軽に干せるのが良いとのこと。洗面脱衣クローゼットという縦長の空間になっています。室内に横幅があることで洗濯物を干すスペースが確保されています。
[洗面脱衣室]
「洗面脱衣室の入口にLDKの照明スイッチを付けたが不要だった」とお客様。玄関からLDKに入る際のスイッチは日常的に使われると思いますが、洗面脱衣室の照明が点灯している時にLDKが消えているというのはほとんど無かったようですね。
[玄関ホールからLDK] [洗面脱衣室からLDK]
「換気扇のお掃除・メンテナンスがしやすい」と奥様の好評。永原が提案したタカラスタンダード製の換気フードとなっています。
[キッチン]
2013年12月12日(木)お家の点検2年目(富山市Y邸)
所要時間 9:54~11:12 雪
スタッフ 横窪、渡辺
【Y邸の紹介】
1年目に引き続き、2年目(2回目)の公式訪問(定期点検)になります。同じお家・ご家族などに関する記事を書くとなると・・・難しいのですが、とにかく色んな切り口を見つけて書き続けます(笑)
これは洗面脱衣室に貼ってあるエコカラット、そして間接照明で照らされた優しい雰囲気です。住み始めて2年が経過すると、どこのご家庭も毎日の慌ただしい生活の中でふと気に留めることも少なくなってくるのかもしれませんが、この記事を様々な方が読まれて、改めてご自宅の様子を思い起こして頂ければ幸いです。
壁の間接照明を見ていると、オシャレなホールの間接照明でムーディな雰囲気が感じられます。
「明かり」計画。不特定多数の方々が宿泊する大きな施設ではなく、ご家族専用のお家の中でどんな風に光景を移植・縮尺・変換するのか、設計者の腕の見せ所ですね。
階段の踏み桁には滑り止め防止のマット。その中でも無造作に置いてあるマットを発見。お客様に聞いてみると、愛らしいワンちゃんが滑らないように・・・との心配りだったそうです。元気に駆け上がるワンちゃんを見ていると、「なるほど」と頷いちゃいます♪
お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]
「モデルハウスみたい」って言われる(笑)
緑を配置、それも継続的に満遍なく手入れされている様子を見ると、抜群の感性をお持ちとお見受けします。
[LDK]
小物もシンプルにまとまっています。
[階段]
スケルトン階段。踏み桁を少し奥に伸ばして小物が置けるように工夫されています。
こだわった照明の数々。
[照明器具/玄関] [照明器具/リビング]
[照明器具/ダイニング] [照明器具/トイレ]
「ダイニングテーブル近くにコンセントがあれば良かった」とお客様。コンセントは家具の配置も関係しているので重ならないように慎重に考えられますが、コンセントが足りなくても電源タップ(延長コード)を使うことで複数の家電製品には対応できますが・・・やはり、見栄えの良さも関係してくると思われます。