点検ブログ

  • 【点検現場での言葉の取り違い】2013年11月26日(火)お家の点検2年目(高岡市J邸)

    定期点検の現場ではお客様と点検スタッフの間で同じ言葉や説明の取り方に違いがある場合もあります。前任者が退職し、引継ぎは行なわれているのですが、後任に代わった時が特に多いと思われます。

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    場所・・・リビング吹き抜け

    部位・・・下地材である石膏ボードのジョイント等の近く

    材料・・・クロスの柄(縦や横模様など)や厚さ

    原因・・・重力(構造材等の重量による圧力)、湿度変化等による下地(木部)の伸縮にクロスが追随

    弊社の2年目点検では一般的なコークボンド充填による、変化跡を目立たないようにする補修を実施しています。跡形も無く完全に見えなく補修(アフターサービスの場合)するのは難しいと思われます。

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    さて、仕上がりを様々な角度・距離・光の強さ(太陽光や室内照明)で見ると、目立つ・目立ちにくいが出てきます。お客様の感じ方も千差万別なので、どこまでが補修・原状回復の許容範囲なのか、無償の範囲の中での完璧な補修は非常に難しいので、場合によっては一部貼り替え(クロスの柄には商品サイクルがあるので廃番もある)も行なわれるクロス・内装工事の現場です。

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    今回は部分的な貼り替えという結果になる予定ですが、クロスの「柄や色、厚さ等」の選択時、引渡し時、1年目点検時の様々な場面でどのような説明が必要なのでしょうか。感覚の違いを考慮して、今回のような事例は回避しないと、お客様に誠に申し訳なく後味が悪い結果になってしまいます。

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    定期点検の現場はいつも真剣勝負です。出来る限り、お客様の意向に沿うよう努力していますが、今回の事例のようにお客様からお叱りの言葉を頂くこともあります。

    いつまでも弊社・中田工務店のファンでいて頂けるよう、今後も「引渡し後が本当のお付き合い」と胸を張って言えるよう、毎回の現場に教訓にしながらアフター現場からの発信を継続して取り組んでいきたいと思います。

  • 【M邸の紹介】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    所要時間 9:52~11:25 小雨

    スタッフ 砂田、鉾井、中谷、渡辺

     

    【M邸の紹介】

    R型のオシャレな真っ白い玄関ドア。長方形が一般的な玄関ドアですが、丸みのあるドアスタイルを見ると、気持ちが和む・柔らかくなるのは気のせいでしょうか・・・。

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    お客様をお迎えする表玄関、そしてご家族が使われる内玄関です。壁の色も白で統一されており、清潔さや気品さ、居心地の良さを感じます。

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    壁側に配置された作業カウンター。ファミリーコーナーとなっています。お子様の自宅学習を介しての触れ合いで、親子のコミュニケーションが特に大事な小学生までの時間をどのように過ごされるのか、これまでの数ある施工事例の中には「お勉強カウンター」という対面キッチンでのプランもありました。今回はキッチン仕様ではありませんが、このように横に並ぶカウンター方式が心理的にも良いかと思われます。

    [2階居室]

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  • 【畳の間からヒモが出ている】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q 畳同士の間からヒモが出ている。掃除機で掃除していると、いつも気になる。何とかして欲しい。

    A 現状を確認。畳を取り出さないとヒモは取れないようだったので・・・

    [和室]

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    ヘラを使って畳を外しています。

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    ヒモが出ている箇所をハサミで切り取りました。これで大丈夫♪

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  • 【排水管の隙間】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q 床を貫通している排水管と床との間に隙間がある。もう少し隙間を埋めて欲しい。

    [多目的流し台]      [洗面化粧台]

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    排水管と床の穴をふさぐカバーが穴に完全にマッチしておらず、少しずれていました。カバーをずらそうと試みましたが、シッカリと固定してあるので動きませんでした。

    [多目的流し台]

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    これも同様にカバーが少し動いており、隙間が見えていました。

    [洗面化粧台]

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    カバーをずらした状態。後日、カバーを変更させて穴が見えないようにすることをお約束。

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  • 【クロスのめくれ・隙間等】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q クローゼット内の棚クロスがめくれてきている。

    A 現状を確認。仮に貼り直しても同じ現象になる可能性があるので、天板を取り付けて耐久性を持たせる方法をご提案。後日、取り付けることになりました。

    [2階居室クローゼット]

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    Q 壁クロスが少し割れてきている。寝室のほうは前よりも少し隙間が隠れてきたが・・・。

    A 現状を確認。季節や気候、天候による湿度変化等によって木部が伸縮すると同時に下地ボードが動いて、クロスも追随することで隙間が発生します。2年目点検まで待って頂き対処することをお約束。

    [階段ホール]

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    [2階寝室]

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  • 【笠木がめくれている】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q 笠木の表面材が取れてきている。

    A 現状を確認。接着力が弱かったせいか小口に貼ったシールが端っこから全体的に剥がれ始めていました。

    [階段口/階段手摺り/1階ホール]

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    [階段口/階段手摺り/2階ホール]

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    シール状の表面材の剥がれ現象。ボンドで再度接着しても同様の剥がれ現象が再発する可能性もあるので、着色等で工夫する方法をご提案。

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  • 【床のきしみ】2013年11月22日(金)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    Q 床が「ミシッ」ときしむ。

    [洗面脱衣室]

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    床材の基材に隙間が発生してその部分に荷重(体重)がかかることで隙間が擦れる音と思われます。お客様宅は床暖房であり、一般的な補修となる「床材に小さな穴を開けてボンド剤を流し込む」方法は取れません。お客様との協議の結果、構造上の問題でないことが分かったことで安心され、このままの状態となりました。

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