お家の点検1年目(板張り外壁のメンテナンス)
所要時間 45分 曇り
スタッフ 砂田、渡辺
1年目点検・・・・・・内外の目視検査中心。
【点検箇所】
基礎ファンデーション施工のヒビ割れ、雨垂れ、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、板張りの外壁、タイル目地、玄関屋根軒裏クロスの変化、換気システム、トイレ、キッチン周り、水漏れ他・・・
≪一部抜粋≫
[基礎ファンデーション施工のヒビ割れの有無]
基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工されているせいか、現段階ではヒビ割れ現象は特に見受けられなかった。
[雨垂れ確認]
東側(木製)以外はガルバリウム鋼板仕様。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。
[基礎の貫通跡]
配管周囲のモルタル処理は適切に施されていると思われる。
[室外機の排水経路]
室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。
[板張りの外壁のメンテナンスについて]
東側の板張りの外壁材は約1年が経過して下の方が太陽光の紫外線などの影響で少し色あせている状態。業者へ塗装依頼すると約20万円かかることを口頭で説明。
太陽光(紫外線)が強い時間帯の直射日光を避ける効果のある屋根の形状となっている。塗装は太陽の紫外線や雨などにより経年劣化していく為、定期的に塗料を塗布する必要がある。お客様DIYを想定して板張り用の塗料を提案することとなった。
[タイル目地のヒビ割れ]
目地の隙間にヒビ割れや欠けが出てきた。
現状を確認。対策を検討することとなった。
[玄関屋根軒裏の模様]
玄関の天井に数多くの丸い模様が浮き出てきた。
現状を確認。東側の屋根軒裏も同じ施工であったが同様の現象は見受けられず、原因は不明だった。改めて塗装することとなった。
[トイレ]
床材は水に強い塩化ビニール製のクッションフロア仕様。特に異常なし。
[水漏れ検査]
給排水管からの水漏れの有無を確認。収納の陰になることで給排水管からの水漏れは発見しにくい為、「水漏れ事例」を知ること、確認する習慣を促した。
[窓のクレセントが掛かりにくいことがあった]
窓のクレセントが不具合を起こして鍵が掛からない時があった。今は解決済みだそう。
現状を確認。お客様にお聞きすると、「自然に直った」とのこと。熱い日差しなどで枠材が少し膨張することでクレセントの効きが悪くなったと思われる。
点検総括・・・窓のクレセントの不具合(LDK)の現状を確認。タイル目地のヒビ割れ(玄関アプローチ)、玄関屋根軒裏の模様、板張り用塗料の提案に関しては後日対応となった。室内が過乾燥気味のお宅で、加湿器を日常的に点けることで湿度50%をキープしているようであった。健康にはよいとは言えないが、洗濯物が乾きやすい室内環境でもある。洗面脱衣室以外にも各居室にも洗濯物を干す器具が取り付けられていることで「平屋」という限られた空間を有効活用しているようであった。