点検ブログ

  • 【クロスの変化等】2014年6月20日(金)お家の点検1年目(富山市N邸)

    Q クロスが浮いてきている。
    A 天候や季節の変化等による湿度変化の影響で下地材が伸縮、これに伴って下地ボードが動くことでクロスが追随する「起こり得る現象」と思われます。後日、目立たないように補修することをお約束。
    [2階ホール/浮き]
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    [2階WIC/浮き]
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    [2階フリースペース/よじれ]
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    [2階居室/割れ]
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  • 【クロスのヒビ割れ等】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)

    ビニール製の壁クロスが経年変化等によって弾性が固くなってくることで下地の動き(湿度変化による木部の伸縮)に追随できなくなってジョイント部分にヒビ割れ現象が発生したものと思われます。
    [居室]
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    これは天井クロス。下地ボードのジョイント部分でのヒビ割れ現象になります。
    [2階ホール]
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  • 【クロスの変化等】2014年5月10日(土)お家の点検5年目(富山市K邸)

    Q 階段踊り場のクロスが剥がれている。

    A 現状を確認。前回の2年目点検ではクロス保証期間内であり目立たないようにコークボンド補修を実施しましたが、今回は保証対象外の5年目点検。基本的にはお客様DIYで対処して頂くよう、高所作業の場合は足元に十分注意して作業して頂くようお願いしている点検現場での事例を紹介。

    [階段踊り場]

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    下地材が湿度変化等によって伸縮すると同時に壁クロスも追随することで下地ボードのジョイント部分に起こり得るクロス変化。

     

    他の数多くの点検現場でも同様の事例があり、膨らみやヒビ割れが発生してきますが、構造上の問題はほとんどありません。これらの現象に対して水性アクリル系のコークボンド(ホームセンター等で販売)を使って目立たなくする方法を口頭で紹介。

    [LDK/南側/膨れ]   [LDK/南側/ヒビ割れ]

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    膨れ現象 ・・・ カッターで膨れた箇所に切れ込みを入れて両端のクロスを少し開きます。その中にコークボンドを充填してローラーで均等に均した後にタオル拭きで仕上げ。

    ヒビ割れ現象 ・・・ コークボンドを指につけてヒビ割れ部分に塗りこんだ後、仕上げにタオルで拭き取り。

    以上をお話してお客様の感想をお聞きすると、ヒビ割れ対処だったら自分で出来るかも・・・と好返答。

    部屋のコーナー(隅っこ)部分で白いプチプチ状になってくる現象について。コーナー部分の場合、起こり得る現象を想定してクロスを召し合わせて(突き合わせて)「切る」施工になっており、経年変化等を考慮して隙間が目立たないようにコークボンドが充填されています。コークボンドの耐用年数(貯蔵安定性)は2年(参考/接着剤ツールファースト/http://www.toolfirst.jp/chishiki/koukateki.htm)

    仮に隙間が見えてきても隙間風が入ってくることはないので、気になるか?気にならないか?景観上の問題となります。比較的カンタンにDIYで補修できることを紹介。

    [コーナー部分/和室等]

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  • 【クロスの隙間等】2014年3月31日(月)お家の点検5年目(富山市F邸)

    クロスの隙間等を発見。コーナー部分のクロス施工では下地・クロスの伸縮・追随等を想定して「切る」施工になっています。そのコーナーの隙間を埋める為にコークボンドが充填されており、経年変化等でコークボンドが劣化して隙間が開いてくることがありますが、構造上は特に問題はありません。

    [LDK]         [2階居室]

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    [階段口]

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  • 【クロスの隙間等】2014年3月29日(土)お家の点検2年目(富山市H邸)

    壁クロスの隙間を発見。コークボンドを充填して目立たないようにしました。

    [寝室]

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    膨らみ現象への対処は難しいのですが、短い長さだったので上手にできました。

    [寝室]          [カッターでクロスに切れ目を入れる]

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    [切れ目にコークボンドを充填]

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    [ローラーで水平に均す]  [補修完了]

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    壁面にクロスの浮き現象が見受けられました。太陽光ではなく室内照明で照らされると分かりやすくなります。この現象は下地ボードのジョイント部分であり、湿度変化による下地材(木部)の伸縮に伴ってクロスが変化してきたものであり、一般的なご家庭でも起こり得る現象となります。この状態でも構造上問題ないので説明・他の事例を紹介しながら納得して頂きました。

    [寝室]

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    [クロスの経年変化について]

    クロスの変化では寝室の一部だけが目立っていました。部屋のコーナー(隅っこ・角っこ)部分でクロス同士の間が開く「隙間現象」が発生することもありますが、湿度変化等によって下地の木部が伸縮・クロスが追随することが主な原因です。この状態を想定してクロスは「切る」施工になっているので、クロス同士の隙間には弾力性のあるコークボンドが使用されています。

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    ボンド剤の耐用年数は2年ですが、室内環境によっても経年変化は異なってきます。硬化してプチプチ状になって隙間が発生しても構造上は問題なく、隙間風が入ることはありません。

  • 【壁クロスへの圧力】2014年3月29日(土)お家の点検5年目(滑川市K邸)

    壁クロスに対して工具不要の突っ張り棒によるカンタン施工。階段と2階ホールの間に危険防止用のゲートが設置されています。ゲージの設置は工具が不要もあってか好きな場所に取り付けられるのがメリット。突っ張る力で両サイドの壁を押しながらバランスが保たれています。

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    他の点検現場ではキッチンと壁の間にゲージを取り付けされていました。何かの拍子(ぶつかった?)で壁クロスを突き破った事例がありましたので、起こり得る現象を紹介すること(知ること)で予防に努めていただくようお願いしました。

  • 【クロスの隙間】2013年12月21日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    Q クロスにシワがある。

    A 現状を確認。今回はインテリアシンエイさんが同行されており、クロスの補修作業を手伝って頂きました。

    [LDK/吹き抜け/1階部分]

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    [注射器を使ってボンド剤を注入・ローラーやタオルで均等に均し作業]

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    次に吹き抜けのクロスの隙間に対処。床に養生シートを敷いて、屋根点検用の長ハシゴをLDKで立てかける大掛かりな作業になりました。

    [LDK/吹き抜け/2階部分]

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    [長ハシゴを支える中谷]  [クロスの隙間にコークボンドを充填]

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    [各部屋のコーナー部分のクロスの隙間にコークボンドを充填]

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  • 【お客様もクロスのコークボンド補修を体験】2013年12月21日(土)お家の点検2年目(中新川郡立山町S邸)

    Q クロスの隙間が目立つ。

    A お客様から指摘のあった箇所に対して目立たないようにコークボンド補修を実施。

    [DK]

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    [コークボンドを充填]

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    [2階寝室]

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    足元にベッドがあったので足場(脚立)を置けない点検スタッフを察してか、お客様がベッドに上って自らコークボンドを手に取り、慣れない手つきで補修・充填されていました。でも、やはりチューブタイプのコークボンドを片手で絞るのは使いにくいご様子。そこで、横窪が改めてお客様に代わって脚立を縦にして(渡辺が横から支えながら)コークボンドで補修しました。

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    エアコンの横で縦に隙間が入っていました。

    [2階寝室/東側]

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    コークボンドを充填。目立たないようになりました。

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    今回はお客様にもお手伝いをして頂く形となりましたが、実際に体験してみると「意外と簡単」ということが分かると思います。定期点検チームの一員である私でさえも同行しているだけで「自分でもできるかも?」と錯覚じみた感覚になることもあります。

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    ホームセンターに行くと色んな補修用アイテムを目にすると思います。でも、どのように使うのか実際に使っている現場に立ち会わないと分からないと思われます。私自身もそうでした。それまではホームセンターに行っても関心が無かったのを思い出します。

    お家は展示場と違って、ご家族が住まわれてから部材・部位の経年変化・磨耗等が起こってきます。「自分なりに補修」することで次第にコツ・仕組みも分かってきますし、愛着も沸いてくる・・・そんな点検現場での実話です。