点検ブログ

  • 【クロスの隙間等】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    Q クロスに隙間が開いている。
    [2階居室]
    12_TM02_クロスの隙間等_01.jpg12_TM02_クロスの隙間等_02.jpg

    A 現状を確認。コーナー部分のコークボンドが経年変化等でプチプチ状になっていました。新築時のクロス施工は湿度変化によって下地材が伸縮すると、石膏ボードの表面に貼ってあるビニール製のクロスも変化します。クロスの動きに備えてコーナー部分はあらかじめ「切る施工」になっています。
    「曲げる(折り返す)施工」の場合、クロスが変化することで「よじれ」等が発生することもあり、跡がついてしまうこともあります。
    [階段口]
    12_TM02_クロスの隙間等_03.jpg12_TM02_クロスの隙間等_04.jpg

    そこで、現場の施工ではあらかじめコーナーに隙間を開けて「クロスの伸縮に対応」させて、その隙間部分にコークボンドを充填しておくことで見栄えが良くなるように保っています。
    ただし、コークボンドにも耐用年数がありますので、数年後にはまた同じ現象(隙間が開く)になることもありますので、DIYでお手入れして頂くようお願いしました。