クロスの隙間等を発見。コーナー部分のクロス施工では下地・クロスの伸縮・追随等を想定して「切る」施工になっています。そのコーナーの隙間を埋める為にコークボンドが充填されており、経年変化等でコークボンドが劣化して隙間が開いてくることがありますが、構造上は特に問題はありません。
[LDK] [2階居室]
[階段口]

2014年3月29日(土)お家の点検2年目(富山市H邸)
所要時間 13:00~14:59 晴れ
スタッフ 横窪、渡辺
【H邸の紹介】
DIYでレンガを組んでおられるお客様。もちろん、単にレンガを組むだけでなく、全体的な柄やデザインも考えておられますね。出来上がりをひと目見て・・・これはスゴイ!!
そう言えば・・・子供の時、小さなブロックで色んなモノを組み合わせて遊んでいた記憶があります(コレと一緒に考えるのには多少ムリがあるかもしれませんが・・・汗)
[外部水栓] [バーベキュウ用の囲い?]
これはパン焼き器、小麦粉用・米粉用の蒸し器。
今のお住まいを考えられた時、「パン教室」というキーワードもありました。着々とパン教室開催へと準備が整ってきているそうですね。
今の時期、玄関先に飾られているお雛様の置物。センスありますねー♪
背景になっている白い素材(壁材)は多機能なエコカラットとなっています。
Q 玄関ドアの真ん中の鍵が抜けにくくなった。
試しに鍵を差して現状を確認。鍵を抜くときに引っ掛かりがありました。
そこで、鍵穴パウダー(ホームセンターで販売)を鍵に吹き付けしました。その後に鍵を鍵穴に数回出し入れして鍵穴にも潤滑剤が行き渡らせることで摩擦が少なくなりました。もっと手軽にできる方法では鉛筆の芯(黒鉛)に鍵を擦り付けることで潤滑剤の代わりになる事例も合わせて紹介。
また、鍵穴と鍵を滑らかにする目的でCRC等の潤滑油を使う場合、ホコリ等が付着するので避けたほうが良いと思われます。場合によっては鍵を濡らしたまま使うこともあるかと思いますが、錆等の発生原因にもなることがあるので鍵は拭いて(乾いた状態で)使って頂くようお願いしました。
Q 扉を開けてもストッパーにくっ付かず、自然に扉が閉まってくる。
A 現状を確認。ドアストッパーはマグネット式になっていますが、扉を開けたままにしようと最大に開けてもマグネットが効かない(扉を固定できない)状態でした。
[リビング]
そこで、扉を取り外して後から丁番も取り外しました。数回ほど扉と枠材の丁番の位置を合わせながら扉が下がり過ぎないように補正。下がりすぎると開閉時に扉の底部が床を擦る可能性があります。
扉を開閉しても床面を擦らないよう、マグネットが反応(カチッと立ち上がる)するよう、マグネットの位置を微調整しながらビスを留めました。
最後にお客様へ扉の開閉・固定状態を確認して頂きました。カチッとくるところはさすが職人技ですね!!