点検ブログ

  • 【T邸の紹介/定期的に訪問することでお客様は安心されます】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    所要時間 13:00~14:02 晴れ

    スタッフ 砂田、恒田、渡辺

     

    【T邸の紹介/定期的に訪問することでお客様は安心されます】

    弊社の訪問検査は1年目、2年目、5年目、10年目の計4回。様々な現象や事例を見てきていますが、住まわれて将来的にどのような不具合があるのか?はお家を構成する部材や設備、建具等の使い勝手・使用頻度等によって起こり得る現象が異なってきます。

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    水漏れの場合は・・・

    これは水漏れが発生しているか?の検査です。水またはお湯を出したり止めたり、流量を調節できる給水バルブ(弁)の周囲、給水管の接続部分にはパッキンが噛ませてあることで水漏れを防いでいます。そのパッキンの劣化等によって接続部分からの水漏れが発生することもあります。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    給水管の接続部分の構造はネジ山になっていて水が漏れにくい構造になっているのですが、給水管は常に上水道の加圧があるので、奥まで締め切ってもその奥に隙間があった場合は水漏れが起こるようです。そこでパッキンがあると、接続部分の隙間をなくすことができるのですが、パッキンは消耗・経年劣化して小さくなるので、交換が必要になってきます。

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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    基礎化粧モルタルに小さなヒビ割れを数箇所発見。基礎表面に施されている厚さ数ミリの化粧モルタルだけのヒビ割れだと思われますが、次回の2年目点検で床下検査する時に確認することになります。

    [建物後面/北側]                    [建物前面/南側]

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  • 【壁クロスの変化と補修】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    壁クロスの状態を確認。近年の1年目点検では、弊社の断熱仕様が変わったからなのか、サッシの真下の壁クロスに膨らみ等の現象が発生している傾向があります。今回の点検現場では見受けられず、ジョイント部分で僅かに膨らみがある程度でした。

    [2階寝室/北側]

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    Q クロスの隅っこ2箇所に掃除機を何回もぶつけて剥がしてしまった。

    [LDK/洗面脱衣室側]   [LDK/キッチン側]

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    剥がれた箇所にコークボンドを充填して指先で剥がれたクロスを接着。ローラーで均して目立たないように補修します。

    [LDK/キッチン側]

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    お客様からの申し出があった際、検査員が手直しできる程度の補修の場合はアフターサービスの一環で対処することもあります。

    [LDK/洗面脱衣室側]

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  • 【トイレの鍵が壊れてロックできない】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    Q 引き戸の鍵が壊れてロックできない(事前葉書)

    [1階トイレ]

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    現状を確認。開閉テストの結果、上のレールに取り付けられているソフトクローズが効かなくなっているのを発見。ドライバーでソフトクローズのビス位置や引き戸の側面ネジを調整して、正常に機能するように補正しました。

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    ロックを掛ける時は鎌状の金物が飛び出てくるのですが、これがストライクボックスというロック受け金物の間に入らない状態でした。

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    ストライクボックスを取り外して部材の仕組みを検査。同型の部材が使われている洗面脱衣室側の金物をトイレ側に取り付けてみるとロックが正常に機能しました。お客様へ壊れている部材(ストライクボックス)を見せながら仕組み説明し、後日部品交換することになりました。

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  • 【F邸の紹介/エコアイ換気の特徴】2016年4月23日(土)お家の点検2年目(高岡市F邸)

    2016年4月23日(土)お家の点検2年目(高岡市F邸)

    所要時間 09:55~12:06 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    【F邸の紹介/エコアイ換気の特徴】

    お客様宅の2年目点検。エコアイ換気が採用されています。外壁を見るとベンドキャップ(フード)が少ないのが分かりますか?外観がスッキリしています。一般的なお家の外壁には給排気口がお部屋の壁や天井に付いており、これらの出入口が外壁に開けられていることでベンドキャップの数が多くなるようです。

    [建物右面/南側]     [建物左面/北側]

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    これはお部屋や収納等にある排気口。汚れた空気は下方に溜まる傾向があるので、床に排気口があることによって汚れた空気を効率よく排出させることができます。

    [排気口/洗面脱衣室]   [給気口/リビング]

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    それぞれのお部屋に繋がっている蛇腹のダクトです。この中を汚れた空気が全熱交換機を通って外に排出されます。一方、新鮮な外気は屋外の給気口のフィルターを通って床下の中央にある全熱交換機に入ります。ここで熱交換機能が働き、外から入ってくる冷たい空気(0℃)が排出する空気(20℃)の熱交換で15℃程度になります。

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  • 【屋根点検】2016年4月23日(土)お家の点検2年目(高岡市F邸)

    風が少し強かったのですが屋根点検を実施。強風による長ハシゴの転倒防止で下から支えるのですが、今回はお客様にもお手伝いして頂きました。

    [建物右面/南側]

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    屋根には太陽光パネルが搭載されています。特に異常はありません。

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    屋根の傾きは3.5寸勾配。屋根雪落下による影響を考えて南側の敷地を広めにとってあります。数年前の一時的な大雪ではお庭に50cm程度積もっていたのですが、屋根雪落下による積雪を合わせると約1mにもなったそうです。

    [建物右面/南側]

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  • 【エコアイ換気システム】2016年4月23日(土)お家の点検2年目(高岡市F邸)

    外部給気口に取り付けてあるフィルターの汚れ具合を確認。白いフィルターの周囲には汚れ防止でお客様のアイデアによる赤いタマネギネットで覆っています。

    [建物右面/南側]

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    内部を確認しようと思ったのですが、赤いネットがシッカリと入っている状態。お客様はその上から掃除機をかけて表面に付着しているホコリを吸い取っていました。

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    お客様から訪問検査案内葉書の返信には「給気口・排気口フィルターの注文書が欲しい」と希望されていたのですが、お客様はネットで注文できる方法を見つけておられました。こうやってお客様ご自身で調べることもDIYの一環ですね。点検スタッフも勉強になります。

    [リビング/南側/給気口]  [洗面脱衣室/排気口]

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  • 【蛇口の先端にある整流器が動く】2016年4月23日(土)お家の点検2年目(高岡市F邸)

    Q 蛇口の先端のパイプ内に入って固定されるはずの波型の板(整流器)が中で動いているのでは?

    [洗面脱衣室/多目的洗い器]

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    現状を確認。洗い器のパイプを取り外してラジオペンチを使って整流器を固定できるように試してみたのですが、改善されませんでした。後日、専門業者へ依頼することになりました。

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    整流器とは?(参考/http://sigoto-syumi-nikki.seesaa.net/article/383409882.html)

    蛇口やコックを回すと自然に(水圧によって)出てくる水道水。ネットで調べてみると、出口から真っ直ぐ出てくることに仕掛けがあるようです。

    私たちが飲料等に使っている水は川の水などが浄水場でキレイにされて各家庭にくるのですが、水道管は曲がりくねっているせいか、その運動慣性が残った状態で蛇口に到達しています。もし、蛇口の先端に何も無かったら慣性の作用によっていろんな方向に飛び散ったり、水跳ねが起こるようです。この力をまっすぐに修正するために整流器が取り付けられているそうです。