今回は、不特定多数のお客様がいらっしゃる宿泊施設でした。
冷暖房設備はエアコンです。室内は除湿されて湿度が低めですが、押入れの中は寝具等が入っており、逆に湿度が高くなっているのが特徴的でした。
普段は、宿泊客の入室前や退所後の時間帯、そして空き部屋では、窓や押入れ等を開けて常に換気に心掛けていらっしゃいますが、やっぱり湿度差があり、木部の伸縮による建具やクロスの隙間等は少し目立っていました。
また、アドバイスとして2年目以降は、お客様ご自身によるメンテナンスが必要となること。
宿泊客にメンテナンスを強いるのは聞いた事がありませんが、お部屋の掃除を担当するスタッフによる早めの対応を行なうのが、見栄えや機能性を長持ちさせる秘訣となります。一般家庭でも同じですね。
出入するドアの調子が悪いのをそのままにして、無理に開閉し続けるとドアを構成する金物等が壊れる原因にもなります。
「ちょっと変かな?」と思った瞬間がメンテナンスの始まり。「壊れちゃった?」と分かった時には既に遅い状態。私自身の「お肌のお手入れ」もそうですが、メンテナンスには常に心掛けたいですね☆