点検ブログ

  • 【開き戸の下がり】2014年11月11日(火)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 開き戸が下がっているせいか、扉が開閉しにくいこともある。

    Q 現状を確認。ガラスが入ったオシャレな扉仕様です。ガラスの重量によって戸先が下がる傾向もあります。

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    丁番近くから戸先に行くにしたがって底部の隙間(扉と床の間隔)が狭くなっている状態。

    扉の下がりもありますが、床が少し盛り上がっているとも考えられます。

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    まずは下の丁番のカバーを外して上下に扉の高さを調整できるネジ回し。次に扉の奥行き(前後・左右)を変更できる上の丁番にある固定ビスを補正。

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    扉の傾きを補正する時、扉の水平さを保つ為に片手で扉を持ち上げながら、もう一方でドライバーを回す必要があります。今回の扉はガラスが入って重いので、中谷が戸先を持ち上げてフォローしています。

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    上の丁番の位置を少し奥(ドア枠側)に移動すると、戸先を少しでも上げられるようになると判断。そこで、丁番自身の位置を移動させる為に重い扉をいったん取り外しました。

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    ノミとカナヅチで丁番をはめ込んでいる型を少し深く削ることになりました。

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    少し深く掘って、改めて丁番を型に取りつけ。

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    試行錯誤したのですが、劇的な改善にはならなかったのが残念です。将来的に同様の現象(床との引っ掛かり)が発生した場合は「扉の底部を切る・削る」方法になると思われます。

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