電線(北陸電力やNTT、ケーブルテレビ)に鳥が多数とまってフンの被害が大きかったご様子。
そこで、電線に鳥除けを取り付けてもらったようです。
[建物前面/東側]
IHクッキングヒーターの天板に敷いてあるIHマットは主に汚れ防止の用途に使われています。マットの種類にもよると思いますが、温度が上がりにくいとのこと。
2013年2月に汚れ防止マットについてネットに掲載されていた記事から引用すると、素材にはシリコンやガラス繊維、マイカ(雲母)、結晶化ガラス等があるそうです。国民生活センターが火災事故事例を受けて調査したところ、マイカ(雲母)の場合は高出力運転でも温度検知機能が作動せず、油が発火した実験結果があるようです。
メーカーの取扱説明書には汚れ防止マットを使用しないよう注意が呼びかけられていますが、点検現場での事例を見ると、「使うor使わない」はお掃除のしやすさが基準になっています。天板はキズがつきにくい製品仕様なのですが、「いつまでもキレイなキッチンを・・・」お客様の願いかもしれません。
2016年9月7日(水)お家の点検10年目(富山市K邸)
所要時間 09:59~10:37 晴れ
スタッフ 前根、恒田、渡辺
【K邸の紹介/お客様からの声・・・社内ではなく点検現場から聞こえてきます】
今回の10年目点検は無料ですが、将来的に有料になった場合は?有料でも受けたい。
新築後10年の歳月が経過。今回は外壁等の経年劣化(立地条件・周辺環境等による)がほとんど見受けられませんでしたが、20年目に向けてのこれからの10年間はいずれかの時期に塗装等の更新をする必要があります。
私たち点検スタッフが訪問検査で見受けられた現象等をブログにしているのは、建築されたお家で起こり得る現象・事例を参考にして頂くことが主な目的です。建築する際に住宅会社から聞き漏れすることもありますので、予備知識として参考にして頂ければ嬉しいです。
訪問検査の現場に居て初めて分かることが数多くあります。同業の方でも社内でお仕事をしている場合は建築されたお客様の声が社内になかなか届かない、聞こえていないのかもしれません。お家を購入した会社はひとつですが、お家に関する相談相手は必ずしも購入した会社ではないこともあります。先日、弊社に問い合せのあった県外の方からのお話をお聞きすると、お客様の周囲には情報収集手段がいくつもあって、使い分けているそうです。
[雨水枡]
雨水枡の検査。配管が詰まっている等の異常は特にありません。
[建物前面/北側] [建物後面/東側]
[汚水枡]
汚水枡を検査。白い油脂等が少し溜まって固まっている状態でした。
[建物前面/キッチン/点検枡] [建物前面/キッチン/通気管]
通気管に溜まっている油脂等が乾燥して固まっている状態。お客様からホースをお借りして固まりかけていた油脂等を洗浄しましたがなかなか流れていきません。
[通気管を洗浄中] [油脂等が固まっていたので、継続して洗浄中]
固まった油脂等を取り除く(下水道本管に流す)のに少し手間取りましたが、キレイに洗浄できました。
[洗浄後/点検枡] [洗浄後/通気管]
2016年7月8日(金)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)
所要時間 12:50~13:50 曇り
スタッフ 前根、渡辺
【I邸の紹介/DIYで試しにやってみた】
お客様はDIYで玄関アプローチや庭を手作りされています。お客様は点検スタッフが検査していく様子を「自分がお手入れしている箇所」の確認に来ているような雰囲気で応答されていました。
お客様へ床鳴りの有無を確認すると、以前にお客様ご自身が床下に潜って鋼製束を増し締めされたご様子。床下は暗くて配管が走っているので気をつけて進まなければいけない場所。「鋼製束の増し締め」をされたそうですが、「何か見聞きして覚えられたのか?」は分かりませんでした。次回の10年目点検でお聞きしようと思っています。
お引渡しから約5年が経ちました。訪問検査の都度、お客様からお聞きしているDIYの成果。専門業者に依頼すれば費用はかかるが、手間要らず。でも、DIYになると自分の手間と時間が必要になりますが、費用は材料代だけ済みます。不具合があった場合でも気づいた時に直せますし、その後の経過を観察したりできるので、経験値も上がりますし、愛着が大きくなると思います。