点検ブログ

  • お家の点検2年目(2階の敷布団が濡れる)

    お家の点検2年目(2階の敷布団が濡れる

    所要時間 80分 晴れ

    スタッフ 砂田、村井、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ、屋根、給湯器・貯湯ユニットの位置、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、クロスの経年変化、キッチン周り、換気システム、水漏れ、トイレ、小屋裏、床下他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れの補修跡]

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ補修跡を確認。前回の1年目点検でも対処しているが、お客様からの指摘や新たなヒビ割れが発見された為、改めて対応することとなった。

     

    [屋根点検]

    西側の敷地が狭かった為、隣家の敷地にハシゴを掛ける許可を得た。

    屋根点検を実施。屋根材はガルバリウム鋼板仕様。特に異常なし。

    <大屋根/下屋>

     

    [給湯器・貯湯ユニットの位置]

    大屋根の勾配は2寸で左右(東西)に傾斜。給湯器・貯湯ユニットは後面(南側)で側面にあることで、屋根雪落下の影響は少ないと思われる。

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [雨垂れ確認]

    外壁材はガルバリウム鋼板仕様。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。

     

    [クロスの経年変化]

    クロスの浮きがある。

    現状を確認。下地のジョイント部分でクロスが少し段差のある状態。

    クロスの段差が水平になるようローラーで押した。光の加減で段差が分かる為、照明を点けてお客様にも説明し理解して頂いた。

    クロスの隙間などについてはコークボンドを充填。

     

    [キッチン周り]

    食洗器がたまにキーンと音がする。

    現状を確認。最近は異音がしていないようであった為、様子見となった。

    IHのコンセントが下がっている。

    現状を確認。対処することとなった。

     

    [換気システム]

    第3種換気システム(機械排気・自然給気)はONの状態。

    <LDK : 開く/2階居室 : 開く>

    <洗面脱衣室 : ON/2階トイレ : ON>

     

    [水漏れ検査]

    水漏れの有無を確認。現在は特に異常なし。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等による水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

     

    [床下点検]

    床下点検を実施。

    <LDK/収納>

    特に異常なし。

     

     

    点検総括・・・クロスの浮き、隙間については当日対応、食洗器の異音は様子見、基礎化粧モルタルのヒビ割れは後日対応となった。

    2階の敷布団と床の間がベチャベチャになるので床の上にシートを敷いているそう。一般的に結露の主な原因は室内干しにより衣類から放出された水分。お客様宅では除湿器で乾かしているが大量の洗濯物の水分を全て除湿するのは難しいと思われる。たまった湿気が物干し場の扉の開閉の都度、階段口から上昇し結露化しているのかもしれない。

     

  • お家の点検5年目(雨樋の湾曲)

    お家の点検5年目(雨樋の湾曲

    所要時間 40分 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    5年目点検・・・・・・保証書に基づき、保証期限の到来する部材等を主に注視検査。また今後のメンテナンスについてお客様からの聞き取り及び応答。

     

    【点検箇所】

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ、点検枡、屋根、雨垂れ、給湯器の位置、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、換気システム、小屋裏、床下、キッチン周り、トイレ、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    基礎にヒビ割れがある。前回の2年目点検でのフォローで対処していたが、新たにヒビ割れが発生した箇所を確認。能登半島地震の影響もあると思われる。

    <建物右面/南側>

    将来的なヒビ割れ拡張防止の為、改めてセメントを上塗りすることとなった。

    <建物前面/西側>

     

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。

    屋根材は平瓦仕様。特に異常なし。

    屋根雪の落下で雨樋が下に湾曲した。

    現状を確認。南側の大屋根には太陽光パネルが搭載(他社施工)されており、屋根雪落下の影響で下に湾曲したものと思われる。対処することとなった。

    <建物右面/南側>

     

    [勝手口ノブの割れ]

    勝手口ドアのノブに割れが発生した。

    現状を確認。対処することとなった。

     

    [土間コンクリートの一部に亀裂]

    土間コンクリートの一部に亀裂を確認。

     

    [サッシの製品保証について]

    サッシ面を拭いても取れない複層ガラス内結露はサッシが納品されてから10年間が保証対象になっている為、見つけ次第連絡して頂くようお願いした。

     

    [換気計画(エクリア換気システム)]

    第1種換気システム(機械排気・機械給気)、「常時換気」はそれぞれONの状態。

    <建物後面:東側/床下:装置本体>

    <LDK:床下給気グリル/2階トイレ:排気口>

     

    [水漏れ確認]

    給排水管からの水漏れの有無を検査。特に異常なし。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等により水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

    <洗面脱衣室/キッチン>

    下水臭がする。寒い時期には感じにくい。

    現状を確認。以前に同様の現象があり「排水管の立ち上がり部分」を補正した経緯がある。お客様と協議の結果、様子を見ることとなった。

     

     

    点検総括・・・シンク下の下水臭は様子見、勝手口の外部ドアノブの亀裂は早急に手配して無償で完了。雨樋の湾曲は見積書作成、基礎化粧モルタルのヒビ割れは後日対応となった。

    床下点検をする際、どの畳の下に点検口があるのかを点検スタッフ及びご家族総出で探している様子。子供心からすると、「お家を色々と観察して楽しいし、親も普段と違ってるし自分も参加してみたい」と思っているのかもしれない。手伝ってくれたお子様へ、しゃがんで目線を合わせて「ありがとう」とお礼をすると、お子様たちはまんざらでもない様子だった。

  • お家の点検1年目(カーポートの積雪耐荷重)

    お家の点検1年目(カーポートの積雪耐荷重

    所要時間 30分 晴れ

    スタッフ 砂田、本田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、雨垂れ、基礎の貫通跡、給湯器・貯湯ユニットの位置、室外機の排水経路、クロスの変化、キッチン周り、水漏れ、換気システム、トイレ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎ファンデーション施工のヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工されているせいか、現段階ではヒビ割れ現象は特に見受けられなかった。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲の隙間処理は適切に施されていると思われる。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機からの発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [積雪耐荷重]

    玄関庇とカーポートの積雪耐荷重を知りたい。

    現状を確認。庇やカーポートの耐雪は150cmであると説明。

     

    [クロスの変化]

    クロスの変化等については点検後のフォローで対処することとなった。

    <切れ・隙間(玄関ホール)/ 段差(リビング)>

    <よれ(脱衣室)/ めくれ(2階トイレ)>

     

    [分電盤内の名札について]

    ブレーカーにそれぞれの名札を割り振って欲しい。

    現状を確認。漏電の際にどの箇所の電源なのか特定できない状態であった。シールを貼って対処することとなった。

     

    [キッチン周り]

    食洗器は日常的に使用されているご様子。食器類を収める際は洗浄機の吹きこぼれを防ぐ為、収納する高さに気を付けて頂くよう助言。

     

    [水漏れ検査]

     

     

    点検総括・・・積雪荷重(玄関庇、カーポート)についてご説明さしあげた。クロスの変化に対しては今後フォローで対処することとなった。分電盤内の名札は後日対応。

    大雪の際、室外機の前に積雪があって暖房の効きが悪くなり、急遽、除雪したことがあったとのこと。フィンの前に積雪があると暖房機能が低下することもある。現状は室外機を守る囲いをしているが外壁の2階部分に設置してあると防げたのだろうか?お家の立地条件により自然環境が異なる為、設置場所の特定も難しい場面もあると思われる。

  • お家の点検1年目(吊り戸の振れ)

    お家の点検1年目(吊り戸の振れ

    所要時間 40分 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ、雨垂れ、給湯器・貯湯ユニットの位置、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、クロスの隙間、クローゼットのパイプ、吊り戸の振れ、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れの有無]

    基礎化粧モルタルのヒビ割れは特に見受けられなかった。

     

    [雨垂れ確認]

    外壁材は窯業系サイディング仕様。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切に施されていると思われる。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [クロスの隙間]

    クロスの隙間を確認。2年目点検までは様子見となった。

     

    [クローゼットのパイプが抜ける]

    クローゼットのパイプが短いせいか抜けやすい。知らない間に左右に少しずれているようであり、洋服を掛けた時にパイプが抜ける・落下することもあった。

    現状を確認。洋服の量・重さに耐える為にパイプの長さに応じて支柱が3~4本配置されておりパイプが曲がるのを防いでいる。パイプが抜ける・水平移動については端が抜けやすい構造であるせいか、再発防止として対処することとなった。

     

    [吊り戸の振れ]

    1年しか経っていないのであるが、床上の留め具のビスが外れてきた。

    現状を確認。土間コンクリートに打ち込まれている、吊り戸の開閉の際の振り止めビス。「木」と異なり打ち込んだビスの抵抗が少ないことで外れてしまうデメリットがある。対処することとなった。

     

    [水漏れ検査]

    給排水管からの水漏れの有無を確認。特に異常なし。

     

     

    点検総括・・・クロスの隙間は次年度点検まで様子見、吊り戸の振り止めのビスの抜け、クローゼットのパイプが抜けやすい件については、後日対応することとなった。

  • お家の点検2年目(基礎の多数ある穴)

    お家の点検2年目(基礎の多数ある穴

    所要時間 60分 雪

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    基礎表面のヒビ割れ、基礎と土間コンクリートの隙間、基礎表面のもらい錆、屋根、給湯器・貯湯ユニットの位置、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、設備台の沈下、クロスの隙間、キッチン周り、換気システム、水漏れ、トイレ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎と土間コンクリートの隙間]

    基礎と土間コンクリートの隙間を確認。

     

    [基礎表面のもらい錆]

    基礎表面に付着している赤錆を再確認。前回の1年目点検でも見受けられており、赤錆の範囲は変化していないと思われる。砂利による「もらい錆」と説明している。

     

    [屋根点検]

    本日は雪混じりの天候であったが、屋根点検を強行実施。

    屋根材はガルバリウム鋼板仕様。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切にほどこされているように思われる。

     

    [設備台の沈下・下がり]

    設備台の沈下を確認。左右を見比べると、数ミリの差があると思われる。

    貯湯ユニットが少し前に傾いているようであった。5年目点検で改めて設備台の沈下を検査することを説明。

     

    [クロスの隙間]

    収納棚と壁の間に隙間がある。

    室内の入隅には隙間が多数見受けられた為、コークボンドを充填することとなった。

    <キッチン>

    <リビング/2階居室>

     

    [キッチン周り]

    包丁ラックの「固定する部材」がグラグラしており、包丁を差し込めない。

    現状を確認。包丁ラックの内部にある「固定する部材の留め具」が外れていると思われる。対処することとなった。

    下水の臭いがあがってくる。

    現状を確認。排水管の立ち上がり部分の配管同士に隙間が発生している可能性もある為、化粧板をはずして検査することとなった。

     

    [小屋裏点検]

    小屋裏点検を実施。特に異常なし。

     

     

    点検総括・・・包丁ラックの留め具修理は当日に対応、基礎表面のもらい錆に関してはご説明さしあげた。基礎と土間コンクリートの隙間(北側)、設備台の下がりによる基礎との隙間に関しては様子見となった。

    車のタイヤ交換をいている時、子供の目線で基礎の上にある小さな穴(キソパッキン)を見つけた。お客様はスマホで写真を撮影。基礎内の「通気確保の役割」を説明すると理解された。