Q 手すりが少し動く(西側のほうが動く幅が大きい)
A 現状を確認。天候の湿度変化等によって木である「ほぞ※1」が少し収縮(調湿機能)したものと思われます。
[建物正面/北側]
※1 木材同士を接合する時、一方の材に開けた穴にはめ込む為、他方の材の一端に作った突起。
工事中はキッチリと入るように施されていましたが、木の収縮等によって接合部分に僅かな隙間が発生したものと思われます。構造上は特に問題ないのですが、さらに固定する場合は斜めに釘を打ち込みことになります。
また、定期的な塗装をすることで木の色合いや美しさ・強度等が保たれます。北面で屋根の下に手すりがあるので経年劣化等の進度は遅くなりますが、起こり得る現象を想定して頂くようお願いしました。