点検ブログ

  • 【便座のグラグラ】2014年3月29日(土)お家の点検2年目(富山市H邸)

    Q 便座に座ったとき、ガタンガタンと遊びの部分が多すぎるような感じがする。

    A 現状を確認。便座を左右に動かすと、少しぐらつく状態でした。

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    便座のぐらつきはパッキンの高さが経年変化や使い勝手等で変形することで不安定になったものと思われます。そこで、涙目(クリアバンパー)を3箇所に取り付けてバランスを補正しました。

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  • 【土間モルタルのヒビ割れ】2013年12月21日(土)お家の点検2年目(中新川郡立山町S邸)

    Q ヒビ割れがある。

    [勝手口/サンルーム]

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    A 現状を確認。今回はヒビ割れ箇所にモルタルを塗り込む(モルタルの粒子をヒビ割れ部分に押し詰めて、水を湿らせたスポンジで拭き取る)補修方法となりました。細かなヒビ割れ(ヘアークラック)なので、モルタル粒子がヒビ割れ部分に入り込むのか?疑問もありましたが、これ以上ヒビ割れが大きくなってきたら改めて連絡して頂くようお願いしました。

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  • 【玄関ドアのビス浮き】2013年12月21日(土)お家の点検2年目(中新川郡立山町S邸)

    Q 先日、玄関掃除をしていたらビスが抜けているのを発見した。

    A 現状を確認。ビスの入る下地がコンクリートだったせいか、差していたビスが何かの衝撃で抜けたものと思われます。今回のように「ビス抜け」の場合であっても構造上はほとんど問題ありませんが、入るべき穴にビスが入らず開いているのも見かけが悪いので、改めてビスを打ち込むことにしました。

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    ビスの周りに紙を巻いて入れてみましたが抜け落ちる状態。

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    そこで接着剤を使って抜け落ちないようにしました。

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  • 【引き戸の開閉音】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q 引き戸を開ける時の緩衝材はあるのか?閉める時はソフトクローザー機能でゆっくりブレーキがかかって静かであるが、子供が思い切って開ける時にウルサイことがある。

    [洗面脱衣室]

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    現状を確認。戸袋に扉が収まる(引き戸を開ける)時に扉と枠がぶつかる音ですが、基本仕様としての緩衝材は貼ってあるのですが、追加で貼ることをお願いしました。

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    そこで手持ちの緩衝材(クリアバンパー/通称、涙目)を少し差し上げました。これを枠や扉の面に余分に取り付けることで衝撃音が少しでも緩和されると思われます。

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  • 【基礎の化粧モルタルのヒビ割れ】2013年11月27日(水)お家の点検1年目(富山市婦中町D邸)

    基礎本体の表面に施してある薄い化粧モルタルのヒビ割れ現象。お客様の感想・見た目では内部までヒビが入っているかも?と心配しておられたご様子。今回の現象は表面上だけのものであり、基礎本体にまでは影響はありません。温度変化によるモルタルの収縮や雑土間が自重で少し下がることによって表面の数ミリの化粧モルタルが少し動いたものと思われます。

    [建物正面/北側]

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    シーリング剤を少し指先につけてヒビ割れ部分に塗りこみます。雨水が進入して凍結による体積膨張(1.1倍)凍結融解の繰り返しによる更なるヒビ割れの拡大を防ぐ目的があります。

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  • 【畳の間からヒモが出ている】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q 畳同士の間からヒモが出ている。掃除機で掃除していると、いつも気になる。何とかして欲しい。

    A 現状を確認。畳を取り出さないとヒモは取れないようだったので・・・

    [和室]

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    ヘラを使って畳を外しています。

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    ヒモが出ている箇所をハサミで切り取りました。これで大丈夫♪

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  • 【外構の土間コンクリートから釘が出ている】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    Q コンクリートから出ている釘を取り除いて欲しい。

    [建物前面/西側]

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    飛び出ている錆びた釘をハンマーで折って、残った部分をペンチで取り落としました。

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    仕上げはペンチを小刻みに動かし、残った先端を削りながら最終的にヤスリで丸めました。

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    お客様に仕上がりを確認して頂き、「特に問題ない」との返答を得ることが出来ました。永原の常日頃のDIYの成果かもしれませんね。

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  • 【土間コンクリートのヒビ割れ】2013年5月18日(土)お家の点検1年目(富山市N邸)

    Q ヒビ割れがある。強度は大丈夫なのか?
    A 現状を確認。温度変化による収縮でコンクリートの表面だけがヒビ割れしている現象と思われます。構造上は特に問題ありません。
    [玄関アプローチ/西側]
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    Q この箇所のヒビ割れは強度に影響があるのか?目立たないようにできるのか?
    A 現状を確認。お客様は市販されている補修剤を試しに購入してDIYでヒビ割れ箇所に充填してみたそうです。施工時期、範囲、補修材料等の違いによってなのか、埋められた部分が少しずつ剥がれていました。
    [北側スペース]
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    コンクリートは安価で耐久性があって全体としての強度はほとんど問題ありませんが、引っ張り強度が小さい特徴があるので、温度変化により収縮して発生する表面のヒビ割れは起こり得る現象となります。既存のヒビ割れ箇所をVカット(※1)等で削ってポリマーセメントモルタル等を流し込む(充填する)補修方法はあるのですが、ヒビ割れ範囲が補修の目安となる0.5mmに達していませんでした。協議の結果、今回は可とう性(柔軟性のある)のエポキシ樹脂シーリング材を擦り込むこととなりました。
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    ※1 Vカットとはサンダーでヒビ割れ部分をさらに削り広げて、割れの元(表面だけでなく下部まで)から補修材を厚く打ち込む為に削る作業です。割れの元から充填補修することで「割れ癖」を低減・回避することができるようです。

    [現在のヒビ割れ箇所]   [あらかじめ誘発目地を打っていた箇所]
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  • 【巾木のキズ】2013年5月18日(土)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 子供が壁にキズをつけてしまった。子供がもう少し大きくなった時点で直そうと思ったが、今回の点検で直すのが良いかも・・・。
    [LDK]
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    現状を確認。「巾木の折れ」と「ボードの一部に穴が開いている」状態でした。
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    3年前の2年目点検の様子。ボードの凹みについては元々危険防止のゲージの突っ張り圧力で少し凹んでいる状態でした。その後に何かの強い力が加えられたのかもしれません。
    [2年目点検]
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    壁クロスの穴(破れた部分)を埋めるには同じ柄のクロスが必要となります。クロスの周期は1年~2年と短く、新築から5年経過した今、当時の同等品があるかどうかは現段階では不明でした。お客様との協議の結果、違う色柄でも良いとのこととなりましたが・・・。
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    協議を重ねるにつれて、最終的には別の部分のクロスを傷口に移植して、剥がされる箇所には新たに黒っぽい柄のクロスを貼ることに決まりました。
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    この黒っぽいクロスは色違いで柄は同じものです。後日、一連の補修の見積書を提示することをお約束。
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