点検ブログ

  • 【クッションフロアのふやけ・膨らみ】2014年3月29日(土)お家の点検2年目(富山市H邸)

    Q クッションフロアが少し膨らんできた。

    A 現状を確認。浴室が横にあって、室内にはドラム式の洗濯乾燥機、そして床暖房の暖気で洗濯物を

    乾かしておられるご様子。

    [洗面脱衣室]

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    空気清浄機はあるのですが、除湿機が無い状態。換気扇は風呂上り後の約2時間だけ回しておられるご様子。洗濯物が乾くということは衣類にしみ込んでいる水分が水蒸気になって室内に放出されるだけで室内全体を除湿・換気しないと、水蒸気は室内外を漂って結露化しやすくなると思われます。

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    換気や除湿の必要性を他の点検現場での事例を引用して紹介しました。

     

    [結露]

    床暖房は寒い時期には一日中点けっ放しとのことです。サッシ枠にはエコカラットが結露防止用に取り付けられていました。夜になると厚手のカーテンを敷くことで空気の対流がカーテンによって遮られて、サッシ枠の温度が下がることで結露化しやすい環境になる事例を紹介。

    [LDK/南側]

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  • 【点検枡】2014年3月29日(土)お家の点検5年目(滑川市K邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。泥の貯まり等は特にありませんでした。

    [建物左面/北側]

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    [汚水枡]

    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物左面/北側/洗面脱衣室]

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    そこで、お客様にも現状を見て頂きました。今は油脂等が堆積して少し溜まっている状態ですが、将来的な詰まり防止の為に、定期的にホースの水流で洗浄することをお勧めしました。

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  • 【お風呂のカビ防止】2014年3月29日(土)お家の点検5年目(滑川市K邸)

    Q お風呂の床にカビが生えやすくなった。定期的に掃除しているが・・・。

    A 現状を確認。お客様から「銀のイオンで防カビ」という薬剤を見せて頂きました。商品名を検索するとライオンの「ルック おふろの防カビくん煙剤」でした。使い方は水入り容器にセットして浴室に置くだけでカンタン。銀イオンの煙が天井に潜むカビの原因菌をまるごと除去するようです。

    [1階浴室]

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    ※ 「浴室の床の黒カビを落としても、なぜまた生えるのか」天井の目立たないカビから胞子が浴室中

      に広がるメカニズムを解明。

    (参考/http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20131027/ecn1310270727002-n1.htm)

  • 【スリムダクトの下がり】2014年3月19日(水)お家の点検2年目(富山市I邸)

    スリムダクトが下がっているのを発見。気象条件等によって下がってきたものと思われます。下から手で押し上げてみたのですが、枠の内側に完全に入らない状態でした。

    [建物後面/南側]

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    そこで、脚立にのぼってスリムダクトの表面側のカバーの下がりを完全に近くから閉じました。

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  • 【土間モルタルのヒビ割れ】2014年3月19日(水)お家の点検2年目(富山市I邸)

    土間コンのモルタル表面に少しヒビ割れがあるのを発見。乾燥収縮等によって起こり得る現象で、角の部分からの軽微なヘアクラックです。外部の場合はヒビ割れ部分に雨水が進入、凍結融解の繰り返しがヒビ割れを次第に大きくさせてしまうのですが、今回の事例は建物の内部。放置しておいても構造上の問題は特にありませんが、お客様の不安感を軽減する為に補修することになりました。

    [勝手口]

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    コーキングガンにシーリング剤をセッティングして、ヒビ割れ部分に注射器のように充填しています。

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    最後にシーリング剤の盛り上がった箇所を指先で均して補修完了。

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  • 【汚水枡】2013年12月14日(土)お家の点検2年目(高岡市O邸)

    汚水枡の点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物後面/北側/キッチン]

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    玄関横にあったホースをお借りしてお家の後面に回って水流で洗浄することになりました。

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    ホースの水流・水圧で溜まっていた油脂等を流して洗浄しました。

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  • 【結露】2013年12月14日(土)お家の点検2年目(高岡市O邸)

    暖房器具はエアコンや石油ファンヒーターです。リビングでは特に結露跡は見受けられませんでした。

    [リビング/南側]

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    2階居室の小窓の枠周辺が結露化していました。1階の暖かく湿った空気が2階に移動(空気・温度の対流)し、冷たい部分に当たって結露化したものと思われます。

    [2階居室]

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    エアコンは除湿効果がありますが、加湿器や石油ファンヒーターによって室内に水蒸気を放出させていることで湿度が上昇します。ただし、ご家族のお体の健康を考えると、ある程度の湿度は必要です。

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    今の季節は洗濯物が非常に乾きにくい時期。暖かなLDKで室内干しされるお客様は大勢いらっしゃいます。乾くことで室内水蒸気量が増加(洗濯済みの濡れている衣類から室内に水蒸気が移動)し、室温の低下とともに結露化します。起こり得る現象をあらかじめ知って頂き、定期的な拭き掃除等で将来的なカビ発生を抑えて頂くよう助言。

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  • 【点検枡】2013年12月12日(木)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    [雨水枡]

    1年目点検後のフォローではお客様からの「カーポートにある雨水枡の周囲(コンクリート)にギザギザな箇所がある」とのご指摘で枠内を削った経緯がありました。今回は車の真下で蓋を開けて内部の検査が出来なかったのですが、外から見る限りですが補正した跡が見受けられました。

    [建物正面/南側]

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    [1年目]

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    [汚水枡]

    汚水枡の点検を実施。白い油脂等が溜まっていました。

    [建物右面/東側/キッチン]

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    そこでホースをお借りして水流で洗浄することになりました。

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    キッチンのシンク等の排水から油汚れを含んだ洗剤排水が配管を流れる時、温度的・電子的に油分を再放出することで油脂等が溜まる現象があります。外は雪降りで非常に寒かったのですが、起こり得る現象をお客様の目で見て頂いて、今回のような洗浄による定期的なメンテナンスをお願いしました。

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  • 【洗濯物が乾きにくい】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q 今の時期、夏場に比べると物干し場(サンルーム)では洗濯物が乾きにくくなっている。今日は晴れており、テラスで干しているが・・・

    [テラス]          [物干し場/サンルーム]

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    LDKは床暖房を点いているので暖かく、天候の悪い日は室内干しをされているご様子。どのご家庭でも冬場の室内干しは一般的な光景だと思われます。サッシ枠を見ると、ゴム枠部分には結露跡の汚れや小さなカビが発生していました。

    [LDK]

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    寝室のサッシ枠にも結露が少し発生していました。これも一般的な現象であり、ご家庭の寝室では冬の間は室温の低下と就寝時の呼吸による室内の水蒸気量の増加によって露点・結露化する事例があります。また、厚手のカーテン内外では室温差がある(室内が暖かくてもカーテンとサッシの間の気温が低い)ことも結露化の一因となっています。

    [寝室]

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  • 【結露】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    結露跡を検査。サッシ枠のゴム部分に小さなカビが発生していました。お客様は知っておられるご様子。

    [LDK]

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    LDKは床暖房。室内水蒸気が増加する要因にはなりませんが、加湿器を点けておられるご様子。一定の水蒸気量で気温が高い時は湿度が低いのですが、床暖房を消して室温が低下すると次第に湿度が上がってカーテンとサッシの間が露点・結露化する現象を紹介。他の点検現場でも同じ事例がありますので、まずは知って頂くことになりました。

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