点検ブログ

  • 【洗濯物が乾きにくい】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q 今の時期、夏場に比べると物干し場(サンルーム)では洗濯物が乾きにくくなっている。今日は晴れており、テラスで干しているが・・・

    [テラス]          [物干し場/サンルーム]

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    LDKは床暖房を点いているので暖かく、天候の悪い日は室内干しをされているご様子。どのご家庭でも冬場の室内干しは一般的な光景だと思われます。サッシ枠を見ると、ゴム枠部分には結露跡の汚れや小さなカビが発生していました。

    [LDK]

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    寝室のサッシ枠にも結露が少し発生していました。これも一般的な現象であり、ご家庭の寝室では冬の間は室温の低下と就寝時の呼吸による室内の水蒸気量の増加によって露点・結露化する事例があります。また、厚手のカーテン内外では室温差がある(室内が暖かくてもカーテンとサッシの間の気温が低い)ことも結露化の一因となっています。

    [寝室]

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  • 【基礎の化粧モルタルのヒビ割れ】2013年11月27日(水)お家の点検1年目(富山市婦中町D邸)

    基礎本体の表面に施してある薄い化粧モルタルのヒビ割れ現象。お客様の感想・見た目では内部までヒビが入っているかも?と心配しておられたご様子。今回の現象は表面上だけのものであり、基礎本体にまでは影響はありません。温度変化によるモルタルの収縮や雑土間が自重で少し下がることによって表面の数ミリの化粧モルタルが少し動いたものと思われます。

    [建物正面/北側]

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    シーリング剤を少し指先につけてヒビ割れ部分に塗りこみます。雨水が進入して凍結による体積膨張(1.1倍)凍結融解の繰り返しによる更なるヒビ割れの拡大を防ぐ目的があります。

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  • 【右側のクローゼット扉がはずれる】2013年11月27日(水)お家の点検1年目(富山市婦中町D邸)

    Q 右側のクローゼット扉が外れてしまう。

    A 現状を確認。まずは試しに正常な左側の扉を右横にスライドさせて、同時に右側の扉が左横にスライドできるかを検査。通常は両サイドが固定されているので、少し力を加えないと中心部分へはスライドしない状態です。

    [LDK]

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    数回の試行錯誤の結果、右側の扉の留め具が少し弱かったのが判明。お客様はクローゼット扉の端っこは「動かない・動かせない」という先入観があったようです。クローゼットの使い方として、直線的に物を収納できるよう、固定しないで片方に寄せる(左扉→中心、右扉→中心)こともできると改めて紹介した形になりました。

     

  • 【ロックされる角度が違う】2013年11月27日(水)お家の点検1年目(富山市婦中町D邸)

    Q ドアをロックする場合、普通は「縦が開く、横が閉まる」感覚であるが、2階は「横向きで開く、1階は縦向きで開く」となっている。

    [1階トイレ]

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    現状を確認。2階トイレの「閉まる/ロック」を縦から横向きにすることにしました。

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    ロック金具を解体して向きを「横向き」ロックに補正。

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    今回は横向きでロック状態に補正しましたが、室内ドアの一般的なロックの向きは地域・場所等によって違うこともあると思います。

  • 【クロスの隙間等】2013年11月26日(火)お家の点検2年目(高岡市J邸)

    Q クロスの隙間等がある。

    [リビング/コーナー/隙間]

     

     

    これはクロスの膨らみ現象です。その少し左側に下地ボードのジョイントがあります。

     

    [リビング/壁]

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    A 今回は当時のクロス施工の協力業者の方にも同行をお願いしていました。一般的な補修方法ですが、クロスの膨らみ部分をカッターで切れ目を入れてコークボンドを充填、ローラーで均等に均しています。

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    [クロス補修道具]     [クロス施工の道具入れ]

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    光の加減、撮影時の角度等によってクッキリとは撮れていませんが、以前よりは目立たなくなりました。

    [ビフォー]        [アフター]

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    お客様は今回の一般的な補修跡には納得されず、クロスの部分貼り替えを強くご要望されました。

    弊社からの説明では・・・「大きな吹き抜けがあって、上からの部材等圧力でこのような膨らみ現象は発生しやすい」でしたが、お客様側からは・・・「発生することが変。1年目点検では「貼り替える」ニュアンスだった」と強く抗議されました。同じ言葉であってもお客様と弊社の認識が違ってしまっていた事例になりました。

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    今回のクロスの柄・模様は「横」です。「縦」の場合は「縦に切る」補修でも柄をつなぎ合わせれば目立ちにくくなるのですが、横の柄の場合はつなぎ部分が目立ってしまうと思われます。お客様との協議の結果、貼り替え範囲は膨らみ現象のあった周辺から北側の外壁面までの長さになりました。弊社の説明不足・説明の仕方に不備があったことが原因と思われます。丁重に謝罪しました。

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  • 【クロスのめくれ・隙間等】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q クローゼット内の棚クロスがめくれてきている。

    A 現状を確認。仮に貼り直しても同じ現象になる可能性があるので、天板を取り付けて耐久性を持たせる方法をご提案。後日、取り付けることになりました。

    [2階居室クローゼット]

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    Q 壁クロスが少し割れてきている。寝室のほうは前よりも少し隙間が隠れてきたが・・・。

    A 現状を確認。季節や気候、天候による湿度変化等によって木部が伸縮すると同時に下地ボードが動いて、クロスも追随することで隙間が発生します。2年目点検まで待って頂き対処することをお約束。

    [階段ホール]

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    [2階寝室]

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