点検ブログ

  • 【クレセントが閉まらない(回転しない)】2013年11月21日(木)お家の点検1年目(魚津市O邸)

    Q クレセントが受けの手前で引っ掛かってロックが掛からない。ここは2階だし、わざわざ長ハシゴを掛けて侵入する泥棒はいないと思うが・・・(笑)

    A 現状を確認。クレセントを回してみましたが、ロックされず途中で引っ掛かる状態でした。

    [2階サンルーム]

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    正常な動き方が分からなかったので、他の部屋の正常なクレセントの動きを再確認。クレセント受けの位置が微妙にずれている状態であることが判明しました。

    [2階居室]

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    クレセント受けを少し動かすことでクレセントの回転がスムーズになり補正完了。

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  • 【開き戸のラッチが掛かりにくい】2013年11月21日(木)お家の点検1年目(魚津市O邸)

    Q 「自分が知らないうちに壊してしまったのかと思った・・・(笑)」と奥様。

    A 現状を確認。ラッチがラッチ受けに入っていない状態でした。そこでドライバーでラッチ受けの金物を補正することになりました。

    [リビング]

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    ラッチ受けの金物の場所を少しずらして現状を改善。

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    意外と簡単に不具合を直す石丸を見て、非常に感心されたご様子。

  • 【開き戸の開閉】2013年11月18日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    Q ドアを閉める時、端っこが枠に引っ掛かる。

    A 現状を確認。季節や天候の湿度変化等による木部の「反り」や「痩せ」等の現象が原因と思われます。そこでドライバーで丁番を調整・補正しています。

    [1階トイレ]

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    リビングドアも1階トイレと同様の現象でした。ドライバーで丁番を補正、改善前と改善後の扉の状態(傾き等)をジェスチャーで紹介しています。

    [LDK]

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    実際に丁番の補正方法をお客様の目の前で実演。最初に丁番の真ん中の固定ビスをいったん緩めて、次に両端のビスの動かし方によって扉が動く様子を紹介しています。

    [2階居室]

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    下にも上と同じ機能の丁番があります。上下で立体的な扉の動きが可能となります。

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  • 【引き戸の開閉】2013年11月18日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    今回は不具合が無かったのですが、今後のメンテナンスを考えて引き戸の扉の補正方法を実演しました。扉の真横(側面の下)に台車の傾きや高さを調整できるネジがあります。

    [2階寝室]

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    扉の底部にある台車が上下左右に動くことで扉の傾き等が変化する仕様になっています。開閉に不具合があり、調整ネジで補正する時に「どこを基準に合わせるのか?」を考えるとドア枠の垂直部分に扉の縁を合わせています。

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  • 【引き戸の反り】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    引き戸の反り現象。サンルーム側の扉は引き戸が一般的だと思われます。サンルームは洗濯物を干す場所なので洗濯物が乾くと同時に室内の水蒸気量が上昇し、気温が下がると湿度が上がります(飽和水蒸気量の関係)。脱衣室側は逆に湿度が低いので、仕切っている(閉め切っている)引き戸の「反る」現象が発生し、引き戸が開閉しにくくなることがあります。

    [サンルーム(物干し場)と洗面脱衣室の間]

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  • 【開き戸の開閉】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    開き戸の開閉テストを実施。「遊びの部分」が少し大きくなっていたので、ドライバーで丁番とラッチ受けの部分を補正して現状を改善。

    [LDK/洗面脱衣室側]

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    [2階居室]

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    ※ 「遊びの部分」は一般的によく使われる言葉ですが、急激な力が及ぶのを防ぐ為に部品の結合にゆとりを持たせることのようです。

  • 【開き戸の擦れ】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    Q 床にキズ(黒い跡)が付いてしまった。

    A 現状を確認。開き戸の底部が少し床を擦っている状態でした。

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    ドアが傾く(下がる)ことによってマグネット式のドアストッパーの金物(ゴム状のもの?)が下がって床を擦っている状態だと思われます。

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    まずはドライバーでラッチのかみ合わせを補正してみましたが、改善できませんでした。

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    次に丁番を補正してみることに。この開き戸の丁番は専用の六角レンチが必要となります。お引渡し時の取扱説明書と一緒にお客様へお渡しした「工具セット」を再確認しましたが、約5年前のことであり、ハッキリと覚えておられないご様子。仮に紛失してもホームセンター等で販売されているので、今後のメンテナンス道具として購入して頂くようお願いしました。

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    丁番の補正の仕方によって、扉が上下・左右・奥行きへの動くことを紹介。

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    床に付いているキズ?汚れ?を試しに爪で擦ってみると何とか取れそうだったので、ティッシュをお借りして水も含ませながらお客様と一緒に擦ってみることになりました。

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    指圧(指を押し付けて擦る)によって汚れが取れてきました。左下の写真の左側に見える斑点はデジカメセンサーに付いた汚れが写ってしまいました(汗)ごめんなさい!

    擦っても落としきれなかった場合の汚れは薬剤を使って頂くようお願いしました。

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  • 【開き戸のラッチかみ合わせ】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    開閉テストを実施。ラッチとラッチ受けのかみ合わせが悪い状態でした。そこで、ラッチ受けの金物を調整(止めビスを緩めてラッチ受け金物を少し動かす)することにしました。

    [2階寝室]

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    お客様をすぐ近くにお呼びして目の前でドライバーや指先を使いながらラッチ受けが動くのを見て頂きました。お客様はメンテナンスの方法・扉の仕組みを頷きながらご理解されているご様子でした。

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    この開き戸の丁番も六角レンチが必要なタイプとなっています。

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  • 【引き戸の開閉】2013年8月22日(木)お家の点検1年目(富山市M邸)

    Q 3枚引き戸が開閉しにくい時期があった。

    A 現状を確認。今回の開閉検査では特に開閉しにくいという現象は見受けられませんでした。

    [和室側]

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    開閉しにくくて無理に力を入れすぎてしまったせいか、取っ手の横を傷つけてしまった(汗)とお客様。

    季節や気候・天候による湿度変化によって扉や敷居、鴨居等が伸縮、そしてLDKと和室の湿度差(エアコンの除湿機能等)によって引き戸自身も伸縮して開閉しにくくなっているのかもしれません。

    [和室側]         [左・・・和室/右・・・LDK]

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