点検ブログ

  • 【コンクリートに水溜り】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    Q お客様より・・・他社(中田工務店ではない)で施工をお願いした玄関アプローチのコンクリート工事であるが、雨上がりで天気になっても、溜まった雨水がなかなか乾かず、しまいにはコケが生えてきて訪問する人が滑っている。何とかならないか?
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    A リビングのサッシを通してコンクリートの状態を遠目で見ながら現状を聞き込み。溜まった水の排出方法をお客様と検討しました。最終的に地中に流すのですが、表面に溝を開けるか?穴を開けるか?
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    お客様と協議の結果、見た目重視で30cm四方の穴をコンクリートの下(泥)まで貫通させて、その穴に色付きの砂利等を入れてデザイン的に工夫する案が有力になりました。
    また、全体的なデザイン性を考えると玄関前の一箇所だけではなく、2~3箇所設けたほうがバランス的に良いと思われます。コスト計算では「人件費+機械のレンタル等」であり、施工単価×施工箇所ではないことを説明。後日、見積書を提示することをお約束。

  • 【外壁の汚れを落したい】2012年4月14日(土)お家の点検5年目(富山市H邸)

    Q 以前に知人から業務用の高圧洗浄機を借りて、試しに少しの範囲だけを洗浄してみた(笑)
    A 現状を確認。外壁の模様は横に流れているデザインです。横の模様の場合、今回の事例では模様に凹凸もあるせいか、縦のラインと違って汚れ等が下に落ちにくくなることもあります。
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    お客様は特定の場所に対して高圧洗浄機をかけてお掃除されたそうですが、水の圧力の加減(高圧洗浄機と外壁との距離・間合い?)が分からず、外壁の塗膜が剥がれる心配をされていたご様子。そこで、専門の業者に依頼したいとのことでした。
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    お家の方角(外壁の面)によっては、日の当たり・雨の当たり具合が異なっていたり、近くの空き地等から藻やカビの胞子が飛んできて付着しやすかったり等々。次回に「高圧洗浄を使った外壁の汚れの落し方、外壁用洗剤の種類等」をご提案することになりました。
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    雨垂れ(撥水膜となった黒い跡)の主な原因は、サッシやベンドキャップの周囲に施されている防水・弾性コーキングから溶け出した可塑剤等に含まれるシリコン油。水だけの洗浄よりも洗剤も使ったほうが油分を分解してくれますので、良い効果が得られると思います。

  • 【藻の発生】2011年8月24日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    外壁に藻が発生していました。隣家が接近し、日が当たりにくい場所。そして外構が土であり、雨水が蒸発しにくい環境が主な原因と思われます。
    また、外壁の防水塗膜の経年変化による劣化(含水率の増加)等も考えられます。
    [西側/お家の右面]
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  • 【今後のメンテナンスについて/外壁・コーキング】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    外壁の表面の防水塗膜が紫外線等による劣化で外壁の含水率が増加(撥水性の低下)すると、お家の方角(日当りや周辺環境等)によっては藻が発生する場合もあります。
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    今回は南側のコーキングの状態を一緒に見て頂きました。指で強く押し当てて弾性を検査。特に問題はありませんでした。
    南側の面は特に紫外線等の影響が大きく、硬化によるヒビ割れ現象が早い段階で出てくることもあります。外壁の下地には防水シートの層もあるので、特に心配することはありません。今後も5年目、そして10年目と点検があるので、状況を確認しながら様子を見ていくことになります。

  • 【外壁材の経年変化】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    将来的には紫外線等による影響で方角によっては外壁の塗膜が次第に劣化する現象が発生します。表面を触って白い粉末(チョーキング現象※1)が手に付くと、防水塗装が効いていない状態と考えられます。
    [建物右面/南側]
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    ※1 チョーキング現象とは、紫外線や熱・水分・風等によって塗装面の表面樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白黒)のような粉状になって顕れる現象です。

    また、塗膜が劣化するにつれて、外壁の含水率が増加し、日当り等によっては藻が発生するケースもあります。
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  • 【藻の発生】11月19日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    北側の外壁に藻が発生し、不思議な模様をしていました。お子様の指跡?丈の長い草の跡?と思わせるようです。
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    指で触ってみると、キレイに拭き取れる状態。外壁の塗膜(防水)が正常に機能していることが確認されます。
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    今後のメンテナンスとして、お客様に外壁のお掃除(高圧洗浄)をお願いしました。外壁の防水塗膜は床材のワックスに例えられます。塗膜が効いていると汚れやホコリ等の付着を防ぎますが、耐用年数もありますので、近い将来には取りにくくなることもあります。

  • 【外壁の藻】10月25日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町H邸)

    Q 外壁に藻が発生している。
    A 現状を確認。北向きの面に藻が多く発生していました。日当りや周辺環境、外壁塗膜の耐水性の低下(含水率の増加)等々が原因になってきます。
    [お家の上部]
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    一方、下部の様子を確認すると、藻がほとんど無い状態でした。以前、お客様からの問い合わせで、「藻の落とし方」に対して、高圧洗浄機を使って落とせる事を砂田がアドバイスしていました。
    白く濁りの無い白い外壁。デジカメで接写すると藻が目立たなくなっている様子が分かると思います。
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  • 【外壁の藻】9月17日(金) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    北側玄関のポーチ柱に藻が発生していました。高圧洗浄機で洗い落とせますが、水圧が強すぎると塗膜が剥がれてしまうこともありますので、「塗面との距離」を確認(感覚的ですが)しながら、お掃除して頂くようお願いしました。
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    塗面の防水塗膜が年月の経過(紫外線の影響等)とともに劣化(経年変化)して含水率が高くなり、藻が発生しやすい環境になっていること、また、周辺環境(立地条件)や外構が土の場合は地表からの水分の蒸発が遅いこと(北側で日当りが悪い等)も原因と思われます。