点検ブログ

  • 【壁クロスの変化と補修】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    壁クロスの状態を確認。近年の1年目点検では、弊社の断熱仕様が変わったからなのか、サッシの真下の壁クロスに膨らみ等の現象が発生している傾向があります。今回の点検現場では見受けられず、ジョイント部分で僅かに膨らみがある程度でした。

    [2階寝室/北側]

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    Q クロスの隅っこ2箇所に掃除機を何回もぶつけて剥がしてしまった。

    [LDK/洗面脱衣室側]   [LDK/キッチン側]

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    剥がれた箇所にコークボンドを充填して指先で剥がれたクロスを接着。ローラーで均して目立たないように補修します。

    [LDK/キッチン側]

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    お客様からの申し出があった際、検査員が手直しできる程度の補修の場合はアフターサービスの一環で対処することもあります。

    [LDK/洗面脱衣室側]

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  • 【キッチン周り/IHマットを使う?使わない?】2016年9月12日(月)お家の点検5年目(高岡市J邸)

    IHクッキングヒーターの天板に敷いてあるIHマットは主に汚れ防止の用途に使われています。マットの種類にもよると思いますが、温度が上がりにくいとのこと。

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    2013年2月に汚れ防止マットについてネットに掲載されていた記事から引用すると、素材にはシリコンやガラス繊維、マイカ(雲母)、結晶化ガラス等があるそうです。国民生活センターが火災事故事例を受けて調査したところ、マイカ(雲母)の場合は高出力運転でも温度検知機能が作動せず、油が発火した実験結果があるようです。

    メーカーの取扱説明書には汚れ防止マットを使用しないよう注意が呼びかけられていますが、点検現場での事例を見ると、「使うor使わない」はお掃除のしやすさが基準になっています。天板はキズがつきにくい製品仕様なのですが、「いつまでもキレイなキッチンを・・・」お客様の願いかもしれません。

  • 【勝手口の扉が開かないことがある】2016年7月8日(金)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)

    Q ロックは掛かるが、扉が開かないことが何度かあった。翌日には扉が問題なく開いたので、特に不具合を言えなかった(苦笑)

    A 現状を確認。不具合が継続して起こる場合と何かのタイミング等で発生する場合があります。点検スタッフが対処する時に現象が確認出来ないと原因が分からないので対処が難しいこともあります。

    [キッチン]

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  • 【お客様アンケート/5年住んで思ったこと・・・お客様からの申し出】2016年7月8日(金)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)

    今回の5年目点検で訪問する点検スタッフに宛てた手紙(感想文)をお客様から預かりました。

    コンセントの数が少なかった。キッチンにいっぱいあっても良かった。一般的に炊飯器やレンジ等がある背面壁にはコンセントの数が多くあって使い勝手は良いのですが、正面カウンター側にコンセントが無い場合は少し不便があるのかもしれません。

    [キッチン]

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    Q 洗面脱衣室のタオルが掛かっている壁紙をキッチン側のようなパネルにすれば良かった。

    現状を確認。湿ったタオルがそのまま掛かっていると壁が汚れてくるようでした。一般的な洗面化粧台の横壁仕様はクロス貼りとなっていますが、IHクッキングヒーターの左側(壁側)にある強化パネルだったら汚れ防止になったのかもしれません。

    [洗面脱衣室]

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  • 【クロスの破損・欠け】2016年5月13日(金)お家の点検5年目(富山市I邸)

    Q 以前この場所に回転イス(ベビーチェア)があった。ぶつける頻度が多くなるにつれて、角っこが次第に欠けてきた。何か良い方法はないものか?

    [LDK/玄関側]

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    A 現状を確認。パテ処理(下地の段差や凸凹を平らにする)でキズ部分を埋めることも考えられますが、コーナー材を取り付けたほうが簡単で見栄えも良い事例を紹介すると、お客様は早速メジャーで寸法取りされていました。

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    前回の2年目点検ではキズが浅かったせいもあってか、弊社の検査担当がコークボンドを充填して目立たないように工夫していました。当時もコーナー材を提案していましたが、お客様は今ほど真剣に考えていなかったようです。

  • 【お客様DIY】2016年6月30日(木)お家の点検5年目(富山市K邸)

    お客様は普段の使い勝手を考えて自家製のストッパーを引き戸の表面に取り付けているご様子。完全に引き戸を開けると反対側から引き戸が閉めにくいこと、閉める時に大きな音がするのを避ける目的があるようです。

    [LDK/玄関側]     [LDK/洗面脱衣室側]

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    洗濯機の底部にはお手製の土台が敷いてありました。その下の隙間に体重計を置いてスペースの有効利用をされています。

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  • 【LDKの使い勝手】2016年6月30日(木)お家の点検5年目(富山市K邸)

    お客様宅では二人目が生まれてからはソファを壁側に移動させて、キッチンカウンターにくっ付いていたダイニングテーブルは片付けられたご様子。椅子に座るよりも床の上に直に座ったりすることでお子様目線と同じ若しくは下になったり、気軽に転がりやすい自由な環境を創り出されています。

    [LDK]

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  • 【水漏れ検査】2016年2月19日(金)お家の点検1年目(射水市H邸)

    水漏れの有無を検査。特に異常はありません。水周りで比較的多いのは蛇口やレバーを完全に閉めてもカランから水滴がポチョンと少し垂れてくる現象です。その後の使用で垂れる量が多くなってきたら交換時期(有償)になります。5年~10年で発生する現象であり、放置しても大きな被害にはならないと思われます。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    一方、洗面化粧台の水受けボウルやシンクの下にある給水管からの水漏れは早めの対策が必要です。初期症状は配管の周りが少し濡れている程度ですが、知らないまま放置して年月が経過してひどくなってくると床に浸透して周囲の部材に悪影響を及ぼすことで被害金額が大きくなってしまいます。

    「特別な対処が必要」と言うよりも起こり得る現象を知って頂くことが早期発見につながり、早めのご連絡がお客様自身の費用を少なくする方法になります。事前に水漏れ等を含む火災保険に入っていれば安心になると思われます。

  • 【カランから水が漏れる】2015年5月30日(土)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 水を止めてもカランから水が少し漏れてくる。

    現状を確認。たまに水滴がポチョンと落ちる程度なので今すぐに取り替えるほどではない状態。部材の交換費用もかかりますので、水漏れがひどくなってきたら改めて連絡して頂くようお願いしました。カラン内部のゴムパッキンの劣化が原因と思われます。

    [浴室]

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    Q カランの向きをお湯にすると水滴が漏れてくる。

    現状を確認。これもカラン内部のゴムパッキンの劣化と思われます。今以上にひどくなってきたら連絡して頂くようお願いしました。

    [洗面脱衣室]

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    カランからの水漏れ以上に費用がかかるのは水量調整バルブ等がある給水管周囲からの水漏れです。洗面化粧台の場合は下の扉の中、キッチンの場合はシンクの引き出しの奥となります。配管内のパッキン材の消耗等が原因で隙間から水が漏れることがあり、そのまま放置しておくと床に浸透してしまう事例もあります。

    [洗面脱衣室]       [キッチン]

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    予防は難しいので、「起こり得る現象を知っている」という早期発見が大切となります。