点検ブログ

  • 【床暖房設備/リンナイ温水床暖房】2014年5月10日(土)お家の点検5年目(富山市K邸)

    お客様宅のLDKはリンナイ製のガス温水式床暖房。熱源機で加熱した床暖房用の専用ポンプでLDKの床暖房に循環させて熱利用しています。

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    ガス温水式床暖房のメリット(http://rinnai.jp/products/living/floor_heater/flh_hw_point)より引用

    ① 室内で燃焼しないので空気がクリーン(一般的な床暖房と同じ)

    ② 低温やけどの心配が少ない

     → 電気ヒーター式の場合、床に体や座布団などで接している面に熱がこもり低温やけどを起こす

       ことも。ガス温水式は42℃以上にならない為、低温やけどの心配がほとんどないとのこと。

    ③ 温水循環で経済的

     → 必要に応じてガスを燃焼させてお湯を一定温度に保ちながら循環活用する為、ガス料金がお得。

       スイッチをオフにしても余熱が床面温度にある為、ランニングコストが抑えられるとのこと。

    ④ 立ち上がりが早い

     → 定常時より高い温水を流す、ガス温水式床暖房のホットダッシュ機能で運転開始後の立ち上がり

       時間は「床ほっとEシリーズ」では約45分。立ち上がりに時間がかかる電気式に比べて無駄な

       エネルギー消費を抑え、スピーディーに設定温度に達するとのこと。

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  • 【結露】2014年5月10日(土)お家の点検5年目(富山市K邸)

    結露跡を検査。中庭側では特に目立っていませんでした。

    [LDK/北側/中庭側]

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    結露跡があったせいか、小さなカビが発生していました。

    [LDK/南側/外壁側]

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    「2階の結露がスゴイ」とのお話でしたが、水蒸気の発生原因はサンルームでの大量の洗濯物と思われます。除湿機2台をフル回転させておられるご様子。

    [2階サンルーム/西側]

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    「ペアガラスは結露しにくい」ということ。サッシ仕様(価格や機能性)の違いや生活スタイルの違いによって、お家ごと起こり得る現象も異なってきます。「洗濯物が干せる・乾く」は室内に水蒸気が放出されることなので、これを排気・除湿できなかった場合は湿度の低下につれて結露化してきます。

    この一連の仕組みを知って頂くことでカビの発生を防ぐ為の「拭き掃除が習慣」になると思われます。

  • 【定期点検を待っておられるお客様?】2014年5月10日(土)お家の点検5年目(富山市K邸)

    お客様の中には「定期点検の時にこそ、色んな不具合等を全部話そう・相談しよう」というご家庭もあります。それがあってか「都合が悪いから来て!」等のスクランブル要請は少なくなったようです。

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    今回は「お客様宅では発生していませんが、将来的に起こり得る現象」、「DIYでお手入れ」等々の事例紹介を数多く取り入れました。お客様ご夫婦も真剣に傾聴されていました。

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    定期点検がスタートして数年後、お客様から「安心感がある」とのお言葉を頂いたのを思い出しました。私たちスタッフにとってみても設計・施工部隊の後に続く「定期点検部隊」への信頼感があってか、メンテナンスのバトンリレーがうまく出来るようになった気がしています。

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    弊社・中田工務店の定期点検・定期巡回が軌道に乗って約10年が経ちました。お客様と一緒にプランを考えて、お客様と一緒にお家のメンテナンスに取り組むこと。

    この甲斐あってか、従前の「クロスの変化」、「建具(開き戸、引き戸、吊り戸)の不具合」、「床材や床鳴りの性質」、木造住宅の特徴である「木の調湿機能」が起因となる現象に対する問合せ等が激減したようです。全国のそして富山県のひとつの工務店として努力の成果の現われだと感じています。

  • 【F邸の紹介/5年目点検に続く10年目点検に向かって・・・】2014年3月31日(月)お家の点検5年目(富山市F邸)

    2014年3月31日(月)お家の点検5年目(富山市F邸)

    所要時間 14:58~16:00 晴れ

    スタッフ 横窪、中谷、渡辺

     

    【F邸の紹介/5年目点検に続く10年目点検に向かって・・・】

    お家に現在発生している・将来起こり得る現象について対処・予防、注意喚起している弊社・定期点検チーム。地道な努力の積み重ねだと実感しています。

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    住宅メーカー各社からは「新築後のアフターメンテナンスの一環として定期点検を実施しています」というキャッチフレーズがありますが、実際に体験されていないお客様はなかなか点検現場の状況が分かりにくいと思います。建築に素人な記録係の私ですが、これまでに500以上の点検現場を直接・間接体験してやっと分かるようになってきました(汗)

    だからこそ、全てのお客様・お手入れを考えておられる方々に対して「本ブログを通じていろんな情報を伝えたい」という気持ちが強くなってきたと、点検ブログの立ち上げ当初を思い出しています。

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    弊社・中田工務店の定期点検に備えて事前に不具合等を思い出しておられるお客様、点検に同行しながらアレコレと思い出させるお客様、点検スタッフとの様々な応答があります。

    定期点検の現場を体験すると、メンテナンス意識が芽生えるお客様も少なくありません。これがお家の経年劣化等を遅らせる、未然に防止させるキッカケになっていると感じています。

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  • 【点検枡】2014年3月31日(月)お家の点検5年目(富山市F邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。蓋は周囲・外構に溜まる雨水も排水できるメッシュ型になっています。

    [建物右面/東側]

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    試しにドライバーを枡内に入れて泥の溜まり具合・深さを測定・検査すると、かなりの量の泥が溜まっていました。このまま放置しておくと、雨樋などの配管を詰まらせてしまう可能性もあるので、ショベル等で泥を枡外に排出して頂くようお願いしました。

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    また、定期的に枡内をお掃除される以外で今後の予防策として(周囲が泥なのは仕方ないのですが・・・)枡の周囲にタマリュウ等を植え込んで雨水に含まれる泥を「ろ過」させながら外周の水はけを良くさせる方法をご提案。

     

    [汚水枡]

    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物左面/キッチン等]

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    お掃除・洗浄する為にホースリールをお借りしようとしましたが、蛇口に固定されていて取り外しが

    出来ませんでした。そこで、バケツに水を入れて流す方法に切り替えました。

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    バケツの水を流しながら溜まった油脂等を洗浄している様子をお客様に見て頂きました。水で流しても

    なかなか取れない油脂等があったので、中谷が車の中に携帯しているホウキの柄の部分を使いました。

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    ホウキを逆さにして柄の先端部分でこびり付いた油脂等を突きながらバケツの水で再度洗い流しました。掃除後はこの通りキレイになりました。

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  • 【スリムダクトの下がり】2014年3月31日(月)お家の点検5年目(富山市F邸)

    スリムダクトの下がりを発見。下のほうから手で押し上げてみたのですが、固くて閉め切れなかったので、脚立にのぼって隙間の開いている近くから塞ぎました。

    [建物右面/東側]

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    また、下のほうもズレがあったので、下から押し上げてバランスを整えました。スリムダクトの内部にあるダクトホースが紫外線によって劣化するのを防いでいます。

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  • 【クロスの隙間等】2014年3月31日(月)お家の点検5年目(富山市F邸)

    クロスの隙間等を発見。コーナー部分のクロス施工では下地・クロスの伸縮・追随等を想定して「切る」施工になっています。そのコーナーの隙間を埋める為にコークボンドが充填されており、経年変化等でコークボンドが劣化して隙間が開いてくることがありますが、構造上は特に問題はありません。

    [LDK]         [2階居室]

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    [階段口]

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