点検ブログ

  • 【カーペットの下のゴム跡】8月30日(土) 定期点検2年目(富山市I邸)

    Q マットの裏のゴムが床に付いてしまった。
    A 現状を確認。でも今回は、該当箇所を撮り忘れてしまいました(泣)ごめんなさい!でも、気をつけなきゃイケナイ場所である事は事実です。
      ゴム汚染(※1)(6月20日のT邸の【クッションフロアの変色】)ですね。床とゴムの間にシートを入れておけば、跡は付くことがないと思われます。
      実は・・・私も似たような経験があります。お家でスピーカーの足の裏に付いているゴムが床に付いてしまって、拭いてもこすっても取れなくなってしまいました(笑)
    01_I_ゴム跡_01

    ※1 ゴム汚染や移行汚染。ネットで検索しても様々な注意喚起がありますね。
       一部の塗料やゴムには「成分により、床材を変色させる(時間が経った後にも)」事があるので、直接な接触は避けたほうが良いそうです。
       その成分というのは、可塑剤(かそざい)(※2)や可溶性の着色剤で同時に移行するようです。
       これを防ぐには、移行しない木製やポリエチレン等の足カバーを敷いたり、紙や布切れをクッションにしたほうが良いと思います。
    ※2 可塑剤っていうのは、主に塩化ビニル樹脂(塩ビ)を中心としたプラスチックに柔軟性を与える添加剤です。[シージーエスター(http://www.cgester.jp/ab_pla/topadd.htm)より引用]
       塩ビそのものは常温ではとても硬い樹脂ですが、加工時に可塑剤を加えることによって、ビニールホース等の柔らかい製品を作る事ができるそうです。

    お家には必ず配置する家具。机や椅子等の脚に滑り止めとして付いているゴムキャップやキャスター。
    フロア加工していない床材や人工大理石にも移行し、「何を使っても落ちない」のが欠点です。
    たまに自動車のタイヤや自転車を床の上に置くこともありますが、これも同様に変色の原因になります。
    何だか、難しいです。可塑剤工業会のホームページ(http://www.kasozai.gr.jp/)もあるようですね。