Q 特に冬になると、引き戸を動かす時に引っ掛かりがある。
A 現状を確認。和室とリビングとを仕切っている引き戸です。これまでにも多くの似たような事例があります。
北陸の場合、冬は雪が降って積雪もあり、寒い気候になります。お客様が室内で使われる暖房機器によって、温度や室内水蒸気(湿気)の関係で木部が伸縮し、「反り」や「伸び」が発生することで、建付けが悪くなったりもします。
今回は1年目点検。築後2年間は木部が大きく伸縮することが多くあります。お客様と協議の結果、次回の2年目点検まで「様子を見る」事になりました。
(参考/2009年4月16日、富山市婦中町T邸2年目点検、引き戸の開閉)
A 現状を確認。この引き戸は調整ネジがあり、室内湿度の変化による木部の伸縮に対応した仕様です。
ドライバーで傾き等を調整し、改善しました。