お家の定期点検は、様々な箇所を診断して、起こっている現象(劣化・損耗も含む)に対応したり、起こり得る現象を未然にお知らせして、防止に努めています。
お客様のお家。住宅ローンを毎月支払う資金面から考えると「高額なお家の購入は一生モノ」ですが、住み続ける住まいの面から考えると「半永久ではなく、時々にメンテナンスが必要なモノ」となります。
人間の場合、自然治癒力やお薬、手術等といった方法・処方で、ケガや病気をしても回復しますが、お家の場合は、消耗・摩耗・劣化していくと部材の取替え等が必要になってきます。
破損等の事例を体験してしまうと部材の交換等で費用が発生しますが、そのような現象をあらかじめ予測して遅らせる(耐用年数を延ばす等々)事はメンテナンスを施す事で可能となります。
「不都合・不具合に感じた時がメンテナンスの始まり」というフレーズ。点検現場からの体験談でもあります。でも、ドライバーやコークボンド&タオル、ハンマーを手に・・・は、機会や後押しが無いとなかなか出来ないと思われます。
今回の点検は5年目。過去に1年目、2年目と点検を実施していますが、お客様の関心が一番強いのは5年目のようです。
私たち点検スタッフも5年目を視野に入れて、1年目と2年目点検がもっと充実したものになるように取り組んでいかなくては・・・と気持ちを新たにしています。