お家の点検2年目(基礎表面の白華現象)
所要時間 50分 曇り
スタッフ 砂田、渡辺
2年目点検・・・・・・内外の注視検査中心で打診等により詳細に点検。1年目点検履歴を考慮し、保証書及び点検リストの項目の説明。
【点検箇所】
基礎表面のヒビ割れ、基礎表面の白華現象、屋根、給湯機・貯湯ユニット、基礎の貫通跡、室外機の排水経路、雨垂れ、クロスの変化、キッチン周り、水漏れ、トイレ、換気システム他・・・
≪一部抜粋≫
[基礎表面のヒビ割れの有無]
基礎表面のヒビ割れの有無を確認。お客様宅ではファンデーション(基礎仕上用弾性塗材)施工となってることによってか、ヒビ割れ現象は前回の1年目点検と同様、特に見受けられなかった。
[基礎表面の白華現象]
現状を改めて確認。基礎周りの内側にある土間コンクリート内の水酸化カルシウムが溶け出して空気中の二酸化炭素に反応し炭酸カルシウムになる現象。前面の郵便ポストが固定されている為、できる範囲で対処することとなった。
<玄関横 西側及び南側>
<玄関横 北側>
[屋根点検]
屋根点検を実施。当初は下屋だけの点検を予定していたが、脚立を使うと大屋根まで見えると思われた為、下屋で脚立を組み立てて目視点検。
<下屋>
<大屋根/下屋>
[室外機の排水経路]
室外機から発生・ドレン穴から排出される結露水によって設備台・土間コンクリートが汚れる(藻の発生等)のを防ぐ配慮。
[雨垂れ確認]
外壁材はガルバリウム鋼板仕様(玄関周りは窯業系サイディング仕様)。雨垂れ跡は特に目立っていなかった。
[クロスの隙間]
階段口の窓の周囲にクロスのめくれを確認。お客様からの指摘は特に無かった。前回の1年目点検ではクロスの経年変化について説明していた。
[キッチン周り]
食洗器はほとんど使用されていないご様子。
食洗器を使用しない期間が長いと、排水口に溜まっている封水が枯渇して下水臭が逆流する事例を紹介。定期的にコップ1杯の水を排水口に注いで頂くよう助言。
[小屋裏点検]
小屋裏点検を実施。特に異常なし。
[床下点検]
床下点検を実施。
特に異常なし。
点検総括・・・基礎表面の白華現象については後日対応することとなった。
余談ではあるが、お客様から建築中に大工さんに「埋め込みスイッチ」にした方が良いと言われて、そうしてもらったが正解だったと感想を頂いた。壁が凹んでいる位置に設置されていることで左側のインターホンと比べてスッキリ感に違いを感じられたのだろう。
またシステムキッチンの右横にあるカウンターは、キッチン側からはカウンターや収納利用、加えてダイニング側からも収納が使えることが評価していただけたのか、とても使い勝手が良いとのお言葉をいただいた。うれしい限りである。