点検ブログ

  • 【換気システムの掃除】11月16日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)

    【換気システムの掃除】
    Q 1年目点検以降、換気装置のお掃除をしたことがありますか?
    A ない(苦笑)
    今回は、設計課の舘(一級建築士)が初の実演になりました☆
    事前に用意するアイテムは、「掃除機、濡れ拭き、脚立、予備のフィルター(手持ちにあれば)」で、ドライバー等の特殊な工具はいりません。
    普段のお掃除の延長と考えて頂いたほうが良いと思います。

    まずは、カバーを留めているバネを手探り感覚(よっぽど高い脚立じゃないと見えません)で外します。
    カバーの落下に注意して下さいね!
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    バネで固定されている黒いフィルターを外します。
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    取り出したフィルター。ちょっと灰色になっていますが、これが空気中のホコリ等(場所によっては小さな虫も引っ掛かっています)が溜まった状態。掃除機で吸い取っている様子です。
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    両サイドにある2箇所の大きめのネジを手で回して白いフィルターを外します。
    ちょっと回して下に引っ張ると外れます。
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    取り出した白いフィルターを枠から外して、掃除機でホコリ等を吸い取っています。
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    白いフィルターの装着時の向きに注意。途中で迷われても取り扱い説明書が貼ってあるので安心です。
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    定期的なメンテナンスでは、「予備と交換」、「水洗いして日光で乾燥」、「掃除機で吸い取る」の3つの方法があります。

    満足気な舘。一度、お掃除を体験すると、とっても楽しいようですね(微笑)

  • 【雨垂れ】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    雨水に含まれる空気中のホコリや排気ガス等に含まれる汚れ成分、壁面の汚れを雨水が巻き込んで、外壁の凸部分では黒く垂れができてしまいます。
    (参考/2008年9月17日富山市K邸5年目点検、ベンドキャップ)
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    早いうちに高圧洗浄等で洗い流したほうが良いと思います。中性洗剤を使う場合は、キレイに洗い流してくださいね。洗い残しがあるとその部分にホコリ等が溜まりやすくなって、カビ等が発生する原因にもなるようです。

  • 【壁クロス】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    Q クロスと巾木の間に隙間がある。
    A 現状を確認。クロスの保証は2年目点検までは無償で対応させて頂いております。後日、全てのお部屋の隙間等をコークボンドで目立たないように補修する事をお約束。
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    2年目以降のクロスの補修等はお客様がDIYで施す事になります。隙間が見える事で隙間風は入ってきませんが、見映えで気になる箇所と思われます。その際は、ホームセンター等で販売されているコークボンドを使って補修する事になるとお願いしました。
    (参考/2008年8月28日富山市A邸2年目点検、クロス)

    また、室内のホコリについて。目には見えにくいですが、ホコリが壁にも付着するようですね。これを長年放置しておくとホコリ焼け(※2)等が発生する事もあります。お掃除方法では、年に1回程度、タワシに固く絞ったタオルを2枚程度巻きつけて、壁の凹凸に対して円を描くようにお掃除して頂く事をお勧め。
    (参考/2008年10月20日富山市Y邸5年目点検、壁クロス)
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    ※2 ホコリには、屋外から飛んでくる「土ホコリ」と布団やカーテン、衣類等の「綿ホコリ」の2種類があるそうです。
    特徴としては、「そのままではベッタリとくっ付かず、空気の動きに合わせて移動し、飛び散りやすい」という性質で、「ホコリ」単体では、「簡単な汚れ」で掃除機や乾拭き・水拭きで対処できますが、「油や水垢」とくっ付いた時に「ヘドロ状、粘土状」等々に変化するようですね。特に「油との結合」では、「食用油(キッチンでの調理)」等々との関係がありますが、コンロや換気扇廻りという局所だけでなく、ミスト状に家中に飛散しているそうです。
    そうして、壁に付いているホコリと結合し、太陽光や蛍光灯等からの紫外線で変色するようです。
    (参考/「酢」と「重曹」で大掃除)
    (http://allabout.co.jp/contents/eco_word_c/sumai/CU20021102A/index2/)

  • 【リビングのカーテン】10月21日(火) 定期点検2年目(富山市S邸)

    カーテンレールのちょっと上の壁クロスが剥がれていました。
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    Q このクロスのキズはどうされたのですか?
    A 最初は、私自身で木製のカーテンレールを取り付けていたが、重みに耐え切れず、落ちてしまった。

    お客様は応急処置として、はめ込み式のカーテンレールを代用しておられ、設置の高さが少し下がったせいで、カーテンの裾が床に付いてしまい、何とかしたいとお困りのご様子。
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    Q 重みで落ちたということは、壁の向こう側に下地材である木が入っていないの?
    と点検スタッフ一同、不安な気持ちに包まれましたが・・・。

    ここで、壁に下地材が入っているかを針(※1)で検査すると、確かに入っていました。単にお客様が打ったビスが短かった為に下地材へ届いていなかったようですね。

    そこで、剥がれてしまったクロスを元に戻すことは難しいので、剥がれた箇所に10cm程度の板を貼って、その上に木製のカーテンレールを取り付ける事をご提案。
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    後で聞いたのですが、取り付け方をご存知なかったようで、必要な部品を捨ててしまわれていたそうです。私も素人ですので、とっても良い勉強になりました☆

    ※1 下地探しには、プッシュ式のアイテムが一般的に使われています。
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    壁面に対して垂直に当てて押します。木下地がある場所では針が下地材に当たり、奥まで入りません。下地が無い場所では針の手応えが無く、奥まで入っていきます。

  • 【換気システム】10月21日(火) 定期点検2年目(富山市S邸)

    Q お掃除したことはありますか?
    A 一度もしていない・・・(汗)
    そこで、大矢が1階と2階のフィルターを交換して掃除機でホコリを吸い取りました。
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    奥様にもお手伝いをお願いしました。2年間もフィルターの掃除をしないと、ホコリがいっぱいですね。
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    フィルターのお掃除、そして再装着が完了。換気システムの音が大きくなりました☆
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  • 【床材】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)

    床(無垢の単層フローリング)にはウレタン塗装(※2)が施されています。キズが付きにくく、凹凸も出にくい特徴があります。
    イスのタイヤ(素材はプラスチック)が床をキズ付けているかも・・・と訪問当初は心配でしたが、それほど目立ってはいなかったようで、スタッフ一同安心しました。
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    ※2 ウレタン塗装は、木部の表面を硬いウレタン樹脂という塗面で覆う塗装です。塗面の強度はキズや水、汚れにも強い特性があります。
    一般的には合成樹脂が使われており、木部の表面をプラスチック質のコーティング状態にします。
    完全に硬化した塗面は水やアルコール、洗剤等で拭いても落ちない強度となり、木部の補強の役割もあるようですね。

  • 【リビングドア】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)

    「最初の頃は、キーキーという音が凄かったが、調整と潤滑剤(CRC)のお陰で今は全く音がしない」とのこと。
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    お客様がDIYでメンテナンスされているご様子。お客様がお使いのCRCのスプレータイプです。
    700円~800円程度(店頭とネットでは販売価格の違いがあります)で販売されています。長期間の潤滑力や防錆力があり、耐熱・耐水性に優れた代物。弊社の点検スタッフも常備している一品です。
    霧状のスプレーグリース(ノズル付き)です。内容量等によって、価格帯の違いがあるようですね。
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    ペンタイプの場合は、ピンポイントで細かな部分にも良いそうです。

  • 【木製の門扉】10月21日(火) 定期点検5年目(砺波市N邸)

    新築当時は防水処理を施してありますが、厳しい自然環境の下では、表面の塗膜も劣化するのが早く、格子の細い部材は更に劣化(腐食)の進行が早いようです。
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    DIYでするメンテナンスする場合の方法として・・・
    まずは、濡れ拭き等で表面の汚れを落とし、次にカビ取り剤等を使って表面の見えない部分に至るまで汚れ等を取り除きます。そして、サンドペーパーでこすり、最後にキシラデコール(※4)で仕上げます。

    ※4 キシラデコールの特徴
       防虫・防腐効果として、木部に浸透し、腐れ、カビ、虫食いを内側からガード。
       耐候性として、雨や日光(紫外線)による劣化・退色に強く、長時間にわたり鮮やかさが保たれます。
       表面に余分な塗膜を作らず、木肌の美しさが引き出せる、自然な仕上がりになります。
       刷毛(ハケ)さばきが良く、ムラになりにくく、作業が簡単です。
       色のバリエーションが豊富に取り揃っております。
    また、一度に2回塗る等といった工夫をされる方もおられますね。定期的なメンテナンスの間隔では、日光や雨等のあたり具合によって、違うようです。日頃の気配りが大事だと思われます。

  • 【吹き抜け照明の電球】10月21日(火) 定期点検5年目(砺波市N邸)

    Q 電球の交換をした事がありますか?
    A まだ無い。取り替えるのが怖いので、点けないようにしている(笑)
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    玄関吹き抜けにある窓からの様子です。ステッキ状の棒でたぐり寄せれば交換が可能となりますが、慣れるまでにはちょっと怖さがあるかもしれませんね。
    もしも、新築をお考えの方がおられましたら、電球交換の方法もご相談されたほうが良いかも・・・。