ドアの開閉速度が速かったので、ドライバーでドアクローザー(※1)を調整。
調整方法はドアクローザーに貼ってありますが、よく分からないと思います。いずれ、お客様ご自身で調整(※3)できるように解説しました。
※1 ドアクローザーの役割には「ドアを自動で閉める」、「閉まる直前は、ゆっくり閉めることで指等を挟まないようにする」という安全装置のような働きがあります。
このクローザーは油圧式(※2)です。年月の経過や季節(特に夏と冬)の気温の変化等に
よって中に封入されている油の状態が変化する為、調整する事が必要となってきます。
※2 閉まる時の速さ・勢いを抑えてくれる装置に封入されている油です。
(参考/ドアクローザーとは?http://manmarry.com/door/より抜粋)
※3 今回は2バルブ型の仕様。(他に1や3バルブ型があります)。それぞれが調整ネジの数で違っています。2バルブ型の場合、第1速度(A)と第2速度(B)とに分かれており、Aは閉まり始めから閉まる間際(全体の軌道の8割)まで、Bは閉まる間際から閉まる(残りの2割)までの距離となっています。
(参考/エクステリアの豆知識http://www.tesshi-e.com/genkan_tyousei.htmlより抜粋)
時計回りに回すと閉じる速度は遅くなり、反時計回りの場合は速くなります。DIYで調整する時はドライバーで回す?回転?させる目安は数ミリ程度なので、回し過ぎには注意して下さい。
また、調整方法が書かれているシールは、ほとんどの建具(数年前から?)に貼られていると思います。
探してみるのも良いかもしれませんね。