点検ブログ

  • 【O邸の紹介】2012年11月17日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    2012年11月17日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)
    所要時間 13:13~13:58 雨
    スタッフ 大矢、渡辺

    【O邸の紹介】
    玄関アプローチ。お客様宅を点検で巡回していると、弊社や他社での数多くの外構工事を目にします。やっぱり、外まわりがキレイに仕上がっていると、お家をさらに引き立たせてくれますね☆
    色付きの小石(砂利)をしげしげと眺めていると、ビー玉が混ざっているのを発見♪何だか嬉しくなっちゃいます。
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    玄関に入ると正面には丸いデザイン棚。絵を見ると思わず潜水艦の丸い窓から海底を眺めているような感じがします。
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    小窓の配置。四つのガラスブロックがお客様宅の象徴にも感じられます。
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  • 【点検枡】2012年11月17日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    [汚水枡]
    今回は1年目点検ですが、汚水枡の点検を実施。以前は5年目点検での必須項目でしたが、早期発見と早期対処を考えて1年目でも目視検査するようになりました。油脂等の溜まりが少しありましたが、特に異常は無いようです。
    [建物後面/北側/キッチン]
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    [建物右面/東側/洗面脱衣室・浴室]
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  • 【TVカウンターの下がり】2012年11月17日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    今年の9月頃に「TVカウンターの前のほうがやっぱり少し下がっている」との連絡があり、試行錯誤しながら対処しつつ、本日の1年目の定期点検となりました。今回で現状を完全に改善すべく、お客様と一緒に手伝って頂きながらテレビを下ろしてカウンターの水平状態を再確認。
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    やっぱり少し下がっている状態だったので、背面の板に打つビスの数を前回よりも増やすことにしました。これは背面の薄い壁にビスを打っている様子。
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    ひと通りの作業後、改めて目視確認。今回のビス打ちで前回よりも傾きは改善されましたが、天板の側面と壁の間には少し隙間がありました。ここで、背面の薄い板にビスを数多く打ち付けても限界があることが判明しました。ビスを打ち過ぎると背面の板がヒビ割れする可能性もあります。
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    最後にTVカウンターの前後(壁際と先端)をスケールで計測。
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    水平器でも計測。やっぱり少し前かがみになっている状態でした。これまでの補強工事(作業)ではTVカウンターの底部に壁とを接続する金物(三角形)の取り付け、背面板と壁とをくっ付けるビスの増量となっています。
    もし、水平度を今以上にするのであれば、天板の上部と壁を上から接続させる必要があります。これまでの対応経緯をお客様に説明して、改善履歴と限界を理解して頂きました。ありがとうございます。
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    また、この木製カウンターが床にピタッと付いたり両脚が床面に付く仕様であれば、このような現象が起こらなかったかもしれません。今回のような後付けカウンターやメーカーの建材としてのTVカウンター(宙吊りで壁打ち)等の場合は上に乗せる物に目安の重さがあるので、設計・施工ではお客様へ起こり得る現象を十分に説明する必要があると思われます。

  • 【換気システム】2012年11月17日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    第3種換気システムとなっています。基本的に全ての給気口は「開く」でしたが、リビングの南側(ご家族が集う場所)は「閉じる」の状態でした。季候が寒くなるにつれて冷気が入ってくるようですね。
    給気口の状態は・・・
    [リビング北側]開く    [リビング南側]閉じる
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    排気口の状態は・・・
    [洗面脱衣室]ON     [1階トイレ]ON
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    また、2階サンルームの排気口が赤の点滅「お掃除サイン」だったので、フィルターのお手入れをして頂くようお願いしました。洗濯物が乾燥して衣服の細かな繊維やホコリ等が換気扇の力で少し外に引っ張られるようですね。
    [2階サンルーム]
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  • 【住み心地アンケート】2012年11月17日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    住み心地アンケートのご記入をお願いしました。
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    [友人・知人に自慢、褒められる・驚かれる場所]
    収納が多いと驚かれた。
    [階段下収納]       [和室収納]
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    [キッチン収納]
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    Q ついでに床下収納もあれば良かったのでは?
    使い勝手を考えるとキッチン内に床下収納が増えるのは非常に便利ですが、点検現場の事例を見ると「収納メリットよりも床鳴りデメリット」についての申し出が多いことを紹介。床に穴を開ける(穴が開いている)ことで床下や床材同士の支えが無くなることで、床を踏み込む(体重の移動)ことにより床材がしなる・きしむ現象が発生する可能性があります。
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    [お客様仕様]
    玄関とリビングを結ぶガラスブロック。室内の光が玄関に届きます。
    [玄関から]        [リビングから]
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    リビング階段には採光・デザインとしてガラスブロックが両サイドに4個ずつあります。また、光熱費の節約・プライバシーの保護として階段入口にロールカーテンを設置。
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  • 【結露等】2012年11月17日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    サッシ枠に結露跡は特に無く、暖房器具はエアコンと石油ファンヒーターを併用されているご様子。
    [リビング]
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    灯油が燃焼すると同時に水蒸気や二酸化炭素が発生し、この水蒸気が結露になる原因にもなっています。でも、使っていたからと言って必ずしも結露が発生する訳でもなく、室内の水蒸気量の増加と室温の低下による湿度の関係(露点)、室内空気の移動等という事例もあります。

  • 【お家の定期点検で経年変化の節目】2012年11月17日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    お家の定期点検。1年、2年、5年、そして10年という経年変化の節目があります。
    これは住宅メーカーが発行する保証書に記載されている各々の部材等の期限に言い換えられます。
    定期点検が始まった約9年前。その当時は・・・
    何をどのように点検?どんな感じで説明?現象の原因は?等々、点検スタッフの説明の仕方にも各々の経験が違うせいかバラツキが多く、まとめあげるのに苦労した思い出がありました。
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    今では点検ブログでオリジナルの実例に沿った唯一無二の事例集がネット上に完成しつつあります。
    このノウハウが確立する前(点検開始当時)は片手にテキスト「住まいの管理手帳」というメンテナンス事例集を持ち歩き、点検スタッフの説明を補完していた頃がありました。
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    お家の点検現場。①部材・装備等の経年変化(劣化・消耗等)→立地条件(周辺環境)、生活スタイル・家族構成等。②検査(診断)の仕方の違い→点検基準は各スタッフの経験等や点検報告書。③お客様の住まい方の違い→弊社提案(仮想)とお客様使用(現実)。いろんな項目が複合的に絡まっています。