点検ブログ

  • 【お家の定期点検での感想】4月16日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町M邸)

    今回の5年目点検でも、これといった異常はありませんでした。
    ただ、5年目ともなると、庇の無いデザインのお家では外壁面の汚れが気になってきます。
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    点検現場では知人のお家での現象と比較して、「どうして我が家は?」と質問されることもあります。
    同じお家であっても、お家の外観デザインや屋根形状、外壁仕様、立地や周辺環境等々の違いがあり、全く同じ条件のお家はありませんが、建てた後のメンテナンス次第(メンテナンスし始める時期がとても大事)によっては、見た目(汚れ落とし)や部材が長持ちする傾向もあります。
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    また、内部では生活スタイル(水蒸気の発生等)や使用頻度や使い勝手等によっても、メンテナンスの頻度は変わってきます。
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    そこで、これまでの定期点検を振り返ってお家の中でのメンテナンス道具を考えてみました。DIYするにあたっての必需品と思われます☆
    ①ドライバー(ノブやラッチ受け、丁番の調整等)
    ②六角レンチ(丁番の調整)お引渡し時に附属品が多いと思います。
    ③コークボンド(クロスの隙間に充填)色の違いもあります。
    ④タオル(コークボンドやCRCの拭き取り)
    ⑤CRC・潤滑油(丁番の異音等)
    ⑥潤滑パウダー(潤滑油と違ってホコリが付きにくい)鍵穴等
    ⑦6尺程度の脚立
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    さらに汚れ落とし、もっと楽に・便利に♪を追求していくと、挙げればキリがありませんが、まだまだいっぱいありますよね☆

  • 【ドアノブのガタツキ】2月21日(月) 定期点検2年目(富山市M邸)

    ドアノブのがたつきを発見。
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    ビスが緩んだまま使い続けると、部品の消耗(故障の原因等)が早くなってしまうので、ノブのつけ根のビスを増し締めして現状を改善。
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    「メンテナンス」というと専門的で難しそう・・・と思っちゃいますが、「お手入れ?」と発想を変えれば、思わずドライバーを握ってしまう感覚ですね☆

  • 【引き戸】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 引き戸のロックが掛かりにくい。
    A 現状を確認。他の点検現場での「引き戸の開閉でシッカリと最後まで閉まらない」事例を踏まえて溝のゴミ掃除や調整ツマミをドライバーで回しながら引き戸の傾き等を調整。
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    釜状の鍵を受けるラッチ受けのツメ部分の金物を前後に調整して現状を改善。
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  • 【引き戸の開閉】1月24日(月) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 閉まる手前でゆっくり閉まらずに、そのままのスピードで閉まる。
    A 現状を確認。開閉の際に少し異音がありました。
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    そこで、引き戸を取り外して、引き戸の調整具合を確認。上下にある調整ネジをドライバーで回して扉と桟、もう一つの扉との摩擦を考慮して調整します。
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    そして引き戸を元の状態に取り付けた後、もう一度ドライバーで調整ネジをスライドさせながら異音の有無を確認。
    リビングと和室の湿度差によって、引き戸が反ったものと思われます。木の場合、湿度が低いと水分を放出、高いと水分を吸収する調湿作用があります。
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    リビングと和室の使い方の違い。ご家族の生活の場はリビングが中心です。リビングでは冷暖房の空調機器を使って快適にしています。
    仕切りの扉は経済性(光熱費)や見た目などを考えて閉めっ放し、開放感や移動の自由性などを考えて開けっ放し、等々、ご家族のライフスタイルによって様々ですね。

  • 【お家の2年目点検】11月6日(土) 定期点検2年目(立山町I邸)

    新築ならではの、起こり得る現象に対処している点検スタッフたち。
    点検表に当日の現象等を書き綴っている様子です。
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    ひとつひとつ、当日の点検箇所を具体的に説明し、補修すべき箇所・指摘事項があれば「原因と対処」をお答えし、お客様カルテに記録として綴られます。
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    お家の部材が長持ちする方法。今後のお客様によるメンテナンスがあるか否かで、補修時の費用負担が変わってきます。
    メンテナンスでは、ドライバーとCRC(潤滑油)コークボンド(色は多種)、等があればDIYでの補修が可能となります。ドライバーは開き戸の丁番や引き戸のツマミを調整、CRCは開き戸の丁番の滑り具合やサッシの開閉時の摩擦を解消、コークボンドはクロスの隙間を埋めて目立たないようにしてくれます。
    日用大工の延長でもう少し極めるとすれば・・・まだまだ様々な小物がありますので、点検スタッフに聞いてみるのも良いかも~♪お家への愛着がますます深まります♪♪