4本のポーチ柱の底部(土台)にはステンレス製の支柱が施してあります。
4本のうち、2本(北側から順に)をピックアップ。ステンレスはサビないことで知られていますが、表面にはサビ(もらいサビ※2)が発生していました。
素材自身は問題ないのですが、周辺環境からの影響も考えられます。
※2 ステンレスは「サビない」ではなく、「サビにくい」金属。サビにくいのは含有しているクロムが酸素と結合し、表面に酸化皮膜を形成、この皮膜がサビを防ぐ役割となっているようです。
したがって、表面にキズがついても空気中の酸素に触れている間は自己再生します。
もらいサビは、表面に異種金属が付着して、その金属がサビることで、ステンレスがサビた
ように見える現象。これが放置され、付着している箇所に酸素が触れないままになると内部に侵食、ステンレス自身のサビにつながることもあるそうですね。
(参考/㈱サステックhttp://www.sustec.co.jp/category/1199612.htmlより抜粋)