お家の点検5年目()
所要時間 70分 晴れ
スタッフ 前根、渡辺
5年目点検・・・・・・保証書に基づき、保証期限の到来する部材等を主に注視検査。また今後のメンテナンスについてお客様からの聞き取り及び応答。
【点検箇所】
雨水枡・汚水桝、基礎化粧モルタルのヒビ割れ、屋根、給湯機・貯湯ユニット位置、基礎の貫通跡、雨垂れ、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・
≪一部抜粋≫
[屋根点検]
屋根点検を実施。屋根材はガリバリウム鋼板仕様。長ハシゴは大屋根に直接掛けるのではなく、下屋から大屋根に上がれる屋根構造となっている。
[基礎化粧モルタルのヒビ割れ]
基礎化粧モルタルのヒビ割れを確認。将来的なヒビ割れ拡張を防ぐ為に対処することとなった。
[雨垂れ確認]
外壁材は窯業系サイディング仕様。雨垂れは特に目立っていなかった。
ベンドキャップの真下や周囲が黒く汚れる現象。汚れの範囲が広いのは洗濯物を乾かす際の浴室暖房乾燥機の使用頻度が高いことによる排気(衣類の繊維ゴミにカビが発生)量の多さもあると思われる。
–ここから
玄関ドアの内側は太陽の紫外線や塩害の影響が少ないことで、製品本来のキレイな表面となっている。塩害を放置するとさらに玄関ドア内部に侵食する可能性がある為、新たな表面塗装を勧めた。見積書を提示することとなった。
[玄関周囲]
玄関タイルやアプローチの表面材の剥がれや浮きなどを発見。今後の補修について説明。
[勝手口ドア]
ドアが開閉しにくい時があり、それ以来開閉していないとのこと。現状を確認。上と下にロックがある仕様となっている。メーカーによっては施錠方法が異なっていることもあり、試行錯誤しながら具体的な開錠方法を見つけた。ロックを回すと鎌状の部材が飛び出る仕組み。シリコンスプレーを吹き付けして摩擦を軽減しロックを掛けやすくなるよう改善。
[LDK]
ダウンライトの電球を取り替えたいが探しても見つからなかったとのこと。現状を確認。室内のダウンライトの電球を見ると、電球が切れたことで数カ所が抜いてある状態。切れた電球を持ち帰って調べることとなった。
[キッチン]
またキッチンが暗かった為、リビングの電球1個をキッチン側に移動させた。
点検総括・・・点検枡・通気菅の油脂等の溜まり、勝手口のドアが開けにくい件については当日対応、外壁に藻が発生、クロスのヒビ割れ、コウモリの物音等はご説明さしあげた。残りの基礎化粧モルタルのヒビ割れ、外壁材・シーリングの経年劣化、玄関ドアの表面材の剥がれ、玄関タイル・アプローチのヒビ割れ、ダウンライトの電球については見積書を提示し別日対応となった。
今回の点検では前回の10年目点検と比べて建物のメンテナンスに関する話題が多く、ゆっくりと話が出来てよかった。10年目点検を過ぎても今後も定期的に有料点検を受けたいという声も多く、こうしたメンテを通じてこれからも会社の信頼を上げていきたい。