点検ブログ

  • 【M邸の紹介】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)
    所要時間 13:55~15:13 雨
    スタッフ 砂田、渡辺

    【M邸の紹介】
    お客様宅のご紹介。前回は2年目点検で2009年10月29日に実施しています。振り返ると築後2年目であり、まだまだ新しさがありましたが、今回は5年目点検。経年変化という劣化現象はありますが、年月の経過が「味わい」という形になって私たち点検スタッフを迎えてくれました。
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    キッチンの様子。
    木目調の棚や扉とテラコッタタイルが見事にハモっているようです。木肌にも色艶があり、手入れが行き届いている愛着が感じられます。「展示室?」と聞かれて「そうです」と答えたくなるような雰囲気。
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    珪藻土の壁、くり貫いた棚、お客様と当時のプランナーのコラボが5年経過した今でも輝いています。
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  • 【点検枡】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    [雨水枡]
    蓋を開けて枡内を確認。蓋を受ける枡の枠に泥が溜まっていたのでドライバーの先端でお掃除です。
    [東側]
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    [汚水枡]
    点検を実施。油脂等の溜まりはほとんどありませんでした。蓋を開けると配管の周囲に泥が溜まっていたので、こちらもドライバーの先端でお掃除をしています。
    [南西側]
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    [北側]
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  • 【妻飾りからのサビ】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    Q アイアン製の妻飾りからサビが流れてきた。(2年目点検の時よりもひどくなった)
    A この妻飾りはお客様がご用意されたもの。5年前はこんな状態になるとは想定外でした。
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    アイアン(鉄)製の場合は室内ならともかく、外にあると自然環境(雨など)によってサビが発生してしまいます。
    正面にあるアイアン製の妻飾り以外は全てのフラワーボックスはアルミ製です。黒の塗装が重厚感を演出しています。今思えば、見るのは遠目であり、特にアイアン製にこだわる必要もなかったと思われます。後日、塗装面に付いたサビの対処方法をご提案することをお約束。
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  • 【コンクリートに水溜り】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    Q お客様より・・・他社(中田工務店ではない)で施工をお願いした玄関アプローチのコンクリート工事であるが、雨上がりで天気になっても、溜まった雨水がなかなか乾かず、しまいにはコケが生えてきて訪問する人が滑っている。何とかならないか?
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    A リビングのサッシを通してコンクリートの状態を遠目で見ながら現状を聞き込み。溜まった水の排出方法をお客様と検討しました。最終的に地中に流すのですが、表面に溝を開けるか?穴を開けるか?
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    お客様と協議の結果、見た目重視で30cm四方の穴をコンクリートの下(泥)まで貫通させて、その穴に色付きの砂利等を入れてデザイン的に工夫する案が有力になりました。
    また、全体的なデザイン性を考えると玄関前の一箇所だけではなく、2~3箇所設けたほうがバランス的に良いと思われます。コスト計算では「人件費+機械のレンタル等」であり、施工単価×施工箇所ではないことを説明。後日、見積書を提示することをお約束。

  • 【塗り壁のヒビ割れ】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    2年目点検ではヒビ割れが建物正面(南側)だけで軽微だったのですが、今回は全ての面で見受けられました。ヒビ割れ箇所に上塗り塗装するか否か?
    「見栄え」では、ヒビ割れを補修(上塗り)しても逆に目立ってしまう事例があります。
    「性能」では、ヒビ割れがあってもサイディングの表面に塗り壁塗装されているので、基材は経年変化(紫外線による劣化等)の影響が受けにくく、雨漏り等への直接的な原因にはならないと思われます。
    [建物右面/東側]
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    [建物正面/南側]
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    お客様との協議の結果、次の10年目点検での検査結果を参考にしたいということになりました。

  • 【開き戸の下がり】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    Q ラッチとラッチ受けのかみ合わせが悪い(開閉時に擦っている感じがする)
    A 現状を確認。使用頻度や使い勝手等によってドアが少し下がっている状態でした。
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    そこで、扉の高さ(上下)を調整できる丁番を紹介。この箇所のキャップを外すと扉の高さ(上下)を調整できるツマミがあります。ここにドライバーを入れて左右に回すことで扉が上下に動く仕組みです。実際に高さ補正して改善完了。
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  • 【床鳴り・床下点検・シロアリ保証】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    リビングで床鳴りを発見。その床鳴り箇所に体重をかけて音を聞いてみると、床下にある鋼製束の伸縮音(湿度変化で木部が伸縮するによって木部と鋼製束の間に隙間が発生)であると判明。床鳴りのある鋼製束をモンキーレンチで増し締めすることになりました。
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    床下に入って該当箇所の鋼製束を増し締め。その周辺の鋼製束も調整しました。途中でライトの充電が切れてしまったのですが、基礎パッキンからのわずかな光を頼りにリビング下まで移動して作業終了。
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    今回の5年目点検でシロアリ保証が切れることをご案内。保証が切れたからといってすぐに被害が出てくることはありませんが、お家の周辺環境にもよりますので、「安心を買う」意味が強いことを紹介。、概算金額を口頭で提示しました。
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  • 【虫の進入】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    Q 6月だったか、黒く小さな虫が大量に進入していた(大汗)当時は虫の名前をネットで調べていたが、度忘れしてしまった(笑)ムカデに似ていたような・・・。
    A 詳細を聞き込み。お客様は虫に対してそれほど嫌悪感は無く、見つけるとティッシュでつまんで捨てるタイプだそうです。床下への進入は基礎パッキンを通って入ってきますが、室内へは給排水管をつたって入ってくる事例もあります。
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    周辺環境は田んぼと用水。虫の発生原因がある限り、完全には防ぐことができないと思われます。
    したがって、ホームセンター等で殺虫剤を買ってお家の周辺にまいたりしている事例を紹介。
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    お客様曰く「虫の進入経路を探ってみると、勝手口や玄関で発見することが多かった」とのこと。完全に扉が閉まっていても扉と枠材の間には開閉の都合上、わずかな隙間が存在しています。
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    開口部からの進入。網戸を閉めていても小さな隙間から入ってくる事例もあります。
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    お家は「密閉空間」という窒息してしまいそうな仕様ではなく、自然な空気の流れが出来るように換気計画はもちろん、給気口や排気口、サッシ等々にわずかな隙間が多数存在していると改めて説明。

  • 【珪藻土とクロスの変化】2012年10月17日(水)お家の点検5年目(射水市M邸)

    1階や2階の壁、天井面の状態を確認。1階の珪藻土仕様の壁面は特に変化は無かったのですが、2階のクロスに浮き等の現象がありました。
    [リビング]        [2階居室]         [2階ホール天井]
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    一般的に木部の大きな伸縮等は2年目で納まる(落ち着く)と他の現場では説明していますが、今回の現象は5年目点検。状態を見ると改めて補修する必要があると判断。アフターサービスの一環ですが、目立たないように注射器等の道具を使って後日補修することをお約束。
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    このような状態になるんだったら、2階部分も全て塗り壁にすれば良かったのかも・・・と、お客様。
    壁と天井が自然なホワイト色でまとまっていて、5年が経過してさらに味が増している感じがします。
    [玄関]          [リビング]
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