メッセージ

シュルシュルとカンナから滑り出る木片。 その木の臭い。カンカンとノミ使いの金槌の音が心に響く。私の小さい頃の光景は父のカンナ使いの 後ろ姿・・・
人は記憶の底に五感から受けた一瞬（ひととき）という心の安らぎを覚えているもの。私の家づくりのルーツはここにあります。創業７０余年。ハウスメーカーとは呼ばれたくない、 あくまでも工務店として、職人魂を持った企業でありたいと思っています。
企業には身の丈に合った目標と使命があります。地場の工務店として改めて原点を思い、「安心、安全、 正直、本物、確かな技術、調和」、この言葉通り力強く家作りを進めていこうと思っています。
良いスタッフに囲まれて初めて「安心、安全、正直」を実現できます。
また、グローバルな視野で素材・資材を調達し、お洒落で歴史に裏打ちされた「本物」が持つ素晴らしさをお客様と共感し、「確かな技術」で家作りに活かしています。
洋でも和でも良いものは不変。「調和」とはバランスであり、安定をも意味するもの。調和の取れた建築にこそ、安らぎは見出せるものと考えています。