点検ブログ

  • 【結露】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    結露跡を検査。サッシ枠のゴム部分に小さなカビが発生していました。お客様は知っておられるご様子。

    [LDK]

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    LDKは床暖房。室内水蒸気が増加する要因にはなりませんが、加湿器を点けておられるご様子。一定の水蒸気量で気温が高い時は湿度が低いのですが、床暖房を消して室温が低下すると次第に湿度が上がってカーテンとサッシの間が露点・結露化する現象を紹介。他の点検現場でも同じ事例がありますので、まずは知って頂くことになりました。

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  • 【結露】2013年5月18日(土)お家の点検5年目(富山市S邸)

    結露跡を検査。暖房機器は蓄暖ですが、過乾燥が気になっているとお客様。お子様の健康を考えて加湿器を多用しておられるご様子。サッシには結露防止シート等が貼られていました。
    [リビング/東側]
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    [蓄暖の前/室内干し]   [加湿器]
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    結露の仕組み。蓄暖は高温で過乾燥になる傾向があるので、健康を考えると加湿器を使って室内湿度を強制的に上げることが必要ですが、蓄暖を切った後の室温が下がった状態では換気をしない限り、多湿になって結露してしまいます。
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    サッシのゴム部分には小さなカビが発生していました。放置したままだと深部にまでカビが侵入して取りにくくなる事例を説明すると、お客様は早速全てのサッシの結露防止シートを取り外して拭き掃除をされました。
    [寝室]
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    結露防止シートは結露水を吸収しますが、その水分はどこに行くのか?と考えると難しいかもしれません。何回も拭き掃除をしなくても良いメリットがありますが、サッシ枠のゴム部分がカビの温床になりかねないデメリットもあると思われます。

  • 【結露】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町S邸)

    結露跡を調査。暖房機器は蓄暖とコタツ、室内には空気清浄機(加湿器)があります。蓄暖は「暖かいけど過乾燥になる」ようで空気清浄機の加湿機能を使っておられるご様子。
    リビングのサッシには結露が発生しているそうだったので、結露の仕組みである「加湿によって室内の水分が増加、蓄暖を切って室温が下がると(湿度が上昇して)露点になって結露する」仕組みを紹介。
    カーテンを引いていると、内側は室内の空気の対流があるのですが、外側とサッシの間は空気が滞留する傾向があり、結露の原因にもなっています。
    [リビング/南東側]
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    数年後の見た目の美しさを考えて(カビの発生を防ぐ)サッシ枠を乾拭きで定期的に拭いて頂くようにお願いしました。2年目の報告書を読み返してみると、寒い日は蓄暖の近くで室内干しをされておられるご様子。洗濯物が干せると室内の水分が増加して、加湿器を使っているような状態にもなります。

    寝室の窓に結露跡。寝ている間に体内から放出される水蒸気によって室内の湿度が上がり、朝方の室温の低下によって結露しているものと思われます。
    [2階寝室]
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  • 【サッシ枠は取替えできる?】2012年8月23日(木)お家の点検5年目(富山市Y邸)

    Q 枠材をアルミから樹脂(熱の伝導率はアルミに比べて約1/1000)に取り替えることはできるのか?内窓は実際に効果があるのか?
    [リビング/南側]
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    内窓を設置すれば、新たに複層サッシの間に空気層ができるので断熱効果がさらに高まります。したがって、樹脂に取り替える必要もなくなるかと思われます。
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    冬の暖房機器はエアコン。冬の間は寝室のサッシ枠に結露が激しく、網戸の枠と開口部の間に小さな黒いカビが発生している状態でした。そこで、冬場は網戸を取り外して結露の拭き掃除をしやすくされているご様子。お客様より「枠だけを樹脂にできないか?」とのご質問があり、様々な形でご提案することをお約束。
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  • 【結露】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    サッシ枠の状態を目視検査。結露の跡と思われる小さなカビが発生していました。
    リビング内には蓄暖がありますが、水蒸気を発生させずに室温が上昇するので湿度が低くなる(過乾燥)現象になります。お子様の健康を考えると、ある程度の湿度も必要なので、近くに加湿器がありました。
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    温風タイマーがきれた後、室温の低下とともにカーテン越し(室内空気の対流が遮断されている)でサッシの温度の低い部分が露点となって結露が発生したものと思われます。

  • 【換気の必要性】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    お客様宅は24時間換気システムの機械換気のタイプです。各部屋の給気口から新鮮な空気が入ってくるようになっていますが、空気の流れは通常の換気扇と違って、大変ゆっくりとした速さになっているので、窓やドアを開ける換気も必要となります。
    人の出入りが少なく空気の流れが止まっている部屋の場合、季節によってはカビの発生もあるので、押入れ等を少し開けて換気(風通しを良くする)を促したほうが良いと思われます。
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    天井取り付け型の24時間換気システム。フィルターの交換は定期的に実施されているそうです。
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  • 【結露】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 寝室で朝起きた時にはサッシの下の辺りが結露で濡れている。
    A サッシ枠の状態を目視検査。結露跡と思われる小さなカビが発生していました。ご家族が寝ているお部屋であり、就寝中の呼吸(家族数にもよる)による水蒸気の増加と室温の低下で露点に達しているものと思われます。
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    Q 蓄暖があるリビングでも結露が発生している。
    A 蓄暖は輻射熱を利用した水蒸気を発生させない暖房機器。点けている時間帯は気温が高く、室内の水蒸気が増加(呼吸等)しても結露にはなりませんが、就寝時はタイマーをセットし消えた後は室温が低下、室内水蒸気量の変化がなければ、露点となって、サッシ枠等に結露が発生する仕組みとなります。
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  • 【お風呂の照明に虫】5月12日(木) 定期点検1年目(富山市S邸)

    Q お風呂場の照明の中に頻繁に虫が入ってくる。
    A 現状を確認。照明を点けると、底部に黒いモノが見えます。
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    お風呂場の窓がある周辺は空き地で、草が茂って風通しも良い環境。換気するのに窓を開けていると、窓の外側にルーバー目隠しがあるのですが、隙間から虫が照明の紫外線に寄ってきたり、クモが風に乗って(バルーニング等)進入する事も考えられます。
    お客様曰く「2、3日前に取り除いたのに、今も入ってる・・・(汗)」と。
    そこで、照明カバーを取り外してみると、今回は正常にカバーが入っていなかったようです。
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    また、お風呂掃除はご夫婦で分担されておられるご様子。
    冬の寒い時期のお掃除では夏の暑い時期と違って、冷水は敬遠され気味。カビが生えやすい(カビの菌が繁殖する)環境は気温が27℃前後で、風通しが悪くジメジメしている箇所です。
    そこで、普段のお掃除で最後の仕上げで冷水をかけること。カビの発生を抑える、もっとも簡単な方法であるとお伝えすると、お客様は目からウロコな状態でした☆
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  • 【毎日のお手入れ/ライトケア】5月12日(木) 定期点検1年目(富山市S邸)

    お掃除に関する心構え。ネットで探していると、面白い記事を発見しました。
    [バスルーム]
    カビの発生原因を知ることからスタートです☆
    カビが好むのは、有機物(石鹸カス等)、湿度、温度の三つとなっています。
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    そこで・・・
    ①壁や床をシャワーの冷水(温度を下げる)で有機物を洗い流す。
    ②タオルで水気を拭き取る。
    ③窓を開けて換気扇を2~3時間回して湿気を追い出す。
    この3つの方法だけで日常の清潔さが保たれるので、小さなお子様がおられて洗剤を使うのに抵抗があるご家庭にもお勧めだそうです♪さらにお風呂あがりに、そのお水をお子様の足元にかけてあげると、風邪予防にもなって、一石二鳥☆☆
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    お仕事から帰宅し、疲れた体にムチ打ってのお掃除。これって思った以上に大変です。習慣化する前に三日坊主になっちゃいます(汗)
    でも、この方法は普段のお手入れ感覚での「冷水ケア」です☆あくまでも予防なので本格的なディープ(ライトの反対語)ケアも忘れずに・・・とのこと☆
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    (参照/バスルームでのカビ退治には「冷水ケア」日経ウーマン)