太陽の陽射し・紫外線の影響によって、窓際から数列の床材が変色していました。遮光などの対策によってはある程度防げる現象かもしれません。
[LDK/南側]
弊社・中田工務店として定期点検が始まって約10年が経ちました。10年目点検の実施した数も今回で28件目。10年目点検の現場数をこなしてくると、経年劣化等にともなう現象を目の当たりにしていますので、5年目や2年目、1年目、お引渡し時での将来起こり得る現象の説明にも信憑性が増してきます。
お家の周辺環境、隣地の状態、家族構成、ご家族の生活スタイル等によっても起こり得る現象が異なってきます。例えば、新築後10年の間で隣地の空き地にお家が建つことで日の当たり具合や風の向き等が変化してきますし、間取り(階段の位置など)によっては冷暖房にも工夫があったり等々、こうして訪問検査によってお客様と面談することで助言できる事例も変わってきています。
なかなか点検現場では口に出して頂けないのですが・・・、お客様が「中田工務店で建てて良かった」と思われる瞬間ってどんな時なんだろうとアレコレ想像しています。
2014年9月18日(木)お家の点検10年目(高岡市T邸)
所要時間 13:56~15:54 晴れ
スタッフ 横窪、渡辺
【T邸の紹介】
「お・も・て・な・し」・・・2020年東京オリンピック招致の最終プレゼンに使われ流行語大賞にもなりました。来客への心遣いが写し出される玄関ホール。飾られた季節の自家製の品々はその時々の旬を映しておられます。今回は10年目点検ですが、今から約7年前(2年目と5年目点検の間)に弊社が定期的に発刊していた広報誌の題材として、お客様宅での「おもてなし」をインタビューした経緯があります。当時の取材が非常に懐かしく思われます。
[玄関ホール]
お客様宅の階段はハートビル法を考慮したゆったりした16段となっています。
[階段]
これは取り外しが自由なカーテン?のれん?のレールです。のれんを巻いた丸い部分に棒を通して、その棒をC型の金具に置くことで固定しています。お部屋の出入口の幅によって、今回の方法や突っ張り棒、カーテンレールとの使い分けができます。のれんが揺れる風通しが良い間取りと周辺環境です。
[ダイニング]