点検ブログ

  • 【床鳴り】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    Q 以前、階段の上がり口と脱衣室の床にキシミがあったが、今は階段口のほうは鳴っていない。
    A 現状を確認。床材は無垢(自然素材)仕様です。季節や天候の変化、室内外の湿度変化等の影響で床材の下地材や根太(※1)等が伸縮して、床鳴りがする時期があります。
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    ※1 床材の下地には24mmの構造用合板が貼ってあり、その下には根太、そして根太を鋼製束が支えています。
    根太が伸縮する事で起こり得る鋼製束との間や床材の伸縮による小さな隙間等にヒトの体重がかかることで擦れて音が出るようです。

    脱衣室側の検査を実施。
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    断熱材が邪魔してビス打ち(床鳴り対処)が困難でしたが、床鳴りする箇所へ数本のビスを打ち、現状を大幅に改善。少し音がしますが、床材同士の擦れ合う音。お客様へ説明し、納得して頂きました。
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    今回の床下点検での作業道具(左下)。ビスの箱、インパクト、モンキーレンチです。
    また、宮本の道具箱(右下)は三段になって、色んな道具が満載。まるでドラえもんのポケットのよう(大げさかも・・・笑)とっても立体的!!
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