雨垂れは外壁仕様(色や素材/ガルバリウム鋼鈑)等により、特に見受けられませんでした。
[建物前面/南側] [建物右面/東側]
2016年7月2日(土)お家の点検2年目(黒部市Y邸)
所要時間 12:55~13:47 曇り
スタッフ 石丸、渡辺
【Y邸の紹介/アフターフォローや相談にのってもらって助かっている】
「アフターフォローや相談にのってもらって助かっている」と、お客様。
定期的な訪問検査でお客様からの質問等は様々ですし、○年目点検によっても異なっています。点検現場で答えきれない内容については宿題として持ち帰ってメーカーに聞いたり、ネットで同じ事例があるかどうかを調べたりしています。これまでの質問の傾向は、建築に関する情報よりも住まい(生活に関する)に関する情報が多いと感じています。
換気をする時は空気の「入口(取入口)」と「出口(逃げ口)」を同じ方角ではなく、対角線上に開けると効果的。車の場合は運転席や助手席の窓を片側だけ約10cm開けて、その対角にある後部座席の窓を約5cm開けると、空気の圧力差で、より多くの空気が車内に入ってより早く車内の空気が排出されるようです。車の場合は走っているので外気の入口は広めで出口が狭くなりますが、お家の場合は逆で入口を約20cm開けて出口を2~3倍開けると良いそうです。ガラスを交差させて同じ方向だけの窓を開けても効率的な換気にはならないので気をつけてください。
[浴室/北側]
2016年4月23日(土)お家の点検2年目(高岡市F邸)
所要時間 09:55~12:06 晴れ
スタッフ 砂田、渡辺
【F邸の紹介/エコアイ換気の特徴】
お客様宅の2年目点検。エコアイ換気が採用されています。外壁を見るとベンドキャップ(フード)が少ないのが分かりますか?外観がスッキリしています。一般的なお家の外壁には給排気口がお部屋の壁や天井に付いており、これらの出入口が外壁に開けられていることでベンドキャップの数が多くなるようです。
[建物右面/南側] [建物左面/北側]
これはお部屋や収納等にある排気口。汚れた空気は下方に溜まる傾向があるので、床に排気口があることによって汚れた空気を効率よく排出させることができます。
[排気口/洗面脱衣室] [給気口/リビング]
それぞれのお部屋に繋がっている蛇腹のダクトです。この中を汚れた空気が全熱交換機を通って外に排出されます。一方、新鮮な外気は屋外の給気口のフィルターを通って床下の中央にある全熱交換機に入ります。ここで熱交換機能が働き、外から入ってくる冷たい空気(0℃)が排出する空気(20℃)の熱交換で15℃程度になります。
お客様がお家の排水経路に関心があったので、まずはお家の周囲にある雨水枡を紹介。雨樋を流れる雨水が雨水枡に入って・中継して側溝に流れていることを紹介。
[雨水枡]
[建物前面/西側] [建物後面/東側]
[汚水枡]
浴室やキッチン等からの生活排水。屋内の排水口から排水管を通って道路にある下水道本管まで流れる中継地点の汚水枡の場所を紹介。汚水枡の蓋を開けるとお客様は興味津々で内部を見ておられました。
[建物後面/西側/浴室]
今回は油脂等の溜まりは特に見受けられませんでした。室内の排水口に流れた排水は外部にある通気管を経由して汚水枡に流れること、通気管の蓋にはスムーズに排水されるように空気穴が開いている等々を説明。次回の5年目点検では実際にホースの水流で内部を洗浄することになります。