点検ブログ

  • お家の点検5年目(雨樋の湾曲)

    お家の点検5年目(雨樋の湾曲

    所要時間 40分 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    5年目点検・・・・・・保証書に基づき、保証期限の到来する部材等を主に注視検査。また今後のメンテナンスについてお客様からの聞き取り及び応答。

     

    【点検箇所】

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ、点検枡、屋根、雨垂れ、給湯器の位置、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、換気システム、小屋裏、床下、キッチン周り、トイレ、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    基礎にヒビ割れがある。前回の2年目点検でのフォローで対処していたが、新たにヒビ割れが発生した箇所を確認。能登半島地震の影響もあると思われる。

    <建物右面/南側>

    将来的なヒビ割れ拡張防止の為、改めてセメントを上塗りすることとなった。

    <建物前面/西側>

     

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。

    屋根材は平瓦仕様。特に異常なし。

    屋根雪の落下で雨樋が下に湾曲した。

    現状を確認。南側の大屋根には太陽光パネルが搭載(他社施工)されており、屋根雪落下の影響で下に湾曲したものと思われる。対処することとなった。

    <建物右面/南側>

     

    [勝手口ノブの割れ]

    勝手口ドアのノブに割れが発生した。

    現状を確認。対処することとなった。

     

    [土間コンクリートの一部に亀裂]

    土間コンクリートの一部に亀裂を確認。

     

    [サッシの製品保証について]

    サッシ面を拭いても取れない複層ガラス内結露はサッシが納品されてから10年間が保証対象になっている為、見つけ次第連絡して頂くようお願いした。

     

    [換気計画(エクリア換気システム)]

    第1種換気システム(機械排気・機械給気)、「常時換気」はそれぞれONの状態。

    <建物後面:東側/床下:装置本体>

    <LDK:床下給気グリル/2階トイレ:排気口>

     

    [水漏れ確認]

    給排水管からの水漏れの有無を検査。特に異常なし。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等により水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

    <洗面脱衣室/キッチン>

    下水臭がする。寒い時期には感じにくい。

    現状を確認。以前に同様の現象があり「排水管の立ち上がり部分」を補正した経緯がある。お客様と協議の結果、様子を見ることとなった。

     

     

    点検総括・・・シンク下の下水臭は様子見、勝手口の外部ドアノブの亀裂は早急に手配して無償で完了。雨樋の湾曲は見積書作成、基礎化粧モルタルのヒビ割れは後日対応となった。

    床下点検をする際、どの畳の下に点検口があるのかを点検スタッフ及びご家族総出で探している様子。子供心からすると、「お家を色々と観察して楽しいし、親も普段と違ってるし自分も参加してみたい」と思っているのかもしれない。手伝ってくれたお子様へ、しゃがんで目線を合わせて「ありがとう」とお礼をすると、お子様たちはまんざらでもない様子だった。

  • お家の点検2年目(基礎表面の白華現象)

    お家の点検2年目(基礎表面の白華現象

    所要時間 50分 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    基礎表面のヒビ割れ、基礎表面の白華現象、屋根、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、クロスの変化、キッチン周り、水漏れ、トイレ、換気システム他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎表面のヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工となってることによってか、ヒビ割れ現象は前回の1年目点検と同様、特に見受けられなかった。

     

    [基礎表面の白華現象]

    現状を改めて確認。基礎周りの内側にある土間コンクリート内の水酸化カルシウムが溶け出して空気中の二酸化炭素に反応し炭酸カルシウムになる現象。前面の郵便ポストが固定されている為、できる範囲で対処することとなった。

    <玄関横 西側及び南側>

    <玄関横 北側>

     

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。当初は下屋だけの点検を予定していたが、脚立を使うと大屋根まで見えると思われた為、下屋で脚立を組み立てて目視点検。

    <下屋>

    <大屋根/下屋>

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [雨垂れ確認]

    外壁材はガルバリウム鋼板仕様(玄関周りは窯業系サイディング仕様)。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。

     

    [クロスの隙間]

    階段口の窓の周囲にクロスのめくれを確認。お客様からの指摘は特に無かった。前回の1年目点検ではクロスの経年変化について説明していた。

     

    [キッチン周り]

    食洗器はほとんど使用されていないご様子。

    食洗器を使用しない期間が長いと、排水口に溜まっている封水が枯渇して下水臭が逆流する事例を紹介。定期的にコップ1杯の水を排水口に注いで頂くよう助言。

     

    [小屋裏点検]

    小屋裏点検を実施。特に異常なし。

     

    [床下点検]

    床下点検を実施。

    特に異常なし。

     

     

     

    点検総括・・・基礎表面の白華現象については後日対応することとなった。

     

    余談ではあるが、お客様から建築中に大工さんに「埋め込みスイッチ」にした方が良いと言われて、そうしてもらったが正解だったと感想を頂いた。壁が凹んでいる位置に設置されていることで左側のインターホンと比べてスッキリ感に違いを感じられたのだろう。

    またシステムキッチンの右横にあるカウンターは、キッチン側からはカウンターや収納利用、加えてダイニング側からも収納が使えることが評価していただけたのか、とても使い勝手が良いとのお言葉をいただいた。うれしい限りである。

  • お家の点検1年目(板張り外壁のメンテナンス)

    お家の点検1年目(板張り外壁のメンテナンス

    所要時間 45分 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、雨垂れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、板張りの外壁、タイル目地、玄関屋根軒裏クロスの変化、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎ファンデーション施工のヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工されているせいか、現段階ではヒビ割れ現象は特に見受けられなかった。

     

    [雨垂れ確認]

    東側(木製)以外はガルバリウム鋼板仕様。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切に施されていると思われる。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [板張りの外壁のメンテナンスについて]

    東側の板張りの外壁材は約1年が経過して下の方が太陽光の紫外線などの影響で少し色あせている状態。業者へ塗装依頼すると約20万円かかることを口頭で説明。

    太陽光(紫外線)が強い時間帯の直射日光を避ける効果のある屋根の形状となっている。塗装は太陽の紫外線や雨などにより経年劣化していく為、定期的に塗料を塗布する必要がある。お客様DIYを想定して板張り用の塗料を提案することとなった。

     

    [タイル目地のヒビ割れ]

    目地の隙間にヒビ割れや欠けが出てきた。

    現状を確認。対策を検討することとなった。

     

    [玄関屋根軒裏の模様]

    玄関の天井に数多くの丸い模様が浮き出てきた。

    現状を確認。東側の屋根軒裏も同じ施工であったが同様の現象は見受けられず、原因は不明だった。改めて塗装することとなった。

     

    [トイレ]

    床材は水に強い塩化ビニール製のクッションフロア仕様。特に異常なし。

     

    [水漏れ検査]

    給排水管からの水漏れの有無を確認。収納の陰になることで給排水管からの水漏れは発見しにくい為、「水漏れ事例」を知ること、確認する習慣を促した。

     

    [窓のクレセントが掛かりにくいことがあった]

    窓のクレセントが不具合を起こして鍵が掛からない時があった。今は解決済みだそう。

    現状を確認。お客様にお聞きすると、「自然に直った」とのこと。熱い日差しなどで枠材が少し膨張することでクレセントの効きが悪くなったと思われる。

     

     

    点検総括・・・窓のクレセントの不具合(LDK)の現状を確認。タイル目地のヒビ割れ(玄関アプローチ)、玄関屋根軒裏の模様、板張り用塗料の提案に関しては後日対応となった。室内が過乾燥気味のお宅で、加湿器を日常的に点けることで湿度50%をキープしているようであった。健康にはよいとは言えないが、洗濯物が乾きやすい室内環境でもある。洗面脱衣室以外にも各居室にも洗濯物を干す器具が取り付けられていることで「平屋」という限られた空間を有効活用しているようであった。

  • お家の点検2年目(クロスの隙間)

    お家の点検2年目(クロスの隙間

    所要時間 60分 曇り

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    基礎表面のヒビ割れ、屋根、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、クロスの変化、キッチン周り、水漏れ、トイレ、換気システム、小屋裏、床下他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎表面のヒビ割れの有無]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅はファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工となっていることによってか、ヒビ割れ現象は前回の1年目点検同様、特に見受けられなかった。

     

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。屋根材はガルバリウム鋼板仕様。

    屋根には太陽光パネルが搭載されている。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切に施されていると思われる。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [クロスの隙間]

    クロスの召し合わせ部分に隙間が出てきた。

    現状を確認、天候や室内の湿度環境等によっ木部が伸縮、ボードの動き、クロスの追随等の一連の流れによって起こり得る現象となる。今回はコークボンドを忘れた為、点検が終わった後に取りに戻ってコークボンドを充填することとなった。

    <リビング>

    <2階居室>

     

    [水漏れ確認]

    水漏れの有無を確認。現在は特に異常なし。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等による水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

    シンク下にある白い容器が定位置ではなかった為、蛇腹ホースの真下に移動させた。

     

    [床下点検]

    床下点検を実施。特に異常なし。

     

    点検総括・・・クロスの浮き(1階トイレ、階段)の件はご説明差し上げ、様子見となった。クロスの隙間(LDK、2階居室)については点検後に対応した。便器と床の間のコーキング充填でホコリの侵入を防いだり、シンク下の排水管の周囲へのパテ処理で下水臭の逆流や虫の侵入を防止したり、その他etc、お客様のDIYの形跡が見受けられた。

  • お家の点検2年目(照明器具の交換)

    お家の点検2年目(照明器具の交換

    所要時間 90分 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    屋根、基礎化粧モルタルのヒビ割れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、土間コンの欠け、クロスの変化、キッチン周り、水漏れ、トイレ、換気システム他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。屋根材はガルバリウム鋼板仕様。大屋根には太陽光パネルが搭載されている。

    カーポート屋根にも太陽光パネルを搭載。そして蓄電池が設置されている。

     

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    基礎化粧モルタルのヒビ割れを確認。引き渡し前にも対処していたが、新たに発生している部位もあった為、改めて対応することとなった。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機で発生する結露水等による設備台・土間コンクリートの汚れを防ぐ配慮。

     

     

    [土間コンクリートの欠け]

    側溝の縁の土間コンクリートが欠けている。

    現状を確認。電柱と側溝の間の土間コンクリートが少し欠けている状態であった。端の部分の欠け・ヒビ割れは起こり得る現象でもあるが、能登半島地震の影響もあることを説明し理解して頂いた。

    向かいの家の横の電柱付近は液状化現象が発生し砂が噴出しているところもあったようだが、こちら側のでんちゅうには液状化現象はなく、土間コンクリートのヒビ割れが少し発生た程度であった。工事開始前の地盤調査等では「前面道路を境にして地盤の固さの違い」があったことを説明。

     

    [配管の露出]

    配管が露出している状態を確認。将来的な劣化(太陽の紫外線などの影響)を考えると、北側で太陽光が当たりにくい場所ではあるが、地中に埋めるなど何らかの処置が必要と思われる。

     

    [クロスの変化]

    天井クロスの浮きや入隅の隙間を確認。クロスの経年変化について説明すると、お客様は理解されていた。

     

    [照明器具の交換について]

    将来的に電球が切れた際、どのように電球を交換すればよいのか?

    現状を確認。この照明器具は電球と器具が一体型になっていること、器具を外す時は垂直に下げて支えているバネを緩めることで簡単に取り外しが可能であると説明。

     

    [床下点検]

    床下点検を実施。

     

     

    点検総括・・・土間コンクリートの欠け、クロスの変化、照明器具の交換、エアコンの設置場所、洗濯機の乾燥時に下水臭の逆流についてはそれぞれ当日にご説明した。基礎化粧モルタルのヒビ割れについては後日対応となった。洗濯機で乾燥させると下水臭が発生する件だが過去の事例を調べると似たような事例が数件あった。いずれも施工時の排水工事は正常であるが、使われる家電製品の仕様によってそのような事象が発生していると推測される。「何が原因なのか、改善策はあるのか?」、点検現場で応答に困る場面もある為、多くの事例に接してリアルタイムな助言を体得していきたい。

  • お家の点検1年目(基礎化粧モルタルのヒビ割れ、)

    お家の点検1年目(基礎化粧モルタルのヒビ割れ、

    所要時間 115分 雨

    スタッフ 砂田、社長、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、雨垂れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、クロスの隙間、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    基礎の表面に施されている化粧モルタルにヒビ割れが発生している状態を発見。2年目点検まで様子見となる。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切に施されていると思われる。

     

    [換気計画]

    第1種換気システム(機械給気・機械排気)でONの状態。フィルターの現状を検査。

     

    [水漏れ検査]

    給排水管からの水漏れの有無を確認。収納の陰になることで給排水管からの水漏れは発見しにくい為、「水漏れ事例」を知ること、確認する習慣を促した。

     

     

    点検総括・・・配管の目隠しキャップのズレ、引き戸の調整は当日に対応、基礎化粧モルタルのヒビ割れ、内装塗装のヒビ割れ、外壁コーナーの仕上がりについては2年目点検まで様子見、その他のご要望に関しては見積書を提出することとなった。

  • お家の点検1年目(エアコンから水漏れ)

    お家の点検1年目(エアコンから水漏れ

    所要時間 30分 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、雨垂れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、クロスの隙間、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工されているせいか、現段階ではヒビ割れ現象は特に見受けられなかった。

     

    [基礎の貫通跡]

    配管周囲のモルタル処理は適切に施されていると思われる。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。

     

    [エアコンから水が垂れる]

    エアコンから水漏れがあったとのこと。本体に赤い跡が残っている。

    現状を確認。エアコンから水が漏れる原因にはドレンホースの詰まり等がある。対処することとなった。

     

     

    [巾木のはつれ]

    巾木がはつれている。

    現状を確認。ボンド剤が剥がれてしまった状態であった。対処することとなった。

     

    [コンセントのぐらつき]

    コンセントカバーが外れやすいのでは?

    現状を確認。カバーを取り外して裏面を確認。特に異常はなかった。

     

     

    [キッチン周り]

    食洗器は使用されていないご様子。食洗器を使用しない場合は排水口に溜まっている封水が蒸発することで下水臭が逆流する事例を紹介。定期的にコップ1杯の水を注いで頂くよう助言。

     

     

    点検総括・・・コンセントのぐらつきは当日に対応、LDKのクロスの隙間は2年目点検まで様子見、その他の巾木のはつれ、エアコンから水が漏れる件に関しては後日対応となった。お客様は全国をまわる仕事なので自分の部屋は必要ないとのこと、各々が自分なりの生活パターンがあり、時間を共有しなくても同じ場所を共有していればよいそうだ。今回の点検現場では特に印象に残ったお言葉だった。

  • お家の点検2年目(基礎化粧モルタルのヒビ割れ)

    お家の点検2年目(基礎化粧モルタルのヒビ割れ

    所要時間 30分 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。

     

    【点検箇所】

    基礎化粧モルタルのヒビ割れ、玄関タイルの白華現象、屋根、基礎の貫通跡、雨垂れ、キッチン周り、水漏れ、トイレ、換気システム、小屋裏、床下他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    基礎化粧モルタルのヒビ割れを改めて確認。前回1年目点検では2年目まで様子見となっていた為、将来的なヒビ割れ拡張を防止する為に対処することとなった。

    [玄関タイル目地の白華現象]

    玄関タイルの目地から土間コンクリート内の水酸化カルシウムが溶け出して空気中の二酸化炭素に反応し炭酸カルシウムになる白華現象を確認。今回は記録となった。

     

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。屋根材はガリバリウム鋼板仕様。

     

    [室外機の排水経路]

    室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生)のを防ぐ配慮。

     

    [水漏れ確認]

    水漏れの有無を確認。現在は特に異常なし。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等による水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

     

    [小屋裏点検]

    小屋裏点検を実施。特に異常なし。

     

     

     

    点検総括・・・玄関タイルの白華現象は様子見、基礎化粧モルタルのヒビ割れに関しては後日対応となった。お客様宅ではペットを飼っているためお客様が不在時でもエアコンを稼働させている。お客様宅では電気代高騰対策としてシェア電気を導入されており、ランニングコストを抑えることに貢献しているご様子。他の事例ではイージーソーラーを導入されているお客様もいた。思い起こすとペットを飼っているお客様宅では太陽光発電を導入されている方が多いとふと感じた。

  • お家の点検1年目(キッチンの引き出しがグラグラする)

    お家の点検1年目(キッチンの引き出しがグラグラする

    所要時間 70分 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。

     

    【点検箇所】

    雨垂れ、基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、基礎表面の白華現象、基礎の貫通跡、グレーチングの変形、壁等のキズ・へこみ、テレビ配線口、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [基礎表面の白華現象]

    基礎周りの内側にある土間コンクリート内の水酸化カルシウムが溶け出して空気中の二酸化炭素に反応し炭酸カルシウムになる現象。2年目点検まで様子見となった。

    [グレーチングの変形]

    車が浸入しグレーチングを踏むと音が非常に大きい。騒音を抑えるためにグレーチング同士をビス固定させたりしているが、隙間が原因なのだろうか?

    現状を確認。グレーチングが納まっている端の高さが水平でないことが原因と考えられるた。凸凹のある面を削って水平にすることで改善すると思われる。

     

    [テレビ配線口の切り替え]

    テレビ配線のコード(アンテナケーブル)の1本を下に接続したが、子供がイタズラ(口に含ませる等)するので危険。

    現状を確認。配線コードの差し込む位置を切り替えることとなった。

     

    [窓ロックのイタズラ防止]

    子供がベッドで立ち上がって窓のロックを外すことがある。

    現状を確認。チャイルドロックのようなアイテムの有無を調べることとなった。

     

    [引き出しがグラグラする]

    引き出しが最後まで閉まらない。

    現状を確認。炊飯器が後ろに当たることで引き出しが最後まで閉まらなかったことが判明。炊飯器を少し前に移動させると改善されたが、引き出しが最後まで閉めた際に固定されずにグラグラする状態であった。対処することとなった。

     

    [キッチン]

    蛇腹ホースの収納時に引っ掛かりがある。

    現状を確認。浄水器を取り付けたことで蛇腹ホースを元に納める際にシンク下の蛇腹ホースが引っ掛かることで発生する現象と判明。対処することとなった。

     

     

     

    点検総括・・・基礎表面の白華現象は2年目点検で再チェック、井戸水配管を上水道に切り替え、グレーチングの変形、キズや凹みの補修(外部・内部)、タオル掛けのはずれ、テレビ配線口の切り替え、窓ロックのチャイルドロック、キッチンの引き出しが最後まで閉まらない、キッチンの引き出しがグラグラする、照明器具の点滅、浄水器の水切れが悪い、浄水器のフィルター交換、キッチン蛇腹ホースの引っ掛かりは後日対応となった。

  • お家の点検5年目(5年目にして初点検)

    お家の点検5年目(5年目にして初点検

    所要時間 70分 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    5年目点検・・・・・・保証書に基づき、保証期限の到来する部材等を主に注視検査。また今後のメンテナンスについてお客様からの聞き取り及び応答。

     

    【点検箇所】

    雨水枡・汚水桝、基礎化粧モルタルのヒビ割れ、屋根、給湯機・貯湯ユニット位置、基礎の貫通跡、雨垂れ、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・

     

    ≪一部抜粋≫

    [屋根点検]

    屋根点検を実施。屋根材はガリバリウム鋼板仕様。長ハシゴは大屋根に直接掛けるのではなく、下屋から大屋根に上がれる屋根構造となっている。

     

    [基礎化粧モルタルのヒビ割れ]

    基礎化粧モルタルのヒビ割れを確認。将来的なヒビ割れ拡張を防ぐ為に対処することとなった。

     

     

    [雨垂れ確認]

    外壁材は窯業系サイディング仕様。雨垂れは特に目立っていなかった。

    ベンドキャップの真下や周囲が黒く汚れる現象。汚れの範囲が広いのは洗濯物を乾かす際の浴室暖房乾燥機の使用頻度が高いことによる排気(衣類の繊維ゴミにカビが発生)量の多さもあると思われる。

     

     

    [吊り戸の下がり]

    吊り戸の開閉時に異音がするとのことなので現状を確認。吊り戸の台車の高さを少し上げて補正。

    また、吊り戸を開けた際に軌道の終点まで開かなかった。そこでカバーを外すと吊り戸を支えるレールが少し傾いている状態を発見。お客様から指摘のあった「壁紙が貼れていない箇所がある」というのは部材が傾くことで下地が見える意味と判明。「ビスを打ち直す等を試みたが下地が無かった為、改めて対処することとなった。

     

    [水漏れ確認]

    給排水管からの水漏れの有無を検査。特に異常なし。排水管の接続部分にあるパッキン材の劣化等により水漏れが発生することもある為、起こり得る現象を理解して頂いた。

     

     

    [浴室換気乾燥機のフィルタが欲しい]

    お客様が取り出されたフィルタ。汚れを取り除いて定位置に戻そうとしたが、フィルタの枠が変形しており正常に納めることができない状態。新たに取り寄せることとなった。

     

    点検総括・・・吊り戸の開閉の際の異音は当日対応、将来の駐車スペースについては聞き取り、その他の基礎化粧モルタルのヒビ割れ、吊り戸のレール下がり、浴室暖房乾燥機のフィルタの破損の交換見積書、床下点検は後日対応となった。増改築に関しては点検候補から外していたが、手違いで点検候補に入れてしまったことから、今回5年目にして初めての点検に至った。結果的には点検を通じてお客様との繋がりを確認でき当社を少しでも好意的に思ってもらえた意味でも有効であった。