点検ブログ

  • 12月22日(土) 定期点検1年目(富山市U邸)

    12月22日(土) 定期点検1年目(富山市U邸)
    所要時間 10:40~11:50 曇り
    スタッフ 大矢、橋爪、成瀬、渡辺
    協力業者 同行なし

    【U邸の特徴】
    外観は山吹色で、建物正面の一部分でブリック調の外壁の色違いがポイント。また、コーナー部分にもブリック調をあしらい、スタッフが思わず「かっわいい~」って声をもらしてしまうほどの愛らしいお家。外灯にはわざとツルを巻いたような演出。そして外部の水栓のパンも凝った趣向でした。
    01_U_特徴101_U_特徴2

    【屋根施工の納まり】
    玄関口の屋根と外壁との板金の納まりを気にされていたので、お客様と一緒に指差し確認で施工の仕様の説明をしました。雨樋への雨水の流れる仕組みに対してお客様も納得。
    02_U_納まり

    【和室の網戸】
    開閉しにくかったので、網戸の左右のビスをドライバーで調整し、スムーズに開くようにしました。
    03_U_網戸

    【玄関口のスイッチ】
    Q 屋外のコンセントが玄関のすぐ横にあれば良かった。
    04_U_コンセント1

    A 今はちょうどクリスマスのシーズン。電飾が施されているツリーの電源を取るために延長コードを使っておられた。なかなかここまでスタッフの配慮が足らなかったのかなぁ・・・と反省。
    でも、この事例でお客様の嗜好が以前よりも分かり、ちょっと嬉しくなりました。
    04_U_コンセント2

    【床下点検口のきしみ】
    Q 床下点検口の蓋の上に体重をかけるとキシミがある。
    A 蓋の裏には補強材が標準に取り付けてありますが、お客様の納得される方法を提案して現状を改善しなければなりません。既存の枠との間にもう一つ補強材を取り付けることにしました。
    05_U_スイッチ

  • 12月19日(水) 定期点検2年目(富山市T邸)

    12月19日(水) 定期点検2年目(富山市T邸)
    所要時間 13:30~15:00 曇り
    スタッフ 砂田、川上
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【T邸の特徴】
    シンプルモダンの「be Living」。お子様がお庭で遊んでいるようで、風船や拾ってきた石等が飾ってありました。至る所に雑誌で掲載されそうな雑貨のディスプレイが同行者の心を奪います。
    とっても可愛いインテリアで素敵な生活を送られているようでした。

    【猫よけ?】
    これは何だろう?何やらデッキの下には金網が張ってありました。不思議だったのでお客様に聞いたところ、野良猫が入ってこないようにしているとの事。お隣さんも近所の野良猫にお困りのようで、外構に砂利を敷いていたのをコンクリートにされたようでした。とてもびっくりです。
    01_T_猫よけ101_T_猫よけ2

    【照明器具のカバー】
    ご主人が単身赴任の為、高所での作業が奥様だけではなかなか難しいご様子。そこで、カバーの外し方を伝授しました。少し回すと簡単に取り外せますね。お手本になって良かったです。
    02_T_照明器具103_T_照明器具

    【白熱灯】
    白熱灯は近いうちに日本では生産しなくなるとラジオから流れていました。
    記事を引用しますと・・・「政府が温暖化対策の一環として、家庭やオフィスの照明で使われる白熱電球について、電力消費が大きくエネルギー利用効率が悪いことから、国内での製造・販売を数年以内に中止する方針を打ち出す見通しとなった」との事。
    白熱灯と蛍光灯の違いと言いますと・・・
    コスト  ・・・ 白熱灯<蛍光灯 ・・・ 蛍光灯のほうが高価。
    寿命   ・・・ 白熱灯<蛍光灯 ・・・ 蛍光灯のほうが長い。
    消費電力 ・・・ 白熱灯>蛍光灯 ・・・ 蛍光灯のほうが経済的。
    03_T_照明器具

    【床鳴り】
    リビングに床鳴りの現象がありました。フロアの下地材がつなぎ目で擦れあっている音であったので、支持材で補強する事となりました。
    04_T_床鳴り

    【カウンターの擦れ】
    Q カウンターの表面の色が剥がれてきた。どうやって補修すれば良いですか?
    A 現状を確認。床の補修材としてホームセンター等で販売されている「かくれんぼ」もありますが、補修跡の艶の良し悪しもある為、気をつけて使ってくださいね。
    05_T_カウンター

    【壁クロス】
    Q 何か汚れている。クロスの内側から出てきたものですか?
    A 現状を確認。クロスの内側のボードからのアク等のシミではなく、単なる汚れである事が判明。
      先ずは消しゴムで擦ってみて、消えないようでしたら、局所的に中性洗剤を使用して下さい。
      キレイに汚れが落ちるようでしたら全体で拭き取ってみて下さい。
    06_T_クロス

    【クロス】
    クロスにキレ等があるのを確認。お客様宅では蓄熱式電気暖房機が採用されています。洗濯物が室内で干せるほどの乾燥と暖かさであり、クロスの下地材の収縮(木部の含水率が低下)が大きくなることが原因と思われます。後日、クロスの隙間等を目立たなくするよう補修する事をお約束。
    07_T_クロス

    【換気システム】
    Q 24時間換気システムの掃除はしていますか?
    A 確か・・・1年前に掃除しました(笑)
    08_T_換気システム1

    それでは、一緒に掃除をしてみましょう。先ずは、蓋を取り外してフィルターを出します。
    08_T_換気システム208_T_換気システム3

    手前のフィルター、そして奥のフィルターを順序良く取り出します。フィルターは、新しい予備のものに交換したり、掃除機で吸い取ったり、水洗いして乾かしても良いのです。
    奥様は掃除機で吸い取っただけでは気がすまなかったらしく、外に出て、黒板消しのようにパンパンと棒でホコリを叩いて落としておられました。
    08_T_換気システム408_T_換気システム5

    【網戸の調整】
    戸車が引っ込んでいたので、調整を施しました。
    09_T_網戸109_T_網戸2

    【デッキ材】
    Q ビスが切れてフカフカになってきた。
    A 現状を確認。デッキ材が強すぎてデッキ材の浮力にビスが負けてしまっていました。再度、ビスを打ち直しました。お子様がこのデッキでよく遊ばれるらしく、風船の割れた残骸が落ちていました。
    10_T_デッキ110_T_デッキ2

    【感想等】
    本当に素敵なお宅。家を大切にし、家族を大事にする心が伝わってきました。私の心が洗われました。
    本日はありがとうございました。
    11_T_感想

  • 12月15日(土) 定期点検1年目(富山市T邸)

    12月15日(土) 定期点検1年目(富山市T邸)
    所要時間 14:00~14:40 雨
    スタッフ 大矢、坪島、長澤、渡辺
    協力業者 同行なし

    【T邸の特徴】
    外観は、弊社のシンプル・モダンで代表される「be Living」の変形型。オール電化のお家で蓄熱式電気暖房機を採用しておられます。冬場でも室内で洗濯物が干せるほど乾燥して良いのですが、小さなお子様がおられ、健康上、過乾燥は良くない事もあり、湿度計を見ながら、加湿器を点けておられました。
    01_T_特徴

    【お客様の施工】
    お引渡し当時は、一面が柵で仕切ってありましたが、やっぱり出入りをしたいとのことでお客様ご自身で出入り口を作っておられ、ちゃ~んと内鍵まで取り付けてあり、お客様の器用さにびっくりしました。
    02_T_お客様施工

    【換気扇の異音】
    お客様から指摘があり、脱衣室にある換気扇を点けると「キュイ~ン」と異音(モーター音?)。
    他の換気扇と比較しましたが、やっぱり他とは異なる音がしました。後日、取替えする事になりました。
    03_T_換気扇

    【クロスの隙間】
    室内の壁クロスの状態を確認。隙間等が数箇所ありました。木製である壁の下地材は季節の湿度変化で伸縮しますが、ビニール製のクロスは変化しない為、双方の動きの差で起こってしまう現象です。
    後日、目立たなくする為にコークボンドで補修する事になりました。
    04_T_クロス104_T_クロス2

    【床鳴り・1階リビング】
    Q 床鳴りがしていた時があった。
    A 今回の点検では、床鳴りの現象が確認されませんでした。床鳴りには、床を踏み込んだ際の音の違いで対処方法が異なってきます。
      お客様のお話と他の点検現場での事例も合わせて考えると、季節や天候での湿度変化が床材(木部)の伸縮を引き起こし、床を支える床下の鋼製束との間に若干の隙間が発生したものと思われます。後日、床鳴りの現象が確認されたら、再度伺う事になりました。
    05_T_床鳴り1

    【床鳴り・2階居室】
    2階の点検の際に入口付近で床鳴りを確認。補修方法は1階のように床下に潜ることができないので、表面から目立たない細い釘を打ち込む事となります。
    05_T_床鳴り2

    【食洗機の異常】
    Q 洗浄中に停止する事があった。エラー表示は特に無し。
    A 現状を確認。洗浄中の機械の停止は開閉ロックを感知しない場合に起こり得る現象であると考えられます。後日、メーカーのサービスに状況を説明し、対処する事にしました。
    06_T_食洗機

    【感想等】
    Q 知人等に自慢する・褒められるところはありますか?
    A リビング階段の引戸です。お洒落で保温効果もありますね。
    07_T_感想

  • 12月8日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)

    12月8日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)
    所要時間 10:00~10:50 晴れ
    スタッフ 砂田、橋爪、成瀬、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【S邸の特徴】
    外観はブリックをあしらった、貴賓のある風格。ブリックを貼るだけで、欧風なイメージになります。
    壁の色はクリーム色なので、優しい雰囲気です。インテリアにも気を遣っていらっしゃるのか、白とダークブラウンを基調とした、とってもセンス良く、配色を考えておられました。
    01_S_特徴

    【水漏れ?】
    外壁が濡れているのを発見。元をたどっていくとサッシの溝に水が溜まっていました。
    02_S_外壁102_S_外壁2

    何だろう?原因を探るべく、室内の様子を確認したところ、浴室からの漏れでした。湯舟にお湯が張ってあり、湯気が水滴となってサッシの溝に溜まったものと判明。
    02_S_外壁3

    【クロス・その1】
    Q 壁クロスのキレや隙間が目立っている。
    A 現状を確認。季節の湿度変化による、下地材(木部)の伸縮度の違いであると思われます。後日、目立たないようにコークボンドで補修する事をお約束。
    03_S_クロス103_S_クロス2

    【クロス・その2】
    2階居室の壁クロスに傷を発見。
    Q モノを移動中に傷をつけてしまった(笑)
    A クロスの補修の際に、現状の傷が少しでも改善するように試してみる事にしました。
    04_S_クロス104_S_クロス2

    【クロス・その3】
    Q クロスの隙間から外気が入ってくる事はありませんか?
    A 隙間等が発生する原因は、壁クロス(ビニール製)と下地材(木製)との湿度に対する伸縮の差で起こる現象であり、風の通り道となる隙間ではないと説明。お客様もご納得。
    05_S_クロス1

    【エアコンのコンセント】
    施工現場での具体的な位置決めでは、窓よりも高く、間取りでの採光、ダクト等にも関係しています。
    カーテンやエアコン工事はお客様側で実施する事もあり、予め、カーテンポールとの距離と配置を現場サイドで確認しております。
    06_S_エアコン106_S_エアコン2

    【室内ドアの施工】
    ドアの隙間から光が差し込んでいました。これが「風の通り道としての隙間」です。
    07_S_ドア107_S_ドア2

    【ポスト口の汚れ】
    Q 蓋の汚れはどのようにすれば取れますか?
    A 爪で擦ると汚れが落ちた。新聞紙をポストに入れる際に、文字のインクが塗装面(焼付け塗料)に付着したものと思われます。中性洗剤で局所的に試したあと、全体を落とすようにしてくださいね。
    08_S_ポスト108_S_ポスト2

    【コンセントの位置】
    Q コンセントの位置決定では悔やんだ事もあった(笑)
    A プラン時の家具等の配置、施工時の打合せ、引越し後のライフスタイルのギャップ。弊社が実施している住み心地アンケートではお客様の「後悔や喜び」が集中する箇所となっています。
    09_S_コンセント1

    【感想等】
    コンセントの位置。電源タップを別に購入し、不都合を解消しておられるお客様もいらっしゃいますが、テーブルの配置とコンセントの位置との関係が特に多数を占めています。
    私たちは、このお客様の声を元に、次のお客様に更に喜んで頂けるよう、提案して参ります。
    10_S_感想

  • 12月1日(土) 定期点検1年目(富山市K邸)

    12月1日(土) 定期点検1年目(富山市K邸)
    所要時間 10:30~11:30 曇り
    スタッフ 大矢、永原、川上
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    弊社の規格住宅の一つ「カスタムハウス」で、ブリックが施してあるものです。広い敷地で、お家を建てられてもまだキャッチボールが出来る位の土地があります。
    奥様の趣味のかわいらしいインテリア、ご主人のお手製のデッキや花壇・・・。工夫して居心地の良い生活空間を創っていらっしゃいました。

    【ドアの調整】
    リビングドアの開閉に若干の支障が感じられました。季節の湿度の変化や使用頻度等に因るものと思われます。丁番をドライバーで調整し、開閉をスムーズにしました。
    01_K_ドア調整101_K_ドア調整2

    ラッチ受けの部分も調整。
    01_K_ドア調整3

    【リビング長戸】
    開閉しにくかったので、ドライバーで調整しました。アルミサッシの場合、陽が良く当たる箇所では膨張が起こりやすくなります。各素材には伸縮・膨張率があるそうで、季節によっては摩擦も発生するようです。
    02_K_リビング長戸102_K_リビング長戸2

    【換気システム】
    換気システムの機械がOFFの状態でした。これから寒い時期に入ります。換気システムが動いていると肌寒く感じる事もありますが、OFFの場合、ダクト内で結露する可能性が高まります。
    暖かい室内空気がダクト内で外気に触れる(一定の湿度を保った空気が急激に冷やされる)と、水滴が生じ、その水滴が溜まって、換気システムから室内に落ちてくる可能性も考えられます。
    お客様には、常に電源をONにして頂くようお願いしました。
    03_K_換気システム1

    【床の傷】
    Q 床に出来た傷を補修する場合、どうすれば良いですか?
    A ホームセンター等で床補修用のかくれんぼを購入し、ご自身で補修する方法があります。または専門業者に補修依頼をされる際には、傷の数(補修箇所)ではなく、補修に要した時間で計算されます。したがって、多くなった頃を見計らって、専門業者へ依頼したほうが効果的・経済的です。
    04_K_床の傷104_K_床の傷2

    【電気スイッチ】
    スイッチプレートの浮きを確認。漏電する可能性もある為、再度固定する事にしました。
    05_K_スイッチ105_K_スイッチ2

    【クロス】
    壁クロスの隙間やキレを発見。持参したコークボンドとローラーで目立たないように補修。
    06_K_クロス106_K_クロス2

    【感想等】
    点検現場で感じる事。お客様は住宅のメンテ方法や用語を知らないのが当然。でもやっぱり、スタッフは、用語を使ってしまい気味。聞いてもよく分からないですよね。
    現在、お客様の立場になって点検を実施していますが、聞いて頂く言葉にも注意しなきゃイケナイって改めて実感しました。本当にごめんなさい。今後は気をつけていきます。
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  • 12月1日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    12月1日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)
    所要時間 10:00~10:45 曇り
    スタッフ 石丸、橋爪、舘、横窪、渡辺
    協力業者 同行なし

    【A邸の特徴】
    外観は白とモスグリーンの2色を使った外壁。クリーンなイメージがあります。また、家のまわりには植物が植えてあったりと素敵な感じでした。

    【家の裏】
    外壁の下側に植物が伸びていたので取り去りました。小さなモノであっても、「ど根性大根等々」の例もあり、外壁内に侵入すると内部を傷める可能性もあります。侵入しないような心掛けも必要とアドバイスしました。
    01_A_家の裏

    【玄関ドアの開閉】
    ドアの閉まる速さを確認。「開けてから閉まる」までは、一定の速度でした。そこで軌道の8割を「一定の速度」、閉まる間際を「パッタン」と静かに閉まるようにドアクローザーを調整しました。
    ミリ単位での作業であり、ちょっと時間がかかりましたが何度も試して理想的な閉まりを実現。
    02_A_玄関ドア102_A_玄関ドア2

    【トイレドア】
    Q ロックを触っていないのに、何かの拍子でロックされることがあった。どうして?
    A 現状を確認しましたが、原因が判明しませんでした。後日、建具調整の際にメーカーへ事例の検証を依頼する事にしました。
    03_A_トイレドア103_A_トイレドア2

    【工事依頼】
    Q 1階の物入れの中に照明を付けたい。どのくらいになりますか?
    A 事前に電話でお聞きしていたので、見積書を提示。お客様と現場確認の結果、電気は横のトイレから引っ張り、物入れ内部の配線は露出で施工する事に決定しました。
    04_A_工事依頼104_A_工事依頼2

    【換気システム】
    1階、2階ともにOFFの状態でしたので、室内換気の旨を説明し、常時、運転する事を勧めましたがお客様は「うるさいので、電源を切っている(笑)」。やっぱり、静かな音であっても個人差があり、難しさもあるとスタッフ一同、実感。
    05_A_換気システム

    【階段のキシミ】
    キシミを発見。また、今後起こり得る箇所もあった為、双方を裏側から細いビスを打ち補修完了。
    06_A_きしみ106_A_きしみ2

    【床下点検】
    床鳴りの事前連絡があり、床下にある鋼製束の増し締めを実施。
    07_A_床下点検107_A_床下点検2

    【5年目点検までの注意事項】
    お引渡し後は大雪の時期がなかったのですが、今後は屋根への積雪量の荷重により、和室の引戸の開閉に支障が起こる可能性もあります。その時は連絡して下さいと申し送り。
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