点検ブログ

  • 【クロスの隙間】9月14日(火) 定期点検1年目(富山市M邸)

    お部屋や階段口のコーナー部分のクロスに隙間が発生する現象です。季節や天候、室内外の湿度変化によって下地材が伸縮することで起こります。
    新築して数年(2年目が目安)は木部の調湿作用が大きく、季節によって隙間が開いたり閉じたりしています。お家の立地や生活スタイル(水蒸気の発生)によっては、必ずしも起こり得る現象とは限らない事例もあります。
    お客様宅の冷暖房機器はエアコン。除湿機能によって室内の湿度が下がり、これにより木部に含まれていた水分が放出され、縮んで隙間が開いたものと思われます。
    [外壁側]
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    [内側]
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    隙間が目立たないように水性アクリル系のコークボンドを充填している様子。はみ出た箇所はタオルで拭き取りしています。
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    お客様によるDIYでも手軽にできますので、これからのメンテナンスの一環としてのマメ知識ですね。
    コークボンドはホームセンターで購入できます。
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    今回は補修しましたが、コークボンドの耐用年数※1(貯蔵安定性/性能が維持する期間)もあり、室内環境(日当りや湿度等)によって変化の現れ方も違ってきますので、再度隙間が開いた時は同じように充填することになります。

    ※1 参考【壁クロス】2009年5月2日(土) 定期点検5年目(射水市M邸)